銀河お嬢様伝説ユナ 登場惑星

銀河お嬢様伝説ユナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/19 23:16 UTC 版)

登場惑星

作中では基本的に1作品1回しか登場しない(前回までの粗筋を除く)。本項には人工惑星(スペースコロニー)の類も含まれる。なお本作では人類文化圏の惑星があるのは射手座銀河系のオリオン腕を(つまり地球を)中心としてそこから見ての全銀河の三割程度という事で、銀河中心部方向より遠方には未確認の星系がいくつもある。

『1』にて初登場

GNC-01089
30世紀にその存在が観測・確認された、こと座付近のブラックホール。フリントへの途上にあるので作中では最も近い移動可能な外惑星なのだが、超重力とそれに起因するユナの機嫌のせいで、あるアイテムがないとここに立ち寄る事が出来ない。
バルムード
ティアン星系の木星型惑星。「雲の惑星」の別名を持ち、浮遊する多数の人工物は国家連合を形成している。また、作中の山場であり、エミリーの勤務先でもある「空中図書館」がある。到着時、前述の通りユナは航宙図座標の目標点設定ミスでみけ丸号をこの星に衝突させそうになった操縦ミスをしている。
フリント
カルディア恒星系の人工惑星。レアメタル鉱床採掘用の拠点である。「機械の惑星」の別名を持ち、住民の大半が機械人でインフォメーションもガイノイドがいる。実は軍事用の工場を持つ為に立入禁止区域もある。また、所によっては酸性雨が降る。
マーニアス
リューディアの祖先の母星。過去に一度闇の女王と敵対し滅亡している。星自体はマリアーナよりも更に銀河中央方向にある。
マリアーナ
プランター[8]星系にある、惑星のほとんどを海で覆われた、「海の惑星」の別名を持つ温暖な星。独立の勇者が水着の女性だった為に住民は水着を常用し、水着コンテストも常時開催され、わずかな陸地はマリンスポーツをはじめ一大リゾート地となっている。リューディアのいる古代遺跡が海底に沈んでいる。ユナの金槌がバレた星。高等生命は現在魚類近似種しか発見されていない。
ルーリーズス
カペ恒星系の、羊歯系植物に覆われた星。「密林の惑星」の別名を持ち、湿地帯特有の熱帯性気候であり、生物学者からは億単位の年度経過の後の高等生物の発生を期待されている。古代文明の遺跡が現存している地域がある。

『2』にて初登場

『2』にてユナ達が宇宙のビーコンを破壊する為に訪れた恒星系は名称不明。以下の三惑星は、三連星を形成している。

センプー
「風の惑星」の別名を持つ温暖気候の惑星。銀河最大のテーマパーク「ギャラクシーパーク」があり、「風吹き草」の植生地域でもある。パークにはトリプル観覧車をはじめ、各種のアトラクションが多数取り揃えてある箱物惑星だが、運営は絶好調。
ダンボー
「火の惑星」の別名を持つ熱帯気候の惑星。惑星全体に多種多様な温泉が湧き、そのうちの一つ「火鳥亭ハワイアンセンター」に足を捻挫したユナが療養に立ち寄る。アコ・マコが「電気風呂」で罠を張っており、ここに生息する「火の鳥」を巡っての戦いが繰り広げられる。実は麗美の実家がある星。
レーボー
氷に覆われた星。「氷の惑星」の異名を取る。氷のピラミッドが遺されており、ペンギン型の聖像が安置されている。ミドリとの激戦地もここ。

『OVA1』にて初登場

『OVA1』には銀河内の他の惑星は登場しなかった。

銀河連合評議会本部コロニー
本作中の各国家連合組織を統括し、銀河系の人類文化圏の平和維持をしている「銀河連合評議会」の本部があるコロニー。『OVA1』にて初登場。三度の星間戦争を経て発足。評議会が正常に運営されたおかげで、戦争がなくなり、ユナ達が逆にプリンセス号のビーコンが起動した原因を直感させないほどになっている。フロイライン・Dの謀略で簒奪されそうになった。『OVA1』終盤はデビル・フロイラインの暗黒艦隊の奇襲を受けるが、プリンセス号とマーニアス艦隊に守られた。『3』には登場せず。

