アイヌ民族党
アイヌ民族党
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2011年11月20日、アイヌ民族らによる政治団体の結成準備会の発起人代表を務める。同日、名称は『アイヌ民族党』とし、2012年1月21日に結党大会を江別市で開き、2013年の参議院議員選挙で候補を立てる方針が、採択される。2012年1月13日には党の基本理念や基本政策を発表し、1月21日に北海道江別市で開催された党大会で決定した。党大会には約200人が参加。党代表に準備会代表だった萱野が就任し、副代表にはアイヌウタリ連絡会代表を務める宇梶静江らが選出された。また党大会には、ニュージーランドの先住民マオリによる政党・マオリ党の議員を招聘した。他にも、世界先住民族教育会議、AIO(先住者の機会のためのアメリカ人団体)代表、台湾の先住民族シラヤ族など、海外の先住民族とその団体から、結党を祝うメッセージが送られている。 2012年11月25日、第46回衆議院議員総選挙に候補者を擁立することを発表し、北海道9区に党代表代行の島崎直美を擁立した。しかし島崎は落選し、北海道9区は自由民主党新人の堀井学が当選した。 当初、2013年参議院選挙に10人以上の候補者を擁立することと、1人以上を当選させることを目指していたが、2013年5月11日に島崎が離党し、緑の党に移籍。5月13日には代表の萱野志朗が候補の擁立を断念すると発表した。理由は資金難。(毎日新聞北海道版2013年5月14日)。その後も定期的な党大会を実施しており、党組織は2022年現在も存続し続けている。
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