ミオクローヌスとは? わかりやすく解説

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ミオクローヌス【myoclonus】

読み方:みおくろーぬす

筋の一部、あるいは全体が、突発的に速い不随意運動くり返す状態。大脳・小脳脊髄(せきずい)などの障害生ずる。ミオクロニー


ミオクローヌス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/01 07:42 UTC 版)

ミオクローヌス
分類および外部参照情報
診療科・
学術分野
神経学
ICD-10 G25.3
ICD-9-CM 333.2
DiseasesDB 23053
MeSH D009207
GeneReviews
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ミオクローヌス(myoclonus)、ミオクロニー(myoclonic)、ミオクロニア(myoclonia)は、自分の意志とは無関係な運動を起こす不随意運動の一つである[1]。一般的に病気を指さず、医学記号として用いられる。短い痙攣は完全に正常である。ミオクロニー痙攣(myoは筋肉、clonusは痙攣を意味する)は通常、突然の筋肉の収縮によって引き起こされ、または収縮の消滅によっても引き起こされる。

複数の筋肉群が同時に素早く収縮する。具体的には、急に物を投げるような動作や立っている状態で急に転倒するなどがある。てんかん発作による症候の一つであり、その場合はミオクローヌス発作とも呼ばれる。一方、この現象は正常でもみられることが少なからずある。よくある例は横隔膜呼吸補助筋のミオクローヌスによって生じるしゃっくり(吃逆)である。また、手足のミオクローヌスも睡眠中に起こすことがある(ジャーキング)。

関連項目

脚注

  1. ^ ミオクローヌス”. 2015年9月14日閲覧。




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