1967年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/30 00:29 UTC 版)
他の紀年法
- もし、1868年からの明治の年号がこの年まで続いていれば、1967年が「明治100年」(1868年=明治元年から99年後)となったところだが、実際は、明治100年の記念式典は翌年、1968年に行われた。
- 中華民国(月日は一致)
- 中華民国56年
- 朝鮮(月日は一致)
- 主体56年
- 仏滅紀元:2509年 - 2510年
- イスラム暦:1386年9月19日 - 1387年9月29日
- ユダヤ暦:5727年4月19日 - 5728年3月29日
- 修正ユリウス日(MJD):39491 - 39855
- リリウス日(LD):140332 - 140696
※主体暦は、朝鮮民主主義人民共和国で1997年に制定された。
カレンダー
できごと
世界と日本のできごと。
1月
- 1月1日 - 日本専売公社が葉巻たばこ「パロマ」を発売[要出典]。
- 1月8日 - 前年12月21日の茨城県議会黒い霧解散に伴う茨城県議会議員選挙投票[要出典]。
- 1月12日 - 日本血液銀行協会、売血の全廃を決定(預血は継続)[1]。
- 1月13日 - 神奈川県藤沢市藤沢で帰宅途中の女子高生が労務者の男に襲われ殺害される。同月18日に犯人の男を逮捕。詳細は「藤沢市女子高生殺害事件」を参照
- 1月15日 - アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスで第1回スーパーボウルが開催。
- 1月28日 - KDDが日米間の通信衛星中継業務を開始。
- 1月29日 - 第31回衆議院議員総選挙投票[2]。前年12月27日の黒い霧解散に伴うもの。(1969年12月2日解散(沖縄解散))
2月
- 2月1日
- 2月11日 - 初の建国記念の日[3]。
- 2月15日 - 東京国際空港に時限爆弾が仕掛けられる[4]。
- 2月17日 - 第2次佐藤内閣発足。全閣僚再任[3]。
- 2月20日 - トヨタ自動車が「ハイエース」を発売(5月には「2000GT」を発売)。
- 2月28日 - 川端康成、石川淳、安部公房、三島由紀夫らが文化大革命に対する抗議声明発表。
3月
- 3月1日 - 阪急千里線・北千里駅で世界初の無人自動改札システムが設置される[5]。
- 3月4日 - 大相撲の高見山大五郎(本名:ジェシー・クハウルア)が相撲界で史上初となる外国人関取(十両)に昇進[6]。
- 3月6日 - 日本航空、世界一周線の運航開始[7]。
- 3月12日 - 青年医師連合(36大学、2400人加盟)がインターン制度に反対して医師国家試験をボイコット[7]。
- 3月18日 - トリー・キャニオン号事件が発生。
- 3月20日 - 本田技研工業が「N360」を発売。「スバル・360」の牙城を崩す。
- 3月21日 - 金栗四三が第5回ストックホルム五輪のマラソンにおいてゴールイン(最下位)。タイム54年8カ月6日5時間32分20秒3を記録し、のちにギネス世界記録した。同日、全日程の終了が宣言された。
- 3月24日 - 大阪市営地下鉄谷町線の東梅田駅 - 谷町四丁目駅間が開業(以降区間を拡大し、1983年全線開業)。
4月
- 4月1日 - 大阪府泉南町(現在の泉南市)の南海電鉄本線踏切で急行電車が大型トラックと衝突、電車の1・2両が男里川に転落。死者5人・重軽傷者208人の大惨事に[8]。
- 4月3日 - トヨタ自動車が「ランドクルーザー」56型を発売。
- 4月5日 - 岡山大学の教授が、富山県で発生したイタイイタイ病は三井金属鉱業神岡鉱山(岐阜県)の廃水が原因であることを発表[9]。
- 4月15日 - 統一地方選挙、東京都知事選挙で美濃部亮吉が当選、革新知事ブームのさきがけに[9]。