『3』にて初登場

機械化惑星は帝国の存在が語られるのみだった『OVA2』では登場しない。以下の惑星は全てが機械化帝国の勢力圏下にある。

アッチーヤ
「最暑星」の異名を取る灼熱の惑星。ミサイル攻撃を躱し損ねるとここに墜落する。マグマで分断されており、進行に手間取ると危険な星。隠しアイテムは「ゾウクッキー」。
アレハテ
「流旋星」の異名を取る星。妖機三姉妹戦最終戦の舞台。星が流砂で寸断されていて、この流砂に流された時は別の所に出る。隠しアイテムは「トラクッキー」。
ウララーカ
「南蛮星」の異名を取る温暖な惑星。ただしユナ達が行った時期は元々は初冬のはずだった。食人植物様の異生物「眠り草」とその親玉「ミンミン草」が前半の障碍で破壊不可。隠しアイテムは「サイクッキー」。
オイシーヤ
「食植星」の異名を取る食い倒れ惑星。絶品料理で溢れている。前半戦では罠に嵌ったユーリィが孤立の上、食べ物に釣られて徘徊する。隠しアイテムは「カメのコーラー」。
機械化惑星
『OVA2』以降登場の敵・機械化帝国の母星で『3』終盤の舞台。都市は白皇帝が地球のネオ東京をモデルに作成したという。隠しアイテムやお宝グッズが眠る部屋がいくつかある。
豪黒壁
かつての大戦の遺跡である小惑星群。中央の巨石には剣鳳が封印幽閉されている。「イルカクッキー」がルート次第で手に入る隠しアイテム。
ジックリ
機械化帝国の訓練惑星の一つ。中盤から行けるようになるここの最強試練突破後には、隠しキャラが登場する。
タンレン
中盤から行けるようになる機械化帝国の訓練惑星の一つ。練度はそこそこまで上げられる。
チッチェーナ
とても小さな小惑星。ただし、黒皇帝の罠が張ってあり、ここで次元サルガッソに落とされる事になる。また、セリカが叩きのめされたのもこの星。
ツベテイ
「極海星」の異名を取る氷雪世界の極寒の星。ミサイル攻撃を凌ぐとここに着ける。実は前半でルミナーエフが氷柱として登場しているが、当初はそのおかげで誰にも気付かれない。
天星
機械化帝国の移動攻撃要塞。地球に撃ち込まれた惑星破壊爆弾【天火】をはじめ各種の侵略装備を製造・配備している。元は鏡明が統治管理していた惑星開拓用コロニーだったが、住民を人質に黒皇帝に接収され、要塞に改造されたもの。なお、お宝のある隠し部屋と訓練惑星へ行ける転送部とがある。
ヒッソリ
ほとんど目立たない惑星で、「界鏡星」の別名を持つ。機械化帝国の勢力圏の最端にある為に、遺跡に偽装された機械化惑星のセキュリティシステムが置かれている。
ミエネーヤ
「蜃楼星」の異名を取る、霧で覆われた星。住民は紫陽花に人質に取られた上、虐殺された。隠しアイテムは「ジャンボパフェ」。

  1. ^ 『電撃B-magazine 第1巻』メディアワークス、1998年5月1日、80頁。 
  2. ^ その頃のハドソンは、『イースI・II』や『天外魔境II 卍MARU』等の超大作に再販が偏っていた。
  3. ^ PCエンジン純正6ボタンパッドは最初、20MBit Hu-Cardのゲーム『ストリートファイターIIダッシュ』移植と同時に開発・発売(商品名『アベニューパッド6』として発売)された。この当時の全てのPCエンジンではDUOを含めて2ボタンパッドが標準だった。なおリンク先も参照の事。
  4. ^ 『LA』取扱説明書内の世界観設定頁中に明記されている。
  5. ^ 『2』以降はライトスーツ自体がユナ達の宇宙空間での行動を可能としている(ただし機動力はフライトフォームに劣る)。
  6. ^ グランプリファイルエントリーナンバーはヨーコ、佳華、マリ以外は判明していない為に記事内では三人を除き特段明記しない。
  7. ^ 『3』の展開はシステム上、ゲーム開始から【天火】落下地点での菊花との戦闘2回目終了時までが序盤、フェアリィ号発進以降ヒッソリのセキュリティ解除・美鬼戦終了時までが中盤、機械化惑星への進攻以降ゲーム終了までが終盤となる。これらの区分は前のマップに戻れるかで決定される。
  8. ^ a b c ナレーション上では「プンター」と読まれる。
  9. ^ なお、無印の攻撃では前述の通り、この技とは逆の効果だった。『2』以降でボイスレッスンをしていた事が示唆(『OVA2』で冒頭の亜耶乎襲撃時に言及)されている。
  10. ^ ゲーム中の攻撃音はヴァイオリンの生録であり、名のある楽団の奏者に「ヘタクソに」や「メチャクチャに」などの注文をした上で収録された。
  11. ^ 『1』で声を担当した山田真木は、当時レッドカンパニーの人気広報室員として知られ、後に漫画家の西森博之と結婚している。本来は『Cドラ』の時にもそのまま演じる予定だったが、当日はアメリカに出張になっており、前々日になって慌てて永島由子が手配されたという逸話がある。
  12. ^ 『3』のステータス表示上では「クレッセント・ビュウ」だが、攻撃時の掛け声では「女王様の鞭」である。なお、レベルアップすると技名も掛け声と同じになる。
  13. ^ 祖先は以前闇の女王と敵対して敗北した惑星マーニアスの人類。マーニアスはマリアーナよりも銀河中央方向にあった。闇の女王の台詞と『LA』取説内銀河系解説図でこの事が言及されている。
  14. ^ 香坂女子は廃校になりその跡地は売り地となった。
  15. ^ a b これには【天星】がユナ達の迎撃の為に本来のマミとルイの転送位置に空間転移して来た事も絡んでいる。
  16. ^ セリカ(CELICA)はトヨタの四輪車の一車種、挙母は企業城下町化する前の豊田市の元の名前である。
  17. ^ 『OVA1』冒頭の料理の鉄人のお嬢様の声も担当している。
  18. ^ 一部の書籍で裏技(隠しメッセージ)扱いされていたものだが、現在は裏技に含まれない事になっている。
  19. ^ 『Cドラ1』では「新田三四郎」名義である。
  20. ^ ユナ曰く「友達と中でパーティをした時にジュースをこぼしそれ以来エンジンが掛からなくなった」との事。
  21. ^ ただし、この事実はユーリィが秘密にしてしまい、また声も付いていなかった。
  22. ^ 『嬢コレ』の移植ではこの曲はカットされており、再生シーン(タイトル画面)は無音となっている。また、それに伴いスタッフロールにもこの曲に関する説明は表示されない。
  23. ^ サードパーティ(ハドソン)製セガサターン対応ジョイカード。デザインもボンバーマンがモチーフになっている。なお、ハドソンで発売していた、『サターンボンバーマン』対応のセガサターン拡張機器には全て、「SBOM」の冠名が付いている。






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