アメリカ連邦議会の選挙(あめりかれんぽうぎかいのせんきょ)
アメリカは二院制の国だ。連邦議会は、上院と下院の二院から構成される。下院は、定数が435人だ。任期は2年で、解散はない。「解散がない」のは、アメリカは議員内閣制の国ではないためだ。議院内閣制の国では、議会の解散がある。この点はイギリスや日本と大きく違うところだ。
下院は、各州の人口に応じた議員定数が決められている。選挙権は18歳からで、被選挙権は25歳からだ。また立候補にあたっては、合衆国に7年以上市民として住んでいること、立候補しようとする州の住民であること、などが必要だ。これらはアメリカ合衆国の連邦法で定められている。
アメリカでユニークなのは、各州ごとに選挙権が異なっているところだ。基本的な部分を除けば、選挙権は各州ごとに違っている。これは、アメリカ合衆国が連邦制を採っているためだ。
(2000.10.14更新)
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