SLAM DUNKの登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 00:35 UTC 版)
その他
記載は初登場順。
- 島村 葉子(しまむら ようこ)
- 声 - 皆口裕子(劇場版)、白鳥由里(TVアニメ版 第47話 - 第49話)、大塚瑞恵(TVアニメ版 第95話)
- 中学時代の桜木の同級生にして、50人目にふられた少女。断った際に「バスケ部の小田が好き」と発言したことから、桜木は晴子と出会うまでは、バスケが大嫌いになっていた。
- 原作では氏名が明かされていないが、アニメでは氏名が明かされて再登場。小田と共に武園学園高校に進学。劇場版第1作目では、バスケへの執念から焦っている小田と関係がギクシャクしてしまうものの湘北との練習試合を通じて過ちを認めて反省した小田と復縁。後にテレビシリーズでも再登場している。高宮は「高校生になって更に綺麗になった」と言っている。
- Dr.T(ドクターティー)
- 声 - 塩屋翼
- 作者の分身的存在。デフォルメされた容姿で頭身が低い。
- ところどころでバスケ用語の解説やルール説明などの役割を担当。基本的には、自身のコーナー内のみのキャラクターだが、決勝リーグ最終日には会場に観客として現れている[注 96]。
- 原作終了後の黒板漫画では彼に似た人物が登場し、花道にインターハイでの活躍を見たと感想を述べていた。
- ケンジ
- スガ高校[注 97]の3年生。
- 赤木と揉めて基礎練習を耐えかねてバスケ部を一時的に飛び出した桜木が、桜木軍団と共に訪れたレストランに仲間たちと共におり、彼らを挑発。彼らとの喧嘩において桜木に蹴り1発でやられ、仲間たちも桜木軍団にやられた模様。
- 店長
- 声 - 梅津秀行、掛川裕彦(TVアニメ版)
- チエコスポーツの店長。桜木から「ヒゲ店長」と呼ばれている。
- ジョーダンシリーズのバッシュを自慢のコレクションにしているが、初めてバッシュを買いに来た桜木に半ば脅迫されたような形で、「10万積まれても売る気なかった」というエア・ジョーダンVIを30円で購入された[注 98]。後にそのVIは履き潰された状態で二度目の購入時に返され、エア・ジョーダンVIを履き潰すまで使い込んでインターハイ出場を決めた桜木の活躍に対するプレゼントのような形で自身のエア・ジョーダンIの赤黒を販売したが、その時の値段も100円だった[注 99]。バッシュについてはコレクション目的で実際には履かないと言う客には「機能が泣く」という理由で売らないポリシーを持っている。
- 本編の17年前のインターハイ予選、海南の初優勝時に決勝で対戦した箕輪高校の選手であり、当時の背番号は6番だった。この時の決勝では自身の放ったシュートが外れたため海南に敗れたと語っている。以後もインターハイ予選決勝リーグは毎年観ているとのことで、桜木が2足目のエア・ジョーダンIを買いに来た際には、桜木の名前を覚えており、彼の身長が少し伸びたことにも気付いた。本編の2年前のインターハイ予選決勝リーグの海南大附属対翔陽戦を観戦した際に高校1年時の赤木と木暮とも会話しているが、当時は全くの無名校だった湘北の名前を何度も聞き間違え、赤木から痛い目に遭わされている。その際に自身に「1年か2年後、必ずあいつらを倒しにやって来る」と言い放ち、今年度のインターハイ予選で翔陽を破り海南を苦しめるという形で実現させた赤木を「大した男」と賞賛した。晴子が赤木の妹であるという事実に驚いたほか、晴子を桜木の彼女だと思っており、桜木に「憎いねコノコノ」と茶化す場面もある。
- 鉄男(てつお)
- 声 - 佐藤正治
- 三井の不良仲間。ヘルメットが嫌いで、バイクに乗る時はいつもノーヘル。体格が非常に良く、不良仲間に「ケンカのプロ」と称されるほど喧嘩が強い。
- 下校途中だった野間に問い詰め集団で殴りかかり、その後は三井や不良仲間たちとともにバスケ部襲撃事件を起こした。相手の不意を突いた攻撃で流川や宮城を叩きのめし、桜木をも苦戦させるが、彼にパンチを見切られてからは一方的に叩きのめされて倒された[注 100]。バスケ部復帰した三井の病院帰りに再会した際は、髪を切った三井に「そっちの方が似合ってる」と発言し、心身共にスポーツマンとなった三井に不器用ながらもエールを送った。
