脱毛(だつもう)
抗がん剤は血液を通じて全身にいきわたり、細胞分裂が活発な細胞に作用するため、がん細胞だけでなく、体毛・口粘膜・骨髄などの正常細胞にも作用します。抗がん剤治療による脱毛は、抗がん剤が毛根の毛母細胞に作用するので、脱毛が起こります。抗がん剤を使用して2~3週間で抜け始めますが、使用する抗がん剤の種類や 量・組み合わせなどによって、脱毛の程度は異なります。髪の脱毛は全体的であったり、部分的であったり、髪の毛以外の体毛が抜けることもあります。 治療が終わると、1~2ヶ月で毛が生えはじめ、3~6ヶ月で ほとんど生え揃いますが、新しく生えてきた毛は前と比べて形や性質が違うこともあります。
放射線を照射した場合は、照射を受けた部位の皮膚が炎症をおこし、毛根にまで影響がおよび、照射した部位に脱毛がおきます。放射線治療を開始して2~3週間してから脱毛が始まります。放射線治療が終わって、皮膚の炎症がおさまると、正常な皮膚が復活して、毛根の準備が整い、治療終了後、2~3ヶ月で毛が生え始めます。
放射線を照射した場合は、照射を受けた部位の皮膚が炎症をおこし、毛根にまで影響がおよび、照射した部位に脱毛がおきます。放射線治療を開始して2~3週間してから脱毛が始まります。放射線治療が終わって、皮膚の炎症がおさまると、正常な皮膚が復活して、毛根の準備が整い、治療終了後、2~3ヶ月で毛が生え始めます。
- だつもうのページへのリンク