うきよえ

デジタル大辞泉

うきよ‐え〔‐ヱ〕【浮世絵】

読み方：うきよえ

江戸時代の風俗、特に遊里・遊女・役者などを描いた絵。江戸の庶民層を基盤に隆盛した。肉筆画と木版画があり、特に版画は菱川師宣(ひしかわもろのぶ)に始まり、鈴木春信らによる多色刷りの錦絵(にしきえ)技法の出現によって大いに発展した。代表的作者として、喜多川歌麿・歌川広重（安藤広重）・葛飾北斎などが有名。西洋近代絵画、特に印象派に与えた影響は大きい。

隠語大辞典

浮世絵

読み方：うきよえ

1. 現実の生活状態を描く徳川時代の一画風、特に岩佐又兵衛に始まつた風俗画を指す。

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