- バスケ部襲撃事件の後を描いたアニメでは復讐をかけ喧嘩を挑んで来た竜や鬼藤と激突し、パイプで殴られるなど痛めつけられるも、桜木軍団に助けられてからは桜木と三井を逃がし、自身は桜木軍団との共同戦線を張って戦った。
- ジャンプコミックスの小説版ではアニメと同様に竜やかつての仲間たちに痛めつけられるも、桜木軍団に助けられ彼らとの共同戦線を張って戦い、彼らに「ケンカの達人」と称された。なお、自身は一方的に痛めつけられながらも最後に竜を1対1で撃破したのみで、かつての仲間たちには一切攻撃を加えなかった[注 101]。
- 竜(りゅう)
- 声 - 風間信彦
- 三井の不良仲間。三井や不良仲間たちとともにバスケ部襲撃事件を起こし、流川をモップで殴り出血させるも、激昂した流川に叩きのめされる。その後、大楠と戦うも流川と戦った際のダメージが残っており圧倒される。
- アニメでは鬼藤たち新たな不良仲間を連れて、鉄男を襲撃していた際に現れた三井と花道も倒そうとする[注 102]が、再び桜木軍団によって返り討ちに遭い失敗。1対1で鉄男に敗北した。なお、再会した桜木からは「流川をよく殴ってくれた」と感謝の言葉を述べられ、唖然とした。
- ジャンプコミックスの小説版によると、虎の威を借る狐のごとく鉄男の強さを利用しながら、自分が不良グループのアタマを狙っていたとのことで、三井にとって彼は好きになれない種類の男であると薄々感じていたとのこと。
- 医師
- 声 - 塩屋浩三
- 高校1年生時の三井の入院先である野口総合病院の医師。
- 原作では2年後、バスケ部に復帰した三井が念のために検査に訪れた際、完全に治っていると告げたシーンのみの登場だったが、アニメでは出番が増えており、1日も早く、バスケ部に復帰したい三井を戒める姿が描かれた。
- なお、三井が膝の検査に訪れた時期は原作とアニメでは異なり、原作では津久武との試合後、アニメでは角野との試合後になっている。
- 相田 弥生(あいだ やよい)
- 声 - 永島由子
- 彦一の姉で、週刊バスケットボールの記者。普段は標準語で話すが、興奮すると弟同様に関西弁が出る。口癖は「要チェックやわ」。
- 弟にとって頭の上がらない相手であるが、陵南が湘北に敗退して弟が泣いた際には「あんたには、まだ先がある。頑張れ彦一」と心の中でエールを送った。
- 仙道を雑誌の特集に取り上げるなど高く評価している理由の1つは、仙道の熱烈なファンだからでもあり、彼のプレイに目をハートマークにすることもある。アニメでは海南の取材をそっちのけにして、弟の頼みから、仙道を探しにタクシーに乗り込んだこともあった。
- 原作終了後の黒板漫画では、海南の選手たちの秘密を探っていた。
- 中村(なかむら)
- 声 - 風間信彦 / 中村章吾
- 弥生と同じく週刊バスケットボールの記者で新米記者。ペーパードライバー。
- 弥生とは逆に気が小さい上、バスケのルールや海南が王者であることも知らないなど、バスケ記者としては未熟。彦一に名刺渡してる。
- 富ヶ丘中学校バスケットボール部
- 流川の後輩たち。
- 湘北対海南戦を観戦した際、流川のプレイに脱帽した新入生に中学時代の流川のことを語り、彼への声援を送った。この声援に対し、普段は無愛想な流川も「おお、あいつら…」と反応していた。
- 劇場版第4作では湘北バスケ部との紅白戦に参加した水沢の応援に駆けつけた。
- ユニフォームの色は濃桃色と白。
- 福田の仲間
- 無期限部活禁止処分を受け、1人でバスケの練習をしていた福田にバスケットリングのある場所を教えた3人組。福田を「フクちゃん」と呼んでいる。福田の指示で、海南戦に敗れて落ちこんでいた桜木を二度呼びにいったところ、二度とも頭突きを喰らう[注 103]。後に福田から、桜木が仙道に一目置かれている存在であることを聞かされて驚いていた。
- インターハイ予選決勝リーグ湘北対陵南戦の観戦にも訪れ、福田に声援を送った。
- 安西夫人
- 声 - 高木早苗 / 塩田朋子
- 安西の妻。いつも和服を着ている。温厚な性格ながらしっかり者の女性であり、左ハンドルの車の運転もこなす。
