釜ヶ崎「寄ってき」まつり 釜ヶ崎「寄ってき」まつりの概要

釜ヶ崎「寄ってき」まつり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/25 01:38 UTC 版)

概要

原則的に春と秋に開催。5月は子供の日(祝日)を挟んだ3日間、10月は体育の日(祝日)を挟んだの各3日間のスケジュールで開催されていた。入場無料。雨天の場合は中止となっていた。

プロ・アマチュアの別無いミュージシャン、芸人たちのライブステージ、腕相撲大会、のど自慢大会、大喜利、観戦無料のプロレス大会(2010年5月・10月)などで構成されていた。

沿革

20数年前から行われていた『若者うたまつり』がその前身で2001年5月より『釜ヶ崎寄ってきまつり』となった。

始まりには諸説があり「故郷に帰れない労働者たちに喜んで笑ってもらいたい」という労働者たちの趣旨と「自分たちの表現の場を作って面白い事をしよう」という若いミュージシャンたちの考えた部分が一致して自然発生的に有志が集い、皆のカンパ等で運営されていた「まつり」である。

以来、京阪神を軸に、全国から有志のミュージシャンたちが集まり、有名無名に関わらず、皆、ノーギャラ、カンパで参加していた。

2011年5月、10月に中日のイベントとして『釜ヶ崎プロレス』が催され、2012年の4月29日に第三回と銘打たれたプロレスのみのイベントが開催された。[1]

2011年秋の第20回開催を最後に同祭は事実上終了した。 尚、翌年(2012年)より毎年10月3連休の土・日曜日に「寄ってきまつり」の全国から数多く集まった有志たちで『釜ヶ崎SONIC』が開催されている[2]

主旨

「釜ヶ崎で面白い事をするから、出演者もスタッフも労働者も一緒に楽しもう」

という程度のものです。

只、 そこから発生する「釜ヶ崎」「釜ヶ崎をあまり知らない人」とのコミュニケーション、

偏ったイメージで見られがちな「釜ヶ崎の明るく親しみやすい部分を体感して貰う場」に出来るように願っています。

ボランティア慰問ではありません。

出演した表現者たち

【ソロ】

  • 菓子屋
  • フク・ディラン
  • けん蔵
  • 砂布均
  • 丹羽すみお
  • 四万十川友美
  • まちゅこけ
  • あうんさん・すうじぃ。

ほか

【バンド】

  • SENGOKU BAND
  • Sugar Garden sisters
  • ローションマニアックス
  • 小林万里子+鷲尾悠持郎
  • ダンシング義隆&ロックンロールフォーレバー
  • ASG (あうんさん・すうじぃグループ)
  • せいかつサーカス
  • さっちゃん&バナナーズ
  • 三角公園バンド(村上さん)
  • カワンモラウ
  • 釜凹バンド

ほか

【演芸】

他。

脚注

関連項目

外部リンク


  1. ^ 第19回の同祭りの中日に第一回『釜ヶ崎プロレス』を入れると決定された時、プロレス賛成派と反対派が真っ二つに分かれた。主にミュージシャンたちは総じて反対したが、出演者ではないスタッフは「面白いかも!!」等の意見が飛び交ったが、結局プロデューサーズに押し切られるかたちになった。
  2. ^ 釜ヶ崎SONICホームページ http://sound.jp/kamasoni/


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