さくり

デジタル大辞泉

さくり【^×噦り／吃^＝逆】

読み方：さくり

「しゃっくり」に同じ。〈和名抄〉

さくり

［副］

１ たやすく物が切れるさま。また、鋭い刃物などを使って容易に物を切るさま。「メロンを—と切る」

２ 粒の細かい砂や雪などを踏んだり掘ったりするときの音や、そのさまを表す語。「新雪の上を—、—と歩く」「砂糖をスプーンで—とすくう」

さくり【^▽決り／^×抉り／^×刳り】

読み方：さくり

１ 土を掘り起こした所。また、その溝。うね。

２ 流鏑馬(やぶさめ)や笠懸(かさがけ)などの騎射のとき、馬を走らせる道として馬場に掘る浅い溝。馬決(うまざく)り。

日本語活用形辞書

さくり

ラ行五段活用の動詞「さくる」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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さくり

【文語】ラ行四段活用の動詞「さくる」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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抉り、決り

読み方：さくり

ラ行五段活用の動詞「抉る」「決る」の連用形である「抉り」「決り」、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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隠語大辞典

さくり

1. 時計鎖。〔第七類　雑纂〕
2. 〔ス〕鎖の逆語。時計のくさりのこと。
3. 時計の鎖を云ふ。
4. 時計の鎖。名古屋、前橋　掏摸仲間。
5. さりくともいう、時計の鎖。〔掏摸〕
6. くさり（鎖）の倒語。時計のくさりのこと。

分類 ス、掏摸、掏摸仲間

サクリ

読み方：さくり

1. 戒具ノコトヲ云フ。〔第二類　金銭器具物品之部・宮城県〕

分類 宮城県

鎖

読み方：さくり，ざくり

1. 鎖ノコトヲ云フ。〔第二類　金銭器具物品之部・茨城県〕
2. 鎖。〔盗〕〔テ〕
3. 鎖ノコト。
4. 〔犯〕鎖の転倒語。
5. くさり。（鎖）。〔一般犯罪〕
6. 鎖。反転語。〔盗〕

分類 掏摸、泥棒／テキヤ、犯罪、犯罪者、盗／犯罪、茨城県

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ウィキペディア

しゃっくり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/09/24 14:53 UTC 版)

しゃっくり（噦り、吃逆、呃逆、嗝、英語: hiccup）とは、横隔膜（または、他の呼吸補助筋）の強直性痙攣および、声帯が閉じて「ヒック」という音が発生することが一定間隔で繰り返される現象。ミオクローヌス（myoclonus：筋肉の素早い不随意収縮）の一種である。