- 夫が大学の監督時代は試合を見に行く気はなかったが、湘北で指揮をとるようになってからは楽しそうな表情をする光義を見て、今では時々試合を見に行き、湘北部員たちの顔も覚えたとのこと、夫にアメリカ留学を反対された流川を車で駅まで送る際、白髪鬼時代に起きた谷沢の悲しい過去を語って聞かせた。
- 谷沢 龍二(やざわ りゅうじ)
- 声 - 中尾みち雄
- 安西の大学監督時代の教え子。
- 本編の10年ほど前に、日本人には珍しい2メートルの長身と優れた運動能力を併せ持ち、「走れる2メートルの選手」として将来を期待されていた選手だったが、高校時代は恵まれた体格と才能だけに頼って基礎を疎かにしていたため、大学では徹底して基礎訓練に重点を置いた厳しい練習を課せられていた。それは安西が心底から谷沢の将来に期待していたからこその必要な指導であり、他の部員達は「期待の現れで、今のうちに基礎を身につけさせる計画」とよく理解していたが、肝心の谷沢本人は安西の思いを全く理解できず、「ほとんどヤクザ」「軍隊みたい」と思えるような当時の安西の指導方法に確執から不満と恐怖を募らせていくばかりで、やがては安西から離れてバスケットの国であるアメリカで修業をすれば自分は最高の選手になれるはずだと思い込み、安西に無断でアメリカへ留学した。
- しかし、アメリカでは彼よりもさらに大きくて速い選手が何人も存在しており、さらに長年基礎を疎かにしていた彼に自身が期待していたほどの急成長は望むべくもなく、また現地のチームにはまともな指導者がいなかったことやチームメイトと上手くコミュニケートできなかった[注 104]ことも災いして挫折。その後は薬物に手を出して車を暴走させ激突事故を起こし、24歳で亡くなった。安西は、谷沢が渡米してからも谷沢の行方を絶えず案じ続け、アメリカでの谷沢の荒んだ実状を知ってからは、何とか指導をやり直すために谷沢を日本に呼び戻そうと手を尽くしたが、その願いが叶うことはなく、5年目に新聞の記事で谷沢の事故死を知ることとなった。
- 谷沢の葬儀後、母(声 - 阿部道子)の手で安西に渡された手紙によると[注 105]、「お前のためにチームがあるんじゃねぇ、チームのためにお前がいるんだ」という安西の言葉の意味を渡米後にようやく理解し、後悔していたが、安西や他の部員たちに迷惑をかけて勝手に渡米した手前、おめおめと日本へ帰るわけにもいかず、どこにも自分の居場所を見出せないまま、1人で苦悩し続けていた模様。
- この悲劇がきっかけで安西は大学の監督を退任し、さらには"白髪鬼"の呼び名も返上して、"白髪仏"と呼ばれるほど物静かな雰囲気の人物に変わった。
- 単行本22巻の1コマ漫画では、安西が彼の墓を訪れた際、彼の墓石から「また太ったな…」という呟きが発せられていた。
- 杉山 祥太(すぎやま しょうた)
- 声 - 曽我部和恭
- 深沢体育大学3年。全日本メンバーで、ポジションはセンター。
- 神奈川県予選終了後に赤木宅に訪問し[注 106]、彼に「神奈川のセンターでピカイチの評価をしている」と語ったうえで深体大に勧誘する。高校時代は自身のワンマンチームだったが、全国ベスト8まで上り詰めた。赤木には否定されるも、彼と自身の境遇が似ていると思っていた。山王戦では赤木を「おそらく今大学に入っても通用するセンター」、河田を「現時点でも大学のセンターでベスト3には入る」と評した。
- 唐沢 一雄(からさわ かずお)
- 声 - 徳丸完
- 深沢体育大学バスケ部監督。
- 杉山と同じく赤木を深体大に勧誘する。インターハイでのベスト8入りを条件に出すも2回戦が山王工業との対戦だったため、山王戦の出来次第で赤木の採用を決めることにしたが、最終的に勧誘の話は取り消された。
- また、湘北対山王戦の試合前の練習で、山王の練習に割り込みダンクを決めた桜木を「けしからん奴」と評した。
- 北野(きたの)
- 豊玉バスケ部の前監督。南と岸本の恩師でもあり、少年時代の彼らが豊玉戦をフロアに降りて間近で観戦していた時も追い返すことはせず、彼らが警備員に注意された際にも「孫だから構わん」と警備員に言い引き続きその場に留めて観戦させている。「バスケットは好きか?」という合言葉のもと、何よりもまずバスケを楽しむことを前提とした指導法を信条とし、3年間の限られた高校生活の中でバスケの楽しさを最大限に知ってもらうため、周囲からは批判を受けながらも敢えてディフェンスよりもオフェンスを重視したラン&ガンスタイルのバスケを教えており[注 107]、当時の部員たちからは非常に慕われていたが、大阪1位と全国ベスト8の好成績を収めながら、それ以上にいけないことを不満とする学校経営陣により本編の2年前に解任される[注 108]。
