がま‐ずみ【莢=蒾】
がまずみ
●わが国の北海道西南部から本州、四国・九州それに朝鮮半島や中国に分布しています。丘陵から山地に生え、高さは5メートルほどになります。葉は倒卵形や卵形から円形で対生し、縁には浅い鋸歯があります。葉柄が10~25ミリと長いのが特徴です。5月から6月ごろ、短い枝先の10センチほどの平らな散房花序に、小さな白色の花をいっぱい咲かせます。果実は9月から10月に赤く熟し、11月には白い粉がふいて甘くなり、食べることができます。別名で「あらげがまずみ(粗毛がまずみ)」とも呼ばれます。
●スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木で、学名は Viburnum dilatatum。英名は Linden viburnum, Linden arrow-wood。
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蒾
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