MG・MGF TF(2002年 - 2005年、2007年 - 2011年)

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MG・MGF

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/03 13:41 UTC 版)

TF(2002年 - 2005年、2007年 - 2011年)

MG・TF
概要
販売期間 2002年-2005年
2008年-2011年
ボディ
乗車定員 2人
ボディタイプ 2ドア オープン
駆動方式 MR
パワートレイン
エンジン 1,796cc 直列4気筒 DOHC
136PS/6,750rpm
160PS/6,900rpm(VVC)
変速機 5速MT
前後ダブルウィッシュボーン
前後ダブルウィッシュボーン
車両寸法
ホイールベース 2,380mm
全長 3,950mm
全幅 1,630mm
全高 1,260mm
車両重量 1,150kg
系譜
先代 MG・MGF
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2002年BMWより独立したMGローバー (MG Rover)の下でMG・TFがデビューした。

基本コンポーネンツは先代MGFと同一ながら、液体式関連懸架システムのハイドラガス・サスペンションを廃止し、リアサスペンションのマルチリンク化、フロントマスクなどのエクステリアの変更(MGのイメージを強調する4本線のフロントグリル、ヘッドライト、リアコンビネーションライトなど)が行われた。

エンジンは出力が向上し、「K1.6」は116PSに、「K1.8」は136PSに、「K1.8 VVC」は160PS(CVTは120PS)にアップした。あわせてグレード名も一新され、1.6L車は115、1.8L・CVTは120、1.8L・MTは135、1.8L・VVCは160と、エンジン出力に合わせた名称となった。

2005年、MGローバーの経営破綻により製造中止となった。

日本市場へは当初135と160が導入され、120も2005年7月に発売予定だったが前述の経営破綻により取りやめとなった。

南京汽車での製造

2008年南京汽車傘下のNac MGにおいて、ほぼMGローバー時代と同じ内容でTFの製造が再開された。500台限定のLE500を皮切りに、通常モデルのTF135、50台限定のTF 85th Anniversaryが製造された。

エクステリアはフロントグリルが変更され、インテリアにも若干の変更が加えられているほか、エアコン、オーディオ、安全装備などで標準装備の充実が図られている。

エンジンは従来のKシリーズエンジンから、欧州の環境規制に合わせて改良したNシリーズエンジンに変更された。

2009年1月8日にNac MGがMG MOTOR UKに社名を変更して以降もロングブリッジ工場にて製造を続けていたが、2011年3月、需要の低迷と部品供給の問題から生産終了を発表した。

生産総数は906台。日本市場には導入されなかった。


  1. ^ 英語版ウィキペディアでは「要出典(Citation needed)」とされている。


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