- 4月18日 - 厚生省が阿賀野川水銀中毒(第二水俣病)は昭和電工鹿瀬工場(新潟県)の廃水が原因であると結論[10]。
- 4月20日 - サントリーがびん入り生ビール「純生」発売。
- 4月24日 - ソ連の宇宙船ソユーズ1号が着陸に失敗し、搭乗していたウラジミール・コマロフが死亡。史上初の宇宙飛行による死亡事故。
- 4月25日 - 東伊豆道路全線開通。
- 4月28日
5月
6月
- 6月5日 - イスラエル・アラブ連合間で戦闘開始(第三次中東戦争)。6月11日に戦闘が終結しイスラエルの圧勝。この結果、イスラエルの占領地域は戦前の4倍以上に拡大。
- 6月10日 - 東京教育大学の筑波研究学園都市への移転が決定[13]。
- 6月13日 - リンドン・ジョンソン米大統領が訟務長官のサーグッド・マーシャルを(アフリカ系アメリカ人として初めての)合衆国最高裁判所判事に任命する。
- 6月17日 - 中国が初の水爆実験を行う。
- 6月18日 - 電鉄塩屋駅で山陽電鉄爆破事件が起こる[14]。
- 6月25日 - 世界初の衛星中継のテレビ番組『OUR WORLD 〜われらの世界〜』が24か国で放送され、ビートルズ が「愛こそはすべて」を生演奏した。
- 6月27日 - ロンドンのバークレー銀行に世界初のATMが設置。
- この頃、熊本大学の研究班がチッソの反応機(化学プラント)と同じ環境から水俣病の原因物質であるメチル水銀が合成されることを再現することに成功して論文発表を行う。
7月
- 7月1日 - ブリュッセル条約発効により、欧州石炭鉄鋼共同体、欧州経済共同体、欧州原子力共同体の組織体制が統合される。
- 7月2日 - 初めてのガンマ線バーストであるGRB 670702が核実験監視衛星であるヴェラ3およびヴェラ4によって発見される。
- 7月3日 - FM東海(TOKYO FMの前身)でFM最長番組「JET STREAM」が放送開始。
- 7月8日 - 韓国中央情報部(KCIA)が東ドイツにおいて北朝鮮大使館と接触した194名の韓国人を逮捕したと発表。(東ベルリン事件)
- 7月12日 -アメリカ・ニュージャージー州ニューアークで白人警官による黒人タクシー運転手への暴行事件をきっかけにした黒人暴動が起こり、23名の死者と1500名以上にのぼる逮捕者を出す。
- 7月14日 - タカラが「リカちゃん人形」を発売[15]。着せ替え人形のベストセラー商品となる。
- 7月19日 - 東京女子医科大学の今井通子と若山美子が女性で初めてマッターホルン北壁の登頂に成功[15]。
- 7月21日 - 公正取引委員会が松下電器産業にヤミ再販の停止を勧告[15]。
- 7月22日 - 高田光政がグランド・ジョラス北壁の登頂に成功(日本人で初めてアイガー、マッターホルン、グランド・ジョラスのアルプス3大北壁全登頂に成功)[15]。
- 7月23日 - アメリカ・ミシガン州デトロイトで黒人暴動(12th Street riot)起こる。
- 7月28日 - NHK、ラジオ受信料の廃止を決定(1968年4月1日施行)[16]。
- 7月29日 - 南シナ海のベトナム沖のトンキン湾で、アメリカ海軍空母フォレスタルが、艦上のF-4 ファントムII戦闘機の電気トラブルからズーニー・ロケット弾に引火し爆発、炎上する事故発生。死者134名、負傷者161名を出し、アメリカ海軍空母として第二次世界大戦以降最悪の惨事。
8月
- 8月1日
- 8月3日 - 公害対策基本法公布[16]。
- 8月8日
- 8月10日 - JCBがアメリカン・エキスプレスと国際クレジットカード提携発行契約を結ぶ[19]。
- 8月26日-29日頃 - 昭和42年8月洪水(羽越豪雨)発生。
- 8月27日 - ユニバーシアード東京大会開催(9月4日まで)[20]。
