G'zOne
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/05 17:23 UTC 版)
概要
日本では、auブランドを展開する(旧・IDO/DDIセルラーブランド)KDDI・沖縄セルラー電話連合にて販売されていた。カシオの頑丈な腕時計「G-SHOCK」にちなみ「G-SHOCK携帯」とも呼ばれた。
2000年に最初の端末C303CAが発売された。カシオはこの「G'zOne」シリーズで初めて携帯電話事業に参入した。2001年発売のC452CA以来、約4年間にわたって新機種が発表されていなかったが、2005年にG'zOne TYPE-Rの発売によって復活、その後は再び新機種が継続的に発表されていた。2006年から2013年までアメリカ合衆国でもベライゾン・ワイヤレス向けに端末が提供されていた。また、韓国のLG U+向けにも2機種が発売されていた。
2010年にカシオ日立が日本電気(NEC)の携帯電話事業と合流してNECカシオ名義となってからは、NECブランドにてNTTドコモ(以下ドコモ)向けに「G'zOne」を冠していない事実上の兄弟機種が発売された(N-03CとN-02E)。 また、発売十周年を記念し、ローマ字で10を意味するxを名前にしたG'zOneTYPE-Xが発売された。
2014年、京セラより、開発コンセプトやデザイン形状での事実上の後継となる“TORQUE”が3月にMVNOよりドコモキャリアでTORQUE SKT01(ただし、法人向けのSIMロックフリー端末として発売)が、7月にKDDIと沖縄セルラー電話(両者共にau)よりキャリアモデルとしてTORQUE G01(KYY24)[1]が発売された。奇しくもその後NECカシオがNECの完全子会社に戻される形でカシオは携帯電話事業からの完全撤退に至り、最後にはNECも完全撤退に至った。
2021年にはカシオ協力のもと京セラが開発したG'zOneシリーズ20周年記念特別モデルG'zOne TYPE-XXが発売。
- ^ KDDIでは明確に後継機種とは謳っていないが、販促パンフレットでG'zOne IS11CA、G'zOne TYPE-Lとの性能比較を掲載している。
- ^ auからG'zOne20周年モデル「G'zOne TYPE-XX」が登場 カシオが商品デザインを担当(ITmedia Mobile) - ITmedia 2021年8月2日(同年8月4日閲覧)。
固有名詞の分類
- G'zOneのページへのリンク