アラバスター一味
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 04:52 UTC 版)
「アラバスター (漫画)」の記事における「アラバスター一味」の解説
アラバスター 元金メダリストで、本名はジェームズ・ブロック。 スーザンにはめられて刑務所生活を送り、出所後にF博士の光線銃で自らを変貌させアラバスターを名乗る。自らの屋敷・奇顔城をアジトに、美への徹底的な復讐のための犯罪を開始する。卓越した身体能力の持ち主で、相手の動きに合わせて指先で礫を放つことで強力なカウンター攻撃を行える、など怪物じみた面が多い。奇顔城の最終決戦では、亜美を取り戻して共に脱出しようとするカニ平の前に立ちはだかり、光線銃で彼を殺害しようとするが、ゲンの子分が放った礫で光線銃を落とし自ら透明化光線を浴びてしまい死亡した。 小沢亜美 F博士の孫娘。 妊娠中の母親が祖父の実験台にさせられたため、自らは皮膚が透明になった状態で生まれ、成長に従い透明度が増して現在では両目以外は透明となっており、人前では白粉を塗ってそれを隠していた。F博士の裁判を担当した小沢検事の養女となり、日本で育った。 当初はアラバスターのやり方を拒んでいたが、ロックに辱められたうえにラッカーを全身に塗られるという屈辱を味わったことがきっかけで、奇顔城の女王となってアラバスターと共に悪事に手を染めていく。 ラスト近くで、『決して壊せない美しさも、この世には有る』ことに気付き、アラバスターにそれを告げる。 ゲン 恵まれない環境で育った不良少年。本名は山形絃哉。弱者に無情な社会への反発から悪事を働いているものの、彼なりの正義感や義侠心はあり、何の罪もない者を虐げるようなことは好まない。強い絆で結ばれた子分が3人いる。 ふとしたことから亜美の正体に気づき、それをネタに悪事の方棒を担がせるが、やがて亜美を愛するようになる。彼女とともに招かれた奇顔城では亜美を巻き込むアラバスターの狂気に、反発を感じていく。
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