- その後は小学校でミニバスケットの監督に就任。インターハイでは教え子たちを連れて観戦に訪れ、流川へのラフプレーで負傷した南を治療した上で彼に苦言を呈しつつも、自身に小学校でもラン&ガンを教えているのかを問う南に豊玉時代と変わらない指導法で教えていることを明かし、「とりあえず楽しそうにやっとるわ」と語り、彼に自分たちの大前提を思い出させた。
- 安西とは大学時代の同期生であり、互いに呼び捨てで呼び合う間柄[注 109]で、作中では彼と対等な立場で会話のできる唯一の人物。安西が大学の監督を辞めたことは知っていたが、高校で監督を続けていたことは知らず、豊玉戦終了直後に安西と再会した際に「あと2年、豊玉の監督を続けていたら大学の同期生対決が実現していた」と惜しんでいた。湘北部員に山王のビデオを見せるべきか迷っていた安西に対し、レベルが違い過ぎるため自信喪失になりかねないとしながらも、「(湘北の選手たちも)それほどヤワには見えんかった」と言い、ビデオを見せるよう助言をした。
- 山王工業OB
- 堂本が湘北戦前夜の山王の練習において「仮想・湘北」として対戦させるために集めた卒業生の大学生選手たちで、弥生から「ほとんど大学オールスター」「(仮想・湘北)にしてはちょっと強すぎる」」と驚愕されるほどの顔ぶれだったが、結果は現役の山王の選手たちに完敗した。
- 町田(まちだ)
- 週刊バスケットボールの記者。
- 初対面の弥生と中村に対していきなりオヤジギャグをかました。インターハイの常誠対名朋戦の取材を行い、森重のアリウープを見て驚愕した。
- 沢北 哲治(さわきた てつはる)
- 沢北の父で、「バスケ狂・テツ沢北」と呼ばれている。年齢は44歳。
- 息子が産まれて最初に与えた玩具が皮のバスケットボールで、以降息子のためにあちこちから借金をしてまで秋田に裏庭にバスケットコートのある家を手に入れた。暇さえあれば親子で1on1に明け暮れ、それが現在の栄治の選手としての実力の基礎を作った。また、堂本にアメリカ遠征を提案している。
- 女医
- 桜木がインターハイ後に背中の治療を続ける病院の女医。砂浜で晴子からの手紙を読んでいた桜木を迎えにきた。
- 原作終了後の黒板漫画では日本人初のNBA選手がうまれたことを桜木に伝えた。
- 主審
- 声 - 新垣樽助(THE FIRST SLAM DUNK)
- 湘北vs山王の試合の主審を務めた。原作版では山王 対 湘北の試合のラストで桜木が勝負を決定づけるブザービートシュートを決めた後、かなり大ぶりなジェスチャーで湘北のスコアを認めた。
- 副審
- 声 - 蒼谷和樹(THE FIRST SLAM DUNK)
- 湘北vs山王の試合の副審を務めた。
注釈
- ^ 合宿時、花道は残ってジャンプシュートの練習をすることになったため不在。
- ^ ワンハンドシュートを兄に教わりながら引退するまで練習に励んだとのことだが、リングにも届かせることができなかった。一方でランニングシュートを得意としており、桜木との朝練習を行った際には手本としてシュートを決めて見せている。
- ^ ナレーションも兼任。キャストクレジットはテレビ版は「ナレーション」のみの記載だが、劇場版は両方とも記載。
- ^ 当初は練習についていけずに退部を考えたこともあり、赤木に「バスケをやめたいと思ったことは?」と問うも、赤木から「俺はないね。ただの一度も」と返され、退部を思い留まった。
- ^ 入部直後の紅白戦で膝を痛めた三井の見舞いに訪れた際、真相を彼の口から聞いている。
- ^ 桜木はこれに対して感謝の言葉を発しており、インターハイ予選決勝リーグの陵南戦に勝利した際にも彼の引退が延びたことを喜んだ。
- ^ アニメでは試合の翌日、湘北の生徒たちから「いぶし銀の活躍」と祝されている。
- ^ 結果的には三井に殴られるも、その三井も殴る前に「見かけによらず度胸あるな」と評した。後に三井がバスケ部に復帰した際、同じく三井に殴られた桜木に「許した覚えはない」と無理矢理に同意を求められるも本人は気にしていない様子であった。
