ABRACADABRA (BUCK-TICKのアルバム) 収録曲

ABRACADABRA (BUCK-TICKのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/10 14:17 UTC 版)

収録曲

全編曲:BUCK-TICK

  1. PEACE
    作曲:今井寿
    13曲目の「ユリイカ」を解体、再構築して作られたインストゥルメンタル[10]
  2. ケセラセラ エレジー
    作詞/作曲:今井寿
    VRアニメ『PEACH BOOTY G』(愛知・名古屋テレビ塔内「スピードXR」)主題歌[14]
  3. URAHARA-JUKU
    作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿
    タイトルは原宿のこと。作詞した櫻井は「(原宿は)子どもたちにはポップで煌びやかな場所ですけども、ああいったところに盲目的に憧れるのは危なっかしい。ニュースで少女拉致監禁事件が報じられる中、自分としても衝動的に怒りを感じたところから出てきました。少女が、いろいろなものを……身すらも売ったりしていて、“だけど気を付けなよ”というストーリーを描こう、と。自分の身は自分で守れ、という意味もあります」とインタビューで解説している[10]
  4. SOPHIA DREAM
    作詞/作曲:今井寿
  5. 月の砂漠
    作詞:櫻井敦司 / 作曲:星野英彦
  6. Villain
    作詞:櫻井敦司・今井寿 / 作曲:今井寿
    A、Bメロは今井、サビは櫻井がボーカルをそれぞれ担当。
    インターネット上における誹謗中傷を題材にした曲。作詞者の一人である櫻井は「人間の闇ですね。普段は笑顔でいる人が、ネットでは自分が鬼の首を取ったようなつもりで、匿名で誹謗中傷を繰り返している、とか。だけど“そんなおまえのことを知ってるぞ!”っていう」とインタビューで解説している[10]
  7. 凍える Crystal CUBE ver.
    作詞:櫻井敦司 / 作曲:星野英彦
    40thシングルのカップリング。
    テレビ東京水ドラ25闇芝居(生)』」エンディングテーマ[15]
  8. 舞夢マイム
    作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿
    櫻井は曲を初めて聴いた印象として「昭和歌謡だな」と感じ、作詞するにあたって「新宿から出て来たような曲、そういう世界にしたかった曲です」と述べている[10]
  9. ダンス天国
    作詞:櫻井敦司 / 作曲:星野英彦
    櫻井はアバンギャルドな曲調を感じ取って、昭和の世界を意識して作詞した。歌詞は三島由紀夫の小説『仮面の告白』をモチーフとされており、現代で言うLGBT観を表現している[10]
  10. 獣たちの夜 YOW-ROW ver.
    作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿
    38thシングル。
  11. 堕天使 YOW-ROW ver.
    作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿
    39thシングル。
  12. MOONLIGHT ESCAPE
    作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿
    40thシングル。
  13. ユリイカ
    作詞:櫻井敦司・今井寿 / 作曲:今井寿
    9月9日より先行配信された[16]
    歌詞に本アルバムのタイトル「ABRACADABRA」が登場する。サビの英語詩などは今井が先に作詞し、「ABRACADABRA」の歌詞は櫻井による[8]
    アップテンポな曲であり、今井によれば、緊急事態宣言によるレコーディング中断で気分が落ちている中で、自分を鼓舞するためにそういう流れの曲になったという[8]
    また今井は、本曲をアルバムのラストナンバーにして最初の曲「PEACE」と繋げる案を横山と考えていたが、櫻井と樋口豊の意見により却下となった[10]
  14. 忘却
    作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿
    元々はラストナンバーでなかったが、前述のとおり櫻井と樋口がラストナンバーに本曲を推薦したため変更となった。なお、今井自身も本心では本曲をラストナンバーとしたかったとインタビューで吐露している[10]

