つるむ

実用日本語表現辞典

つるむ

共に行動すること、一緒になって行動することを指す語。おおむね好ましからざる行為について用いられることが多い。

（2014年2月25日更新）

デジタル大辞泉

つる・む【交^＝尾む／遊^＝牝む】

読み方：つるむ

［動マ五（四）］雄と雌とが交尾する。つるぶ。「犬が—・む」

つる・む【^▽連む】

読み方：つるむ

［動マ五（四）］連れ立つ。一緒に行動する。「相棒と—・んで歩く」

あがつま語

つるむ

[多]＝連む＝行動を共にする、仲間になる

隠語大辞典

つるむ

1. ①情交を結ぶ。遊牝（つるむ）と書き雌雄交尾すること。孳尾（つがう））ともいう。〔俗〕　②共犯関係を結ぶ。右（※⑴）の連想。〔盗〕

分類 俗／盗／犯罪／一般

つるむ

1. 交合の古語。「神遺方」に「由売豆流美（ユメツルミ）、すべておとこおむな共にまじはるゆめとあり。今、「交尾（つる）む」と当て専ら動物の性交をいふ。

つるむ

1. 連れ、共犯者。〔一般犯罪〕
2. 連れ。共犯者。

分類 犯罪

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

つるむ

出典:『Wiktionary』 (2021/10/15 09:04 UTC 版)

動詞

つるむ

1. 【交尾む・孳尾む・遊牝む】性交する。交尾する。おもに人間以外の動物や虫に対して用いる。
   • ひとびとはその四つ辻に集まり哀しげに犬のつるむを眺め居たり（萩原朔太郎 『ふるさと』）
2. 【連む】仲間といっしょに行動する。
   • • （注意）語義1から派生したできた用法なので、他人の行動に対してこの言葉を用いることは本来失礼にあたる。

活用

語源

「つるぶ」の転

関連語

• かわつるみ