- 8月30日 - 米議会上院がサーグッド・マーシャルを(アフリカ系アメリカ人として初めての)合衆国最高裁判所判事とする事に合意する。
9月
- 9月1日
- 9月2日 - 北海のイギリス沖に浮かぶ自称「国家」であるシーランド公国が独立宣言。
- 9月3日 - スウェーデンで自動車の対面交通が左側通行から右側通行に変更された。(ダゲン・H)
- 9月28日 - 上越線新清水トンネル開通[22]。
- 9月30日
10月
- 10月1日
- 10月2日
- 深夜放送の代名詞的存在である、ニッポン放送系のラジオ番組「オールナイトニッポン」が放送開始。初代パーソナリティは糸居五郎(月曜)、斉藤安弘(火曜)、高岡尞一郎(水曜)、今仁哲夫(木曜)、常木建男(金曜)、高崎一郎(土曜)。
- サーグッド・マーシャルがアフリカ系アメリカ人として初めて米連邦最高裁判事に就任。
- 10月3日 - ウィリアム・J・ナイトが操縦する米国の実験機X-15A-2がマッハ6.7(7,274 km/h)に到達。有人航空機の最大速度記録。
- 10月7日 - 巨人、3年連続セ・リーグ優勝(V3)。
- 10月18日 - ツイッギー来日[24]。日本にミニスカートブーム到来。
- 10月20日 - 吉田茂元首相死去[24]。
- 10月21日 - ペンタゴン大行進。
- 10月27日 - 福島県いわき市の日産サニー販売店で宿直員の男性が殺害され、現金などが奪われる事件が発生(日産サニー事件)。
- 10月28日
- 10月30日 - 鹿島石油設立。
- 10月31日 - 吉田茂元首相の本葬が戦後初の国葬として日本武道館で営まれる[25]。
11月
- 11月1日
- 11月9日
- 11月11日 - 日本エスペラント協会会員の由比忠之進が、ベトナム戦争に反対する佐藤栄作首相宛の抗議書を携え、首相官邸近くで焼身自殺を図る[26]。
- 11月19日 - 無綫電視が放送開始。
- 11月21日 - 小田急百貨店(新宿店)本館完成、11月23日全館営業開始。旧館は小田急ハルク(現ハルク)として11月27日新装開店。
- 11月25日 - 第2次佐藤改造内閣発足[27]。
12月
- 12月1日 - 東京ガスがガス・セントラルヒーティングを発売。
- 12月3日 - 南アフリカ共和国のケープタウンで世界初のヒトからヒトへの心臓移植が行われる(この世界初のレシピエントは移植術後18日後に死亡)。
- 12月9日 - 東京で都電銀座線(これは通称で、正式には「一系統」と呼ぶ。他に「一番」という俗称もあった。)など計9系統廃止[28]。
- 12月15日 ‐ アメリカでシルバー・ブリッジ崩落(46名が犠牲となった。)
- 12月16日 - 早川電機工業がIC電卓を発売[29]。
- 12月24日 - 餃子の王将が京都で一号店オープン
- 12月26日 - 住友クレジットサービス設立。
- 12月29日 - 韓国でヒュンダイモーターカンパニー設立。
- ^ 昭和二万日13、p.250
- ^ 昭和二万日13、p.252
- ^ a b 昭和二万日13、p.256
- ^ 昭和二万日13、p.256-257
- ^ 「我が国が発展させたイノベーション」『平成28年度 国土交通白書 2017』国土交通省、2017年、38-43頁 。
- ^ 昭和二万日13、p.260
- ^ a b 昭和二万日13、p.262
- ^ 昭和二万日13、p.266-267
- ^ a b 昭和二万日13、p.268
- ^ 昭和二万日13、p.272
- ^ 昭和二万日13、p.276-277
- ^ 昭和二万日13、p.279
- ^ 昭和二万日13、p.278
- ^ 昭和二万日13、p.282-283
- ^ a b c d 昭和二万日13、p.286
- ^ a b c 昭和二万日13、p.290
- ^ 昭和二万日13、p.291