- ^ 桜木からは「動きがよく見える」、「カクには悪いがスピードもパワーも感じねえ」と評された。
- ^ アニメでは入部時の自己紹介にて“石井太郎”と名乗っていた。
- ^ 公式戦開幕当初は背番号は15であったが、途中で13になる。
- ^ アニメでは入部時の自己紹介にて“桑田次郎”と名乗っていた。
- ^ 公式戦開幕当初は背番号は13であったが、途中で15になる。
- ^ その際、宮城は「アヤコ」という名前を、彩子は当時の「リョータ」を母親が呼んだ「リョウ」という名前で認識しているが、互いに同一人物であることに気付いているかは不明。
- ^ 安西は谷沢を日本一の選手に育て上げてからバスケ界を去る予定であった。
- ^ 持病があったかどうかは不明だが、妻によると桜木の的確な措置がなければ生命にも関わる危険な状態だったとのこと。
- ^ 彼らはこのことについて気に食わない様子。堀田が「ほか」と言った際には、「誰が“ほか”だ!」「それはやめい!」と殴り倒された。
- ^ アニメでは桜木が牧、清田と共に愛知に向かった後にパチンコ店に入店するも即座に店員によって追い出された。なお、海の家でのアルバイトの帰りに野間と大楠がパチンコ店に入り収入を全て失う場面がある。
- ^ 原チャリの4人乗りが違法であることは作中のナレーションでも「あたりめーだ」と突っ込まれている。なお、アニメでは海の家でのアルバイトの帰りに、桜木も同乗した5人乗りを行った場面がある。
- ^ 最終的に同乗はしているが、インターハイ予選決勝リーグ陵南戦の会場に着いた際には高宮を蹴り出す描写がある。
- ^ 作中では、「5kmしか出てない」という台詞がある。
- ^ アニメにおいて、海の家でのアルバイトの帰りに行った際には、自転車に抜かれる。
- ^ この時、桜木は同行していなかった。
- ^ アニメでは桜木や水戸に「野間」と苗字で呼ばれることもあった。
- ^ アニメでは海岸沿いでバスケットをしていた少年たちのボールを三井が乱暴に返した際、「ずっとバスケのことが忘れられなかったから」と語っていた。
- ^ 三井の罪を被ることを強いるノリで言われ、堀田自身も当初はそれにたじろぎつつも最後は自らの意志で罪を被った。
- ^ 本人曰く、純粋な善意から。
- ^ 本人曰く、短足は柔道のせいではなく生まれつき。赤木は柔道を勧められた際の件については「まだ根に持ってやがったのか」と呆れていたが、短足をからかった件については覚えておらず、木暮にも「ひどいなそれは」と苦言を呈されていた。
- ^ アニメでは木暮が事実上の勝敗を決めるスリーポイントシュートを決めた際、「あの勝負強さ。木暮も柔道部に…」と桜木のみならず同学年の彼をも柔道部に勧誘するような発言をしている。
- ^ この為、他の湘北の生徒や観客などの周囲には呆れられ、女っ気が無い流川本人にも全く相手にされていない。なお、場合によっては流川のみならず、湘北の応援もすることもある。
- ^ 桜木のみならず、晴子にも不愉快な気持ちをあらわににする一面も見られる。
- ^ 桜木自身も内心は彼女らを嫌っているが、女性なので敬語を用いて話している。しかし、アニメでは露骨に暴言を吐いている。
- ^ 厳密にはその呼び名の対象は曖昧になっているため、彼が西川という名前かは不明。
- ^ 前年度の試合は除外。アニメでは翔陽との混成チームでの試合を含めれば三度の対戦となる。
- ^ 田岡曰く「選手に体力や技術を身につけさせることはできるが、体をでかくすることはどんな名コーチでもできない」。
- ^ 高校1年生時のとある試合にてコートサイドにいた赤木を見て、彼について記者に尋ねており、当時から彼への意識はしていた。
- ^ 彦一によると、これは彼の口癖でもあるとのこと。彦一は桜木と初めて会った際、「試合自体は陵南のボロ勝ちだったが、魚住さんは赤木さんに抑えられたことで監督に相当怒られたらしい」と話している。後に魚住の回想でも、赤木に徹底的に抑え込まれる魚住に激怒する田岡の姿が描かれている。
- ^ 魚住は「『ただデカいだけ』と思われることは、許せなかった」と当時を振り返った。
- ^ 本人によると、「2年生時のインターハイ予選1回戦での対湘北戦で、自分と赤木の評価は逆転した」とのこと。田岡も湘北との練習試合時に「総合的に見て、まだ赤木の方が一枚上手」と評した。
