はたゆたか【ハタユタカ】(飼料作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7895号 |
登録年月日 | 2000年 3月 30日 | |
農林水産植物の種類 | とうもろこし | |
登録品種の名称及びその読み | はたゆたか よみ:ハタユタカ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 池谷文夫、濃沼圭一、伊東栄作、野崎國彦、藤田勝見 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「Mi19」を母系とし,「H95rhm」を父系とする交雑品種であり,育成地(宮崎県都城市)における雄穂抽出期及び絹糸抽出期はやや晩生,稈長は長で粒質はD(デント)のサイレージ用品種である。初期生育はやや不良,雄穂抽出期及び絹糸抽出期はやや晩生,稈長は長,稈径は細,着雌穂高及び全葉数は中,葉長はやや短,葉幅やや広である。雄穂長はやや長,枝梗数は中,絹糸色は緑色,雌穂長はかなり長,雌穂径は中,粒列数はやや多,一列粒数はかなり多,穂芯色は桃色,粒質はD(デント),粒色は橙色,胚乳澱粉は通常澱粉,粒型はくさび型,百粒重はやや軽である。倒伏抵抗性及び折損抵抗性及びごま葉枯病抵抗性はかなり強である。「さとゆたか」と比較して,絹糸色が緑色であること,粒列数が少ないこと等で,「P3358」と比較して,枝梗数が多いこと,穂芯色が桃色であること,粒色が橙色であること,百粒重が軽いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,「Mi19」を母系とし,「H95rhm」を父系とする交雑品種であり,平成元年に宮崎県総合農業試験場(都城市)において,両親自殖系統間の検定交配,2年に九州農業試験場畑地利用部(都城市)において,組み合わせ能力検定を行い,3年以降は特性検定試験及び生産力検定等の試験を行い,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「九交B68号」であった。 |
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