銀河お嬢様伝説ユナ 登場メカ

銀河お嬢様伝説ユナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/19 23:16 UTC 版)

登場メカ

『1』にて初登場

みけ丸号
正式名称「アトランテックユニバーサル SCP-XII イクストロン」。スポンサーの一つ、アトランティックユニバーサル社の最新製品。ミス銀河お嬢様コンテストグランプリの副賞としてユナが貰った小型スペースクルーザー。名前の由来はユナが昔飼っていた愛猫の名前とメインキャビンの形から。スペースクルーザー免許を取りたてのユナは教習機とのあまりの違いに困惑し(作中では「こんな難しいの」との言がある)、エルナーの補助があるとはいえ、バルムードに到着した際に衝突しそうになっている操縦ミスをしている。『2』以降は修理中[20]のために登場しない。
  • 設定上は機首操縦席前に護身用に2門の伸縮格納型ブラスターが装備されている。
エンデ・ベリウム
リューディアが眠っていた遺跡の下に休眠していた、古代マーニアス文明の移民船団及び護衛艦隊全ての旗艦。『2』以降は移民惑星を求めて全艦隊で銀河中を捜索して回る事となる。『3』では超空間航行機能を利用してユナ達のアイテム補給艦として後方ロジスティックで活躍する。旗艦であるこの艦の艦名は『2』冒頭にて判明した。
本艦はじめマーニアス移民船団はいずれも強力なビーム砲を有している。
暗黒門護衛ロボット
"暗黒門"の守護者。闇の女王へと通ずる道への入り口たるこの門を通る為に倒さなければならない。
両手から発射するビームは強力。しかも、隠し腕が一対あるので厄介。
エル・ライン
エルナー、エリナ、ジーナ、マリナが合体した、全長21mの「マトリクス・フィギュア」(巨大ロボット)。パイロットに当たる(核となる)「光の救世主」無しでも動くことはできるが、太古の戦いでは「闇の女王」との戦いで手傷を負わせながらも敗れ、そのために分割・封印されていた。再戦時にはユナが乗り込むことにより本来の力を発揮、闇の女王を倒すことに成功する。なお『2』以降、ユーリィが生成したパーツによりパワーアップし、「エル・ライン・ノイ」となった。『OVA1』では冒頭大気圏突入を利用した目玉焼き(ユナ曰く「秘技・大気圏目玉焼き」)を披露させられた。『OVA2』にて大破。『3』での参戦は最終決戦までお預けとなる。
  • 『2』及び『FX』のバトルパートの自機名表記はエル・ラインが「YEL-LINE」、エル・ライン・ノイが「YEL-LINE NEU」である。

『Cドラ1』にて初登場

バンビー号
かつての暗黒お嬢様達計14名を招き宇宙大浴場惑星へ慰安旅行に向かったユナ達がチャーターした、マリンフィールド社の旅客宇宙遊覧艇。艇内には各種の娯楽施設が存在し、上述の如くユーリィがクルーとして、更にはエリカ7も密航してきて[21]先行登場している。
民間企業の観光旅客遊覧艇なので非武装である。

『2』にて初登場

永遠のプリンセス号
巨大な船体に強力な破壊兵器・スタースマッシャーシステムを装備した、プリンセス・ミラージュの旗艦。装甲はエル・ラインでさえ破壊出来ないが、ある理由でユーリィには破られている。
スタースマッシャーは最低レベルの砲撃でも家一軒軽く吹っ飛ばす威力があり、『2』エピローグ以降は主にどちらも傍迷惑なレベルのお仕置きか目覚ましに用いられている。最高出力では「スタークラッシャーボム」となり、惑星破壊レベルの攻撃力を有する。
OVA二作品の山場でもユナを助ける活躍をし、『3』ではユナの全体攻撃技「ミラージュキャノン」として戦場で大活躍する。
月遊覧飛行艇(民間シャトル)
ユナ達が社会科見学旅行で月に行った時に白丘台女子がチャーターして使用した、マリンフィールド社の所有する遊覧飛行艇。月-地球間の旅客シャトルとして用いられている。艇名は不明。
民間会社所属であり観光遊覧飛行専用の旅客宇宙艇なので非武装。
はとぽっぽ号(エクスカリバー)
正式名称「GSS-2299E エスクカリバー」。GSS型の新製品。製造会社は不明。永遠のプリンセス号の襲来を阻止する目的で、ビーコンを捜し壊す為にポリリーナがユナに貸し与えた最新型の超高速スペースクルーザー。格納庫はユナの家の地下に秘密裏に製作されていた。元の名前は「エクスカリバー」だったのだが、ユナが勝手に「はとぽっぽ号」と命名した挙句、機名まで書き込んでしまった。このショックでポリリーナは以降本機を用いていない。
  • なお、設定上は機首に2門のビーム砲を内蔵している上、ミサイルも搭載可能。
スペースダック
センプーのギャラクシーパークを自由に移動出来るスワンボートのような足漕ぎ型の小型二人乗り簡易航宙機。ペダルで出力を調整可能。
メテオクラッシャー
センプーのギャラクシーパークにある、星を一望出来る二人乗り高速小型飛行艇。フルパワーではセンプーの引力圏を脱出可能。
ガードロボット
プリンセス号艦内ガードロボット。
アンデローベ
プリンセス号の艦首女性像内に格納されている護衛ロボット。大きさはエルライン・ノイとほぼ同じ位。
強力なビーム砲があり、エル・ライン・ノイを苦しめる。

