三省堂 大辞林 |
つるり 2 3
(多く「と」を伴って)
(1)なめらかなさま。また、よくすべるさま。
「―とすべって、しりもちをつく」「―とはげ上がった頭」
(2)動作などがなめらかなさま。するり。
「松さんは…その坐を―と抜けて/ぼんち(泡鳴)」
品詞の分類
「つるり」の用例一覧
太宰治 食通 (青空文庫)
か新橋のおでんやで、若い男が、 海老 ( えび ) の鬼がら焼きを、 箸 ( はし ) で器用に 剥 ( む ) いて、おかみに 褒 ( ほ ) められ、てれるどころかいよいよ澄まして、またもや一つ、つるりとむいたが、実に...
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田中貢太郎 おいてけ堀 (青空文庫)
鼻もないのっぺらぼう。それじゃ、こんなので」 老人がそう云って片手でつるりと顔を撫でた。と、其の顔は眼も鼻もないのっぺらぼうになっていた。金太は悲鳴をあげて逃げた。魚籃も釣竿も其のままにして。 底本:「怪奇・伝奇...
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宮本百合子 鼠と鳩麦 (青空文庫)
ちの驚き且つ感歎したのはそのたべようの巧緻さである。鳩麦の、瀟洒な色の、つるりと堅い細長いこまかな殼の胴なかを噛みやぶってみだけ綺麗にたべている。鳩麦の夥しい殼は 空 ( から ) の小...
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