  1. ^ ABRACADABRA”. Oricon. 2020年9月18日閲覧。
  2. ^ a b 週間 合算アルバムランキング 2020年10月05日付(ウェブ魚拓)”. Oricon. 2020年9月30日閲覧。
  3. ^ 週間 ROCKアルバムランキング 2020年10月05日付(2020年10月5日付・ウェブ魚拓)”. Oricon. 2020年9月30日閲覧。
  4. ^ Billboard Japan Top Albums Sales|Charts|Billboard JAPAN(2020年10月5日付・ウェブ魚拓)”. Billboard JAPAN. 2020年9月30日閲覧。
  5. ^ Billboard Japan Hot Albums|Charts|Billboard JAPAN(2020年10月5日付・ウェブ魚拓)”. Billboard JAPAN. 2020年9月30日閲覧。
  6. ^ a b c “BUCK-TICK新アルバム「ABRACADABRA」33回目のデビュー記念日に発売”. 音楽ナタリー. (2020年7月22日). https://natalie.mu/music/news/388836 2020年9月18日閲覧。 
  7. ^ 【BUCK-TICK リコメンド】この環境下で生まれるべくして生まれた不幸を振り払うお守りのような作品(2ページ目)”. okmusic (2020年9月14日). 2020年9月18日閲覧。
  8. ^ a b c “【インタビュー】BUCK-TICK、人生のすべてを受容・肯定し、あるがままに生きたいと願うすべての人に寄り添う22枚目のオリジナルアルバム『ABRACADABRA』”. BARKS. (2020年9月18日). https://www.barks.jp/news/?id=1000189126 2022年4月3日閲覧。 
  9. ^ 【BUCK-TICK リコメンド】この環境下で生まれるべくして生まれた不幸を振り払うお守りのような作品(1ページ目)”. okmusic (2020年9月14日). 2020年9月18日閲覧。
  10. ^ a b c d e f g h “【インタビュー】BUCK-TICK、人生のすべてを受容・肯定し、あるがままに生きたいと願うすべての人に寄り添う22枚目のオリジナルアルバム『ABRACADABRA』2”. BARKS. (2020年9月18日). https://www.barks.jp/news/?id=1000189130 2022年4月3日閲覧。 
  11. ^ a b New Album「ABRACADABRA」Special Site”. JVCケンウッド ビクターエンタテインメント. 2020年9月18日閲覧。
  12. ^ a b “BUCK-TICK新作を受注限定カセットテープ&アナログプレーヤーで聴こう”. 音楽ナタリー. (2020年9月9日). https://natalie.mu/music/news/395660 2020年9月18日閲覧。 
  13. ^ 週間 アルバムランキング 2020年10月05日付(ウェブ魚拓)”. Oricon. 2020年9月30日閲覧。
  14. ^ “BUCK-TICK、チコちゃんのオオシカケンイチ手がけるVRアニメに主題歌提供”. 音楽ナタリー. (2020年10月23日). https://natalie.mu/music/news/401882 2020年11月12日閲覧。 
  15. ^ “BUCK-TICK新曲「凍える」がテレ東×ディアステドラマ「闇芝居(生)」EDテーマに決定”. 音楽ナタリー. (2020年8月14日). https://natalie.mu/music/news/392069 2020年9月18日閲覧。 
  16. ^ “BUCK-TICK、アルバム『ABRACADABRA』より「ユリイカ」の先行配信を開始”. okmusic. (2020年9月9日). https://okmusic.jp/news/396808 2020年9月18日閲覧。 
  1. ^ 「RONDO」は本作には未収録。
  2. ^ 「MOONLIGHT ESCAPE」のカップリング
  3. ^ 完全生産限定盤AとBが制作され、AにはBlu-ray、BにはDVDが付く[11]
  4. ^ 「完全生産限定盤」と「通常盤」はSHM-CD仕様[11]
  5. ^ メンバー別のアングルで収録したマルチアングルバージョン[6]
  6. ^ ボックス特典の一つとして同梱。
  7. ^ 受注予約の第1回受付期間は2020年9月9日から22日まで、第2回受付は9月23日17:00から10月7日まで[12]


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