『OVA1』にて初登場

にせエル・ライン
ユナに濡れ衣を着せる為にフロイライン・Dが密かに建造し破壊活動を行わせた。機体色が濃寒色系を主体としている、禍々しい配色になっている。分離合体機能はない。
デメキン号
銀河反逆罪の冤罪で銀河連合評議会に逮捕されたユナを取り返す為にリア(ポリリーナ)が使用した三発エンジン型の新型高速スペースクルーザー。正式名称や製造会社は不明。リアがこの艦の名前を名乗る寸前に、その外見からユーリィに紹介早々「デメキン号」と勝手に命名されてしまった。
作中では武装の有無は不明。
リコリス2
ミサキが用いる専用乗機。連盟評議会監察の制式なのでワンオフ改造機でない限りは性能も似通った同型機が多数存在する。OVAニ作品には皆勤賞の小型艇。『3』では序盤で機械化帝国に尾行され奇襲を受け、これの救出がユナ達の地球外で最初のミッションとなる。更にミサキはエレメントフェアリィ号に移乗するのでそれ以降登場せず。機名は『3』にて判明した。
機首に2門のビーム砲を内蔵しているが作中ではほとんど役に立っていない。

『OVA2』にて初登場

デモスローズ
機械化帝国(機械化皇帝)が妖機三姉妹長女・幻夢に切札として与えた、四枚花弁の花のような巨大攻撃兵器。エル・ライン・ノイを大破に追い込みマトリクス・ドール三人娘に甚大な被害を与えた。
中枢核を守る花弁様の部分には大量のミサイルが装備されている。

『3』にて初登場

天火(てんふぉ)
地球に撃ち込まれた惑星破壊爆弾。機首に地殻掘削用のドリルが装備され、惑星核に達すると爆発して星を破壊してしまう。ユーリィが「土瓶蒸し」と形容するように本体は陶器壺に似た形をしている。【天星】にて製造されている。制御装置は菊花が所持していた携帯型と、【天星】にある主制御部がある。
護衛用に粒子砲が装備されているが、選択肢如何ではこの粒子砲に悩まされる事となる。
エレメントフェアリィ号
ユナ達一行の新しい足として用いられる事となった、ポリリーナが用意していた当初未命名のデルタ型リフティングボディタイプのスペースクルーザー。亜耶乎との思い出を大事にしていたユナが命名した。正式名称や製造会社は不明。格納庫は白丘台の隣の小高い丘を刳り貫いて作られている。
作中では武装の有無は明らかではない。ただし異次元ミサイル等の機械化帝国の武装に対する防御が脆弱な事が作中で判明している。
異次元ミサイル
異次元からのエレメントフェアリィ号への攻撃に用いられたミサイル。発射された総数は10発で、フェアリィ号は4発食らうと航行機能を停止してしまいアッチーヤに墜落する羽目になる。
天星(てんせい)
機械化帝国の惑星型攻撃兵器。惑星破壊爆弾【天火】を地球に撃ち込んだ際の拠点要塞及び製造工場としても利用されている。入口は宇宙機雷で守られていて、中には三賢機の一人・鏡明が幽閉されている。また廃棄物倉庫は「鏡乱の間」という罠の間でもある。元々は鏡明が管理していた惑星開発用のスペースコロニーだったものを黒皇帝が住民を人質に接収し、移動要塞に改造されたもので、住民は後に全員殺され、一部は「鏡乱の間」のコピーロボットとしてリサイクルされた。後述記事も参照。
幽霊船
機械化帝国に襲撃され破壊され、剰え次元サルガッソに放逐された宇宙船の一つ。洗脳されたエリカ・アコ・マコがおり、彼女らと戦闘となるが倒してしまうと敗北となる。また白香がこの船に封じられていた。
コピーロボット
接触した相手の記憶を含む情報を複写しそれを元にその対象をコピーした複製を作るロボット。「鏡乱の間」でユナ達に仕掛けられた罠。複製されたのはユナ、ユーリィ、ポリリーナの三人で、各2体づつ複製された。
夢幻部隊
六花戦の一人、紫陽花が従える部隊。見た目はただの機械化兵だが攻撃をしても倒すことができず再びマップ上に現れる。味方が孤立しているところに現れるとかなり苦しく、終盤は紫陽花と夢幻部隊の攻撃に耐える必要があり、犠牲者を出さずにクリアするのは困難である。また、ストーリー上、ポリリーナとは別行動となることも難易度に拍車をかけている。