- ^ 前半だけで17得点を許しており、後半開始後のタイムアウト時に茂一から「今年もあいつ(赤木)に負けるのか?」と叱責されている。
- ^ インターハイ予選決勝リーグ海南戦では審判とファウルの判定を巡って悶着を起こし、テクニカルファウルで痛恨の退場となり、赤木からは「キャプテン失格」、「愚の骨頂」と酷評された。続く湘北戦でも、桜木のゴール下シュートへのムキなディフェンスで4つ目のファウルを取られ、チームが失速する要因となった。この時の魚住は田岡に「自分を抑えることができなければ、一生赤木には勝てん!」と叱責されている。
- ^ その時の光景を見た河田兄には赤木の親父だと思われた。
- ^ SFCのテレビゲームシリーズ。
- ^ 桜木はファウルで止めようとするが、それすら許さずにかわしてダンクを決めた。
- ^ 結果は両者とも一歩も引かず、きりがないとのことで決着はつかなかった。
- ^ しかし、本人は流川との1on1のときに名前を聞かれた際、「北沢」とうろ覚えではっきりと覚えていなかった。
- ^ SFCの『2』ではカットイン&ロングシュートを持つ。
- ^ 田岡は彼の性格を把握できていなかったことを「(自分の)最大の失敗」としており、恨んではいない。無期限部活動禁止の件についても、「何とかかばいたかったが目撃者が多すぎたので隠すのは無理だった」というニュアンスで説明されている。
- ^ 流川とマッチアップしている仙道、赤木とマッチアップしている魚住よりも、桜木とマッチアップしている福田の得点期待値が高く、桜木が穴と見られてボールを集められた。このことに流川も気付き桜木に「お前はナメられてる」と告げた。
- ^ 「テニスの王子様 オン・ザ・レイディオ」での小野坂のトークによると、本来は安田役であったのだが、関西弁ができることから彦一役も演じることが決まったという。
- ^ 陵南の脅威になることから言わなかった。
- ^ カンチョーや頭へのチョップを受けたほか、ルーズボールを追って陵南のベンチに飛び込んだ桜木の下敷きになった。アニメの翔陽戦でその時のことを「あの男だけは許せん」と回想している。
- ^ 作中では、「新入部員の半分は入部から1週間でやめ、1ヶ月でさらに残りの半分がやめ、1年が経つころ、残っているのは2割に満たないと言われている」と説明されている。
- ^ 力自身、「海南に天才はいない、だが海南が最強だ」と断言し、才能や素質よりも努力を重視した指導を信条としている。
- ^ 高頭にも、「お前のいいところは勝ちに貪欲なところ」「頂点にいるお前が一番勝ちに対してハングリー」と評されている。
- ^ 湘北対山王戦ではリョータの「神奈川No.1ガード宮城リョータ」の言葉に敏感に反応し、直後に彼がファウルを犯すと勝ち誇った顔で腕を組み「まだ甘いな」と発言した。
- ^ 安西は賭けとして赤木、流川、三井、宮城の4人がかりで封じる策を取り、彼について「それだけの価値がある」と評した。湘北がトライアングル・ツーに作戦を切り替えた後は赤木、流川、三井のトリプルチームで抑えるも、彼は「中が3人で少し楽になった」と言い、再びペネトレイトしている。
- ^ ファウルによって彼を止めようとして逆に吹っ飛ばされた越野は「ダンプカー」と称した。
- ^ インターハイ予選決勝リーグ陵南戦では高砂に3ファウルの魚住のファウルを誘うよう指示して4つ目のファウルを誘う。さらに魚住は審判の判定に抗議し、テクニカルファウルにより5ファウルで退場となった。
- ^ 湘北戦で犯した3つのファウルはいずれも桜木のダンクに対するものである。
- ^ 陵南戦では後半終了間際にわざと背後からの牧に追いつかせ、ファウルを貰ったうえでシュートを決めての逆転を狙った仙道の賭けをブロックする直前で読み取り、敢えてブロックに行かず延長戦に持ち込むことを選んだ。
- ^ 時折笑みを浮かべる様子などは見られる。湘北対山王戦では沢北の空中で花道と流川、赤木の3人がかりによるブロックをかわしてのリバース・レイアップシュートに驚愕していた。
- ^ アニメでは、初登場の湘北対三浦台戦でも髪をおろしている。
- ^ アニメの最終回では桜木が間違って海南と合流してしまった直後、清田自身は彼を「このバカ猿!!」と呼んだ。
