隠れ切支丹鏡 概要

隠れ切支丹鏡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/24 08:07 UTC 版)

概要

隠れキリシタンが弾圧を避けてキリスト教を信仰するために、これを隠し持った。光を反射させることによって、内部に隠されたキリストや聖母マリアの像をスクリーンに投影することができる[2]

一例として、福岡県にある西南学院大学神学部に保存されているものがある(西南学院大学博物館に展示)。同大学に寄贈したもので、直径は21センチ[1]

また、神奈川県中郡大磯町にあるエリザベス・サンダースホーム澤田美喜記念館も、キリスト像が映し出される魔鏡を所蔵している[3]

関連項目


  1. ^ a b お宝発見 キリシタン魔鏡 西南学院大 朝日新聞、2007年10月12日
  2. ^ a b “魔鏡”が映す 匠の技術-歴史・原理編-」『精密工学会誌』78巻 1号 2012年 p.49-52, doi:10.2493/jjspe.78.49
  3. ^ 所蔵品を見る(踏み絵・鏡) 澤田美喜記念館ホームページ 2022年10月17日閲覧


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