アルゴナウタイのモプソスとは? わかりやすく解説

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アルゴナウタイのモプソス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 05:36 UTC 版)

モプソス」の記事における「アルゴナウタイのモプソス」の解説

このモプソスは、アムピュクスとニュムペー(しばしばクローリスと言われる)の間にできた息子で、テッサリアー地方生まれたラピテース族の1人である。彼は預言者占い師で、最も古い彼の名の記述オリンピア見つかったおよそ紀元前600-575年頃戦士の盾の紐に書かれいたものである。シケリアのディオドロスによると彼はトラーキア人の司令官で、トロイア戦争よりかなり前の時代の人である。スキュタイ人のシピュロスと共にリュクールゴスによってトラーキアから追放された。その後、彼らはリビアアマゾーン戦い女王ミュレネーを殺し残ったアマゾーンたちを追い回したペイリトオス結婚式呼ばれた際はケンタウロスたちと戦ったモプソスアルゴナウタイ参加した戦士1人だった。彼は鳥の言葉理解することができ、その占い能力アポローンから授かったものであったという。彼はイアーソーンの父の葬送競技参加し競った。しかしメデューサの血から生まれた毒蛇噛まれ死んだ魔法使いメーデイアでさえ、彼を助けることはできなかった。アルゴナウタイたちは彼の死体を海の近く埋め記念碑立て、のちに神殿建設された。 オウィディウスは彼をカリュドーンの猪狩り参加した戦士数えている。

※この「アルゴナウタイのモプソス」の解説は、「モプソス」の解説の一部です。
「アルゴナウタイのモプソス」を含む「モプソス」の記事については、「モプソス」の概要を参照ください。

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