『戦旗』における占領地
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アプティック伯国12の惑星を有する。帝国暦955年、「幻炎」作戦により併合され、代官が派遣されるまでの間、ラフィールとジントが領主代行および領主副代行を務めた。 アプティックIII工業の発達した惑星。経済封鎖されたに等しい状況に追い込まれ、星系首相(後の領民代表)マクリット・タラスらは自らアーヴへの降伏を選択するが、内政的な理由から「恫喝によって強いられた苦渋の決断」に見せねばならず、涙ぐましい努力を行った。 アプティックIV気体惑星 ウィンブル星系。 サルクス伯国帝国暦957年、トライフ大提督率いる大艦隊が人類統合体の艦隊を待ち構えていたが、ロブナス門沖会戦で疲弊していた人類統合体艦隊は戦うことなく降伏。 ダルマプ侯国セーバ二重惑星といえるほど大きい衛星ムティローヴを有する。 バスコットン星系バスコットン門はラスィース王国とスュルグゼーデ王国の間にある。星系から4.1光年離れた場所にイリーシュ王国へ通じる別の門(アーヴ側呼称:ケイシュ一九三門、人類統合体側呼称:VRGE1447)があり、人類統合体はこの門をバスコットン星系まで運んでアーヴ領侵攻の出撃基地とした。。帝国歴956年、ドゥビュース率いる淡雪第2艦隊により制圧される。 バスコットンIV マイラル星系人類統合体の辺境に位置する星系。ハニア連邦と拡大アルコント共和国への航路を扼する物流拠点で、人工惑星が建設されていたが、星界軍の侵攻に先立って破壊された。 ミオフランディア星系 ミスケル星系 ロブナス伯国ラスィース王国とスュルグゼーデ王国の間にある。12の惑星を有する。 帝国暦957年、帝国が占領し、ラフィールとジントが領主代行および領主副代行となる。同年、ロブナスIIの領民(未去勢の女囚と刑務官たち)をロブナス門へ輸送中に人類統合体の艦隊が侵攻、ロブナス門沖会戦が起こる。結果は帝国軍の大敗に終わるが、領民を輸送するという目的は達した。 ロブナスIIロブナス星系唯一の有人惑星。人類統合体の刑務所(矯正施設)で、終身刑の受刑者が収監されていた。住民は囚人と刑務官(看守)およびその家族のみで、囚人居住区は去勢措置を受けた者、未去勢の男性、未去勢の女性に分かれていた。アルカイクという麻薬が蔓延し、刑務官の中にもそれに溺れて囚人たちの走狗となる者がいた。 男性囚人の一部はアーヴによる占領を契機にここを新たな地上世界とすることを望み、子供を作るために必要な女性囚人をロブナスIIに留め置くよう要求したが女性側はそれを拒否し、これを阻止しようと男性囚人側が武装蜂起したため刑務官達とアーヴが共同で女性囚人を脱出させた。その後は無法地帯となり、囚人達は幾つかの閥に別れて僅かばかりの食料を奪い合っている(代官が派遣されたが、その後は不明)。
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