近藤廉
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中日ドラゴンズ #214 | |
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支配下選手時代 2023年7月29日 タマホームスタジアム筑後 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 東京都板橋区 |
生年月日 | 1998年9月22日(25歳) |
身長 体重 |
180 cm 87 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2020年 育成選手ドラフト1位 |
初出場 | 2021年5月28日 |
年俸 | 490万円(2024年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
この表について
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経歴
プロ入り前
板橋区立志村第六小学校2年時に蓮根ロータスで野球を始め、板橋区立志村第三中学校時代は志村ボーイズに所属[3]。
中学卒業後は豊南高等学校へ進学したが、最高成績は3年時春の東京都大会2回戦だった[3]。野球は高校卒業と同時に辞めるつもりであったが、3年時夏の東東京大会初戦で城西大学附属城西高等学校に敗北したことをきっかけに続行を決意し、誘いを受けていた札幌学院大学の練習に参加した結果、環境などが気に入ったため、同大学の経営学部経営学科へ進学した[4][5]。
大学では1年時の春に札幌六大学野球の二部リーグでデビューし、通算3勝9敗の成績を残した。また、トレーニングに励んだ結果、高校時代と比べ体重は73kgから87kgへ、最速は135km/hから148km/hへと大幅にアップした[3]。
2020年のプロ野球ドラフト会議において中日ドラゴンズから育成1位指名を受け、11月4日に支度金200万円、年俸300万円で仮契約を結んだ[2]。背番号は202[6]。また、札幌学院大学からドラフト指名された初の選手となった[7]。
中日時代
2021年は、春季キャンプより二軍の実戦で無失点投球を続けていることが評価され、シーズン開幕直後である3月30日に支配下選手登録された。背番号は70で、年俸は420万円[8]。5月18日に一軍初昇格し、同月28日の対北海道日本ハムファイターズ戦で救援として一軍初登板を果たした。先頭打者を出しながらも、1イニングを無失点で抑え、最後の打者を打ち取った球は記念球として福留孝介から直々に手渡された[9]。6月10日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦が2度目の登板となったが、ここでは1イニングで3四球を与えたり、暴投をしたりなど内容が悪く[10]、13日に二軍降格となった[11]。
2022年の春季キャンプは一軍でスタートし、オープン戦にも出場していたものの、開幕後は左肩痛の影響で一軍登板なくシーズンを終え、二軍でも僅か3試合の登板だった[12]。
2023年、8月25日のDeNA戦の9回に2シーズンぶりの一軍登板を果たすが、NPBワースト2位タイとなる1イニングに62球を費やし、投球内容も被安打8、与四死球5、10失点(自責8)[13][14]と惨憺たるものだった。この登板の翌日に二軍降格となった[15]。その後、再昇格することなくシーズンを終え、二軍では29試合の登板で1勝2敗、防御率6.18の成績だった[16]。10月31日、育成再契約を前提とした戦力外通告を受けた[17]。11月16日に育成選手として再契約を交わし[18]、背番号は214となった[19]。
選手としての特徴
最速148km/hで、1分あたり2700回転するストレートを投げる[3]。その直球はスライダー回転して微妙に変化する「真っスラ」であり、これを武器としている[9]。その他の持ち球はカットボール、スライダー、カーブ、フォーク[4]。
- ^ 中日 - 契約更改 - プロ野球. 日刊スポーツ. 2023年11月17日閲覧。
- ^ a b “中日育成1位近藤廉、大野に「駆け引き学んでみたい」”. 日刊スポーツ. (2020年11月4日) 2020年12月26日閲覧。
- ^ a b c d e f “プロ注目札幌学院大・近藤「育成でもプロにいく」”. 日刊スポーツ. (2020年10月22日) 2020年12月26日閲覧。
- ^ a b “「プロは関係ない世界と思っていた」札幌学院大148キロの無名左腕に6球団から調査書”. Full-Count. (2020年10月14日) 2020年12月26日閲覧。
- ^ “〈お知らせ〉2020プロ野球ドラフト会議で本学硬式野球部員が指名されました”. 札幌学院大学公式ホームページ (2020年10月27日). 2020年12月27日閲覧。
- ^ “中日が新入団9選手の背番号を発表、1位の高橋宏は『19』、2位の森は『28』、3位の土田は『45』”. 中日スポーツ. (2020年12月11日) 2020年12月26日閲覧。
- ^ a b “中日育成1位近藤、初観戦のウッズ特大弾で竜党に”. 日刊スポーツ. (2020年10月26日) 2020年12月26日閲覧。
- ^ “中日育成1位の近藤廉 支配下契約勝ち取った!2軍では無失点継続中「支配下でも変わらず」背番号は70”. 中日スポーツ. (2021年3月30日) 2021年3月30日閲覧。
- ^ a b 伊東大介 (2021年5月29日). “中日育成1位近藤廉「まっスラ」武器に堂々デビュー、福留の気配り記念球 - プロ野球番記者コラム”. 日刊スポーツ 2021年9月14日閲覧。
- ^ “【中日】2戦目登板の近藤廉がミスでプロ初失点…2死三塁のピンチに暴投「自分1人でやってしまいました」”. 中日スポーツ. (2021年6月11日) 2021年9月14日閲覧。
- ^ “【中日】育成出身ルーキー近藤廉が抹消 “真っスラ”武器に支配下登録も交流戦2試合で防御率4.50”. 中日スポーツ. (2021年6月13日) 2021年9月14日閲覧。
- ^ 「【中日】近藤廉投手が現状維持の年俸510万円で契約更改「ケガをせずに来年は1軍で投げ続けたい」」『中日スポーツ』、2022年11月11日。2023年10月31日閲覧。
- ^ 一般社団法人日本野球機構. “2023年8月25日 【公式戦】 試合結果 (中日vs横浜DeNA)”. npb.jp. 2023年9月17日閲覧。
- ^ “【中日】今季初登板の近藤廉、プロ野球2位タイ1イニング62球&10失点…立浪和義監督「酷なことした」”. スポーツ報知 (2023年8月25日). 2023年9月17日閲覧。
- ^ “前夜10失点の近藤、わずか1日で2軍へ逆戻り…福島、岡野、松葉も登録抹消【中日】”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2023年8月26日). 2023年9月17日閲覧。
- ^ “2023年度 中日ドラゴンズ 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2023年10月31日閲覧。
- ^ 「中日 物議を醸した1回62球、10失点の近藤廉に戦力外通告 2009年度ドラ1の岡田俊哉ら5選手 溝脇以外は育成契約の見込み」『デイリースポーツ online』、2023年10月31日。2023年10月31日閲覧。
- ^ “【中日】近藤廉が育成再契約、1回10失点からの再起へ 来年は「笑顔で座っていられるよう」”. 日刊スポーツ (2023年11月16日). 2024年1月9日閲覧。
- ^ “中日が新加入選手などの背番号を発表…中田翔は『6』中島宏之は『9』、現存選手は岡林勇希が『1』細川成也が『55』に”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2023年12月14日). 2023年12月18日閲覧。
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