- ^ アニメではその場面でもダンクシュートをしている。
- ^ 試合終了後、三井にそのことを問われ、爪からの出血を見せていた。
- ^ アニメでは湘北対陵南戦で「宮城さん」と呼ぶ場面がある。
- ^ 高頭も入部当初から危惧しており、それが的中する形になった。
- ^ 予選で4戦しているため、121得点となる。
- ^ 湘北は神を抑えるために本来はリバウンダーの花道を密着マークさせる作戦を取り、陵南は絶好調の福田を外してディフェンスに定評のある池上を投入せざるを得なかった。
- ^ アニメでは牧がその役割を果たしている。
- ^ 今でもその痕は残り、後に南は藤真のことを「威嚇にも一歩も引かない勇気を持った相手やった」と語っている。
- ^ a b c 判定はファウルによりノーカウント。
- ^ 魚住や越野からも、その働きを称賛されている。
- ^ 原作では話しの相手は不明だが、アニメでは高野と話している。
- ^ 長谷川の「11点目…」の台詞以降、三井は6得点しか決めていないため、三井の得点に矛盾が生じる。
- ^ この「目で殺す」が試合にて通用したのはこの時のみである。
- ^ この時点で武里は0勝2敗。海南はまだ2試合目を行っていないが、監督は海南を3戦全勝と計算しているため、1勝2敗で得失点差による2位通過の目標は頓挫したことになる。
- ^ アニメでは試合後に選手たちと共に落胆した様子を見せており、観戦した高野には「海南と武里ではまるで格が違う。」と評された。
- ^ 「俺たちと対戦した1回戦の時とは、まるで別人の動きだ」と驚きを隠さなかった。
- ^ 直接口にしてはいないが一部「さんのう」と正しく読んでいる。
- ^ 観客席のファンから「いつも黒子役に徹する深津のパスがあっての山王工業だ」と評されている。
- ^ 河田からこれらの話を聞いた弥生には、「変なキャプテン」との感想を抱かれた。
- ^ 審判には見られていない。
- ^ 結果としてマッチアップした桜木が自信をつけ、敗戦の遠因となった。
- ^ 唯一、負けた大栄学園を除けば平均130.5得点で含めれば115.4得点、失点は大栄学園を除けば104.75点、含めれば97.4点
- ^ 全国ベスト8ぐらいの成績では新聞もテレビも扱ってくれないからバスケ部に投資する意味がないと、理事長は北野の解任の理由を説明していた。また、理事長は北野が高齢であることを理由に、北野の指導方法はもう古いのではないかと評していた。
- ^ 「ラン&ガンでは優勝できないことは北野時代に証明済み」と発言した金平に首を掴む暴力行為を行い、岸本や板倉にも静止されている。
- ^ 本人曰く、「肘を振り回せば相手は腰が引けてまともに止めに来なくなる」とのことで、「当てるつもりはなかった」とのこと。
- ^ 審判からはインテンショナル・ファウルの判定を受けた。
- ^ それを目撃した花道は激怒し、ベンチからコートに飛び出して南に詰め寄り、赤木も南への怒りをあらわにした。
- ^ これによって、彦一には「性格最悪」とチェックされた。
- ^ 彦一はこれが気に入らない様子。
- ^ 岸本によると「年齢的には北野の半分しか生きていない」とのこと。
- ^ 豊玉が負けた大栄学園を除けば平均130.5得点で含めても115.4得点の半分以下。
- ^ 編集者も帯同しており、周囲に「サインはダメ」と呼びかけている。
- ^ 正式名称は不明。
- ^ アニメではショックのあまりその日の店の営業を休業とし、さらにジャンプコミックスの小説版によると、その後3日間寝込んだという。なお、この経緯から二度目の購入時に桜木と晴子を「最強コンビ」と称していた。
- ^ 本人は「諦めてるから」と代金を支払おうとする花道に言ったが、実際に支払われたのが100円だったのを見て呆然とした。
- ^ 桜木は、宮城、潮崎、角田の分や煙草を押し付けられたボールと桜木自身が折ったモップの分まで殴ったが、桜木は鉄男自身にモップを折ったことを擦りつけたので鉄男からは「モップはてめーが…」とツッコミを入れられた。また、流川の分に関しては、軽くデコピンしたのみ。
- ^ その真意を知った仲間たちは後悔し、三井と桜木には今後一切手を出さないことを桜木軍団にも約束した。