  1. ^ 『電撃B-magazine 第1巻』メディアワークス、1998年5月1日、80頁。 
  2. ^ その頃のハドソンは、『イースI・II』や『天外魔境II 卍MARU』等の超大作に再販が偏っていた。
  3. ^ PCエンジン純正6ボタンパッドは最初、20MBit Hu-Cardのゲーム『ストリートファイターIIダッシュ』移植と同時に開発・発売(商品名『アベニューパッド6』として発売)された。この当時の全てのPCエンジンではDUOを含めて2ボタンパッドが標準だった。なおリンク先も参照の事。
  4. ^ 『LA』取扱説明書内の世界観設定頁中に明記されている。
  5. ^ 『2』以降はライトスーツ自体がユナ達の宇宙空間での行動を可能としている(ただし機動力はフライトフォームに劣る)。
  6. ^ グランプリファイルエントリーナンバーはヨーコ、佳華、マリ以外は判明していない為に記事内では三人を除き特段明記しない。
  7. ^ 『3』の展開はシステム上、ゲーム開始から【天火】落下地点での菊花との戦闘2回目終了時までが序盤、フェアリィ号発進以降ヒッソリのセキュリティ解除・美鬼戦終了時までが中盤、機械化惑星への進攻以降ゲーム終了までが終盤となる。これらの区分は前のマップに戻れるかで決定される。
  8. ^ a b c ナレーション上では「プンター」と読まれる。
  9. ^ なお、無印の攻撃では前述の通り、この技とは逆の効果だった。『2』以降でボイスレッスンをしていた事が示唆(『OVA2』で冒頭の亜耶乎襲撃時に言及)されている。
  10. ^ ゲーム中の攻撃音はヴァイオリンの生録であり、名のある楽団の奏者に「ヘタクソに」や「メチャクチャに」などの注文をした上で収録された。
  11. ^ 『1』で声を担当した山田真木は、当時レッドカンパニーの人気広報室員として知られ、後に漫画家の西森博之と結婚している。本来は『Cドラ』の時にもそのまま演じる予定だったが、当日はアメリカに出張になっており、前々日になって慌てて永島由子が手配されたという逸話がある。
  12. ^ 『3』のステータス表示上では「クレッセント・ビュウ」だが、攻撃時の掛け声では「女王様の鞭」である。なお、レベルアップすると技名も掛け声と同じになる。
  13. ^ 祖先は以前闇の女王と敵対して敗北した惑星マーニアスの人類。マーニアスはマリアーナよりも銀河中央方向にあった。闇の女王の台詞と『LA』取説内銀河系解説図でこの事が言及されている。
  14. ^ 香坂女子は廃校になりその跡地は売り地となった。
  15. ^ a b これには【天星】がユナ達の迎撃の為に本来のマミとルイの転送位置に空間転移して来た事も絡んでいる。
  16. ^ セリカ(CELICA)はトヨタの四輪車の一車種、挙母は企業城下町化する前の豊田市の元の名前である。
  17. ^ 『OVA1』冒頭の料理の鉄人のお嬢様の声も担当している。
  18. ^ 一部の書籍で裏技(隠しメッセージ)扱いされていたものだが、現在は裏技に含まれない事になっている。
  19. ^ 『Cドラ1』では「新田三四郎」名義である。
  20. ^ ユナ曰く「友達と中でパーティをした時にジュースをこぼしそれ以来エンジンが掛からなくなった」との事。
  21. ^ ただし、この事実はユーリィが秘密にしてしまい、また声も付いていなかった。
  22. ^ 『嬢コレ』の移植ではこの曲はカットされており、再生シーン(タイトル画面)は無音となっている。また、それに伴いスタッフロールにもこの曲に関する説明は表示されない。
  23. ^ サードパーティ(ハドソン)製セガサターン対応ジョイカード。デザインもボンバーマンがモチーフになっている。なお、ハドソンで発売していた、『サターンボンバーマン』対応のセガサターン拡張機器には全て、「SBOM」の冠名が付いている。






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