《狭窄》の正しい読み方とは? わかりやすく解説

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《狭窄》の正しい読み方

「狭窄」の正しい読み方

狭窄」の正し読み方は、「きょうさく」である。漢字それぞれ音読みしてある形で、文法的に特に問題はない。原則的には、「きょうさく以外の読みはない。「狭」という字の音読みは、「狭心症きょうしんしょう)」や「狭量きょうりょう)」といった言葉で、一般的に使用される。ただ、「窄」という字は、一般的に使用されることが少ない。そして、「搾」という漢字似ているため、混同される恐れがある。しかし、「窄」と「搾」はいずれも、「さく」という読みである。したがって混同したとしても、「狭窄」を読み間違えることは少ないだろう

「狭窄」の意味解説

狭窄」とは、すぼまって狭いことを表す言葉である。「狭」と「窄」はいずれも、狭いということを示す漢字である。その「狭」と「窄」で構成された「狭窄」には、奥に進んで行くに連れて狭くなっていくという意味合いがある。基本的には、心が狭いというような比喩的な表現ではなく物理的に狭くなっていく様子を示す。その、物理的に狭くなるという条件満たしていれば、幅広い場面で使用することができる。そして、医療業界で、血管気管などが狭くなっていく様子を示すために使用されることも多い。

なぜ「きょうさく」と読むのか・理由

複数漢字組み合わせてある熟語は、音読みをするのが基本である。そして、「狭」には「きょう」、「窄」には「さく」以外の音読み存在しない。したがって、「狭窄」の読み自然ときょうさく」となる。

「狭窄」の類語・用例・例文

狭窄」は、「私の血管狭窄している部分が多いため、生活習慣見直なければならないそうだ」「視野狭窄兆候見られるため、早めに手術をする必要がある」という風に医療に関する場面で使用することが多い。また、狭窄症」という言葉使用されることも多い。その場合の例文は、「検査受けたところ、椎間孔狭窄症によって神経潰されていることがわかった」「あなたの腰の痛みは、腰部脊柱管狭窄症原因かもしれない」といった形だ。さらに、「この先道路狭窄しているため、自動車では進めない」「この海路は、岩に挟まれ狭窄していくのが特徴だ」という風に医療現場以外でも使用することができる。

狭窄」の類語としては、「狭小」が挙げられる狭窄とは異なりすぼまっていくという意味合いはなく、ただ狭くて小さ様子を示す言葉だ。したがって狭窄果て狭小の状態になると考えて問題はない。また、収縮」という類語もある。狭窄同様に狭くなるという意味合い持っている言葉であり、状況によっては同義なり得る。ただ、狭窄は奥に進むに連れて狭くなっていくという意味合いがあるのに対して収縮はその部分変化して狭くなるという意味合いが強い。

「狭窄」の英語用例・例文

狭窄」を英語で表現する場合には、「narrow」あるいは「stricture」を使用するいずれも狭窄意味する単語だが、「narrow」は全般的な狭窄を指すのに対して、「stricture」は医学的な狭窄という意味合いが強い。したがって状況に応じて使い分けることが望ましい。例文にすると、「Looking at the map, this road seems to be narrow.(地図で見ると、この道路は狭窄しているようだ)」「There are many vascular stricture in my body.(私の体内には数多く血管狭窄がある)」といった形だ。



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