- ^ この時、二度とバスケができないようにパイプで三井の両手を潰そうとまでした。
- ^ 福田の方も意地を張って二度目とも自分からは行かなかったため。
- ^ 安西は谷沢の出場したアメリカでの試合を見て「まるで成長していない……」と評し、チーム全体が勝手なプレイばかりでまとまりがないことも見抜いた。
- ^ 谷沢の母によると、その手紙はアメリカの谷沢の下宿先から見付かったもので、手紙の日付は谷沢が死ぬ4年前になっており、谷沢は手紙を安西に出すつもりで書いたものの実際には出せなかった模様。
- ^ この際、晴子にサインを書いている。
- ^ 本人曰く「オフェンス8にディフェンス2」で、部員たちはその方がバスケットを好きになってくれるとのこと。
- ^ 南や岸本には自身が解任されたとは言わず、解任されたことを知らずに自身を引き留めようとする彼らに「自身のチームが初めて大阪で1位を取った時は絶賛されたが、それが当たり前になるとそれ以上の成績を残せないことを批判する声が出てきた」ことを明かし、「全国制覇しないと納得いかず、いささか疲れた」と語った。後に南や岸本は当時の先輩から彼の退任の真相を知らされた。
- ^ 北野は安西を「お前」とも呼んでいる。
- ^ 1年生の内藤に先輩の誰もが太刀打ち出来ず、その先輩に「そんなんじゃまた予選の1回戦で敗退ですよ」と駄目出ししただけでダッシュ50本の罰を課せられた。
- ^ しかし、それを見た男子放送部員2人はげんなりし、彩子にも「また病人が1人増えた」と呆れられた。
出典
- ^ a b c d e “映画『スラムダンク』声優公開。桜木花道は木村昴、流川楓は神尾晋一郎、そのほか湘北部員5人が明らかに”. ファミ通.com (2022年11月4日). 2022年11月4日閲覧。
- ^ a b c d e f 週刊少年ジャンプ1991年 1991, pp. 54, SLAM DUNK ♯59 BURST
- ^ a b c d e f g h i j k l m 週刊少年ジャンプ1996年 1996, pp. 135, SD5周年記念人気キャラクター投票結果発表!!
- ^ a b c d e f g 『SLAM DUNK』23巻、集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1995年、47頁、ISBN 4-08-871843-7。
- ^ a b 週刊少年ジャンプ1991年 1991, pp. 55, SLAM DUNK ♯59 BURST
- ^ 井上雄彦/伊藤比呂美「第一章『SLAM DUNK』を語りつくす 桜木花道のキャラクター」『漫画がはじまる』スイッチ・パブリッシング、2008年6月9日、40頁。ISBN 978-4-88418-282-3。
- ^ a b c d e 名前は『ジャンプ アニメ ライブラリー映画編 湘北最大の危機!燃えろ桜木花道』の設定資料より。
- ^ a b c d e f g 『BRUTUS』642号で公開された当時の井上雄彦のメモより
- ^ Inoue Takehiko illustrations 1997, pp. 64
- ^ a b 1998年のカレンダーより。
- ^ a b テレビアニメDVD vol.9の映像特典「SDプレイヤーズファイル 海南編」より。
- ^ テレビアニメ第49話のエンディングクレジットより。
- ^ “スラムダンクとバガボンドの違いとは 井上雄彦さん対談”. 朝日新聞デジタル (2017年5月25日). 2020年10月18日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 『BRUTUS』特別編集で公開された当時の井上雄彦のメモより。
- ^ a b c d e f g h i 「THE FIRST SLAM DUNK」パンフレットより。
- ^ 父親はスラムダンク登場人物のモデル、本人も「忠実に再現」と苦笑…親子で闘志燃やす高校総体 読売新聞オンライン 2023年6月15日 2023年6月16日閲覧
- ^ 中野博之編「鳥山明×井上雄彦 黄金対談」『週刊少年ジャンプ 2018年33号』集英社、2018年7月30日、雑誌29935-7/30、474頁。
- SLAM DUNKの登場人物のページへのリンク