- ^ 昭和二万日13、p.296-297
- ^ 昭和二万日13、p.296
- ^ 昭和二万日13、p.298-299
- ^ 昭和二万日13、p.298
- ^ 昭和二万日13、p.302
- ^ 昭和二万日13、p.302-303
- ^ a b 昭和二万日13、p.308
- ^ a b 昭和二万日13、p.312-313
- ^ 昭和二万日13、p.312
- ^ 昭和二万日13、p.314
- ^ 昭和二万日13、p.316-317
- ^ 昭和二万日13、p.318
- ^ 昭和ドーナツ盤 めるり堂 2023年3月24日閲覧
- ^ a b 「碧南一家連載50年記念特集」(PDF)『広報へきなん』第1805巻、碧南市、2017年2月1日、2-5頁、2019年3月11日閲覧。
- ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、463頁。ISBN 978-4-415-00878-3。
- ^ 日本音声製作者連盟『日本音声製作者名鑑2007』小学館、2007年、224頁。
- ^ “矢島晶子のアニメキャラ・最新情報まとめ”. アニメイトタイムズ. 2020年11月20日閲覧。
- ^ “子安武人のアニメキャラ・最新情報まとめ”. アニメイトタイムズ. 2020年11月15日閲覧。
- ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年7月、598頁。ISBN 978-4-415-00878-3。
- ^ “松野太紀(まつのたいき)の解説 - goo人名事典”. 2020年11月15日閲覧。
- ^ 『声優ヒストリー 12人の声優が歩んだ軌跡』徳間書店、1997年、110頁。ISBN 978-4-19-720015-3。
- ^ 教育ジャーナル(主婦の友社)2010年8月号 42-47頁インタビュー
- ^ 北側寒囲『マブラヴ 3 UNLIMITED 戦争』集英社、2007年、108-110頁。ISBN 978-4-08-630371-2。
- ^ 吉宗鋼紀『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス 3 虚耗の檻穽』エンターブレイン、2009年、170,173頁。ISBN 978-4-7577-4521-6。
- ^ 『『マブラヴ オルタネイティヴ』公式メカ設定資料集 MUV-LUV ALTERNATIVE INTEGRAL WORKS』エンターブレイン、2009年、7頁。ISBN 978-4-04-726223-2。
- ^ マイケル・クライトン『アンドロメダ病原体』早川書房、1976年、13-183,197-214頁。ISBN 978-4-15-010208-1。
- ^ ダニエル・H・ウィルソン『アンドロメダ病原体─変異─〔下〕』早川書房、2020年、73頁。ISBN 978-4-15-209937-2。
- ^ フレドリック・ブラウン『天使と宇宙船』東京創元社、1965年、264-298,303,304頁。ISBN 978-4-488-60502-5。
- ^ E・R・バローズ『月シリーズ1 月のプリンセス』東京創元社、1978年、8,11,19,20頁。ISBN 978-4-488-60128-7。
- ^ 公式ガイドブックでの設定。
- ^ カート・ヴォネガット・ジュニア『スローターハウス5』早川書房、1978年、88-95,104頁。ISBN 978-4-15-010302-6。
- ^ グレゴリイ・ベンフォード『タイムスケープ〔下〕』早川書房、1988年、4,322-327頁。ISBN 978-4-15-010774-1。
- ^ 疋田努「龍の生態と行動」『アニマ NO.183』、平凡社、1987年12月、25頁。
- 1967年のページへのリンク