草食動物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/07 00:54 UTC 版)
注釈
- ^ アルバータ大学の生態学博士候補生マイケル・ピアーズが、「Bio One Complete」に発表した論文では、ウサギや鳥、カナダオオヤマネコの死骸を食べると発表している。また、共食いするとされ、アラスカ州のセントエライアス山付近で行った実験調査で、ノウサギの死骸を餌に定点観察した結果、2年半で161体の内、20体がノウサギによって食べられたという調査結果を発表した。[1]
- ^ 米テキサス州サンマルコスにある研究のための「死体農場」と呼ばれる屋外施設で法医学の研究で死体が腐敗する過程の研究を行っていたところ、研究のために置かれていた人間の死体の骨をオジロジカ(Odocoileus virginianu)が食べているのが目撃され、 5月2日付の科学誌「Journal of Forensic Sciences」誌に発表された。[2]
- ^ 1998年にジョセフ・ダドリーの論文で、カバがインパラを捕食したと報告している。また、カバは共食いをするとされ、1999年にS・キース・エルトリンガムがカバが共食いをしたと記述した文献が残っているとされ、2014年に保全生物学者リージア・ドーワードは南アフリカのクルーガー国立公園にて、カバの死骸を食べるカバを目撃したという。[3]
- ^ 中国四川省では2013年にはパンダが民家から子羊を盗み食べていたとの報告があり、[4]中国の仏坪国家級自然保護区では2021年までに2回パンダが肉を食べているのが目撃されている。2014年11月にパンダがヌーの骨と肉を食べている姿が、2021年には骨をしゃぶる姿が目撃され、パンダが居た付近からは骨と糞が見つかっており、糞は食物繊維の量が少なく肉食動物の糞に似ており、中からは動物の肉や骨が見つかっている。[5]
- ^ 体重当たり呼吸量はシロアリがカイコの5 - 7倍程度。Kleibarの法則;全代謝量は体重の3/4乗に比例。
- ^ ただし、ここまで実際に利用し尽くすのは熱帯のシロアリ科の一部に限られる。イエシロアリではリグニン利用性は高くはない。
出典
- ^ a b “【動画】カメラは見た! 実は肉食系でもあるノウサギ”. ナショナル ジオグラフィック. 2021年12月16日閲覧。
- ^ a b “ヒトの死体の骨を食べるシカ、はじめて観察”. ナショナル ジオグラフィック. 2021年12月16日閲覧。
- ^ “カバを食べるカバ ――共食いする動物たち”. ナショナル ジオグラフィック. 2021年12月16日閲覧。
- ^ “四川省で野生パンダが民家侵入 仔羊を盗み食い”. 中国網日本語版. 2021年12月16日閲覧。
- ^ “動物の骨しゃぶるパンダの撮影に成功 陝西省自然保護区”. 中国網日本語版. 2021年12月16日閲覧。
- ^ 【動画】カメラは見た! 実は肉食系でもあるノウサギ - 天敵であるはずのカナダオオヤマネコや仲間の死骸まで食べる理由 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト(2019.01.16)
- ^ 井上亮「動物種と腸内細菌叢 : 腸内細菌叢研究においてマウス・ラットをヒトのモデルとする時に注意したいこと」『化学と生物』第60巻第5号、日本農芸化学会、2022年5月、251-257頁、CRID 1390577431256886656、doi:10.1271/kagakutoseibutsu.60.251、ISSN 0453-073X。
- ^ 「今日の話題 : 動物のセルラーゼ」『化学と生物』第2巻第6号、日本農芸化学会、1964年、297-302頁、doi:10.1271/kagakutoseibutsu1962.2.297。
「正誤表」『化学と生物』第3巻第2号、1965年、112a、doi:10.1271/kagakutoseibutsu1962.3.2_112a。 - ^ 扇元敬司「ルーメン微生物学の最近の進歩」『日本畜産学会報』第51巻第12号、日本畜産学会、1980年、809-822頁、CRID 1390282680169413632、doi:10.2508/chikusan.51.809、ISSN 1346907X。
- ^ David L. Nelson, Michael M. Cox 共著 『レーニンジャーの新生化学[下]‐第4版‐』 山科郁男 監修、川嵜敏祐ほか 編、廣川書店、2007年2月、p.897-912、ISBN 978-4-567-24403-9
- ^ Chapman, David J.; De-Felice, John and Barber, James (May 1983). “Growth Temperature Effects on Thylakoid Membrane Lipid and Protein Content of Pea Chloroplasts 1”. Plant Physiol 72(1): 225–228 2007年1月15日閲覧。.
- ^ Body cavity volume reconstruction in terrestrial tetrapods 2 (Johannes Koller Jiang:)
- ^ Lopez-Calleja, M. Victoria; Bozinovic, Francisco (2000). “Energetics and nutritional ecology of small herbivorous birds”. Revista chilena de historia natural (SciELO Agencia Nacional de Investigacion y Desarrollo (ANID)) 73 (3). doi:10.4067/s0716-078x2000000300005 .
- ^ Olsen, Aaron M. (2015-11). “Exceptional avian herbivores: multiple transitions toward herbivory in the bird order Anseriformes and its correlation with body mass” (英語). Ecology and Evolution 5 (21): 5016–5032. doi:10.1002/ece3.1787. ISSN 2045-7758. PMC PMC4662324. PMID 26640679 .
- ^ Labandeira, Conrad C. (1998-05). “EARLY HISTORY OF ARTHROPOD AND VASCULAR PLANT ASSOCIATIONS” (英語). Annual Review of Earth and Planetary Sciences 26 (1): 329–377. doi:10.1146/annurev.earth.26.1.329. ISSN 0084-6597 .
- ^ Labandeira, Conrad (2007-08). “The origin of herbivory on land: Initial patterns of plant tissue consumption by arthropods” (英語). Insect Science 14 (4): 259–275. doi:10.1111/j.1744-7917.2007.00141.x-i1. ISSN 1672-9609 .
- ^ a b “3億年前の「陸生草食動物の最古の祖先」の化石を発見、国際研究”. www.afpbb.com (2014年4月18日). 2024年3月10日閲覧。
- ^ Reisz, Robert R.; Fröbisch, Jörg (2014-04-16). Farke, Andrew A.. ed. “The Oldest Caseid Synapsid from the Late Pennsylvanian of Kansas, and the Evolution of Herbivory in Terrestrial Vertebrates” (英語). PLoS ONE 9 (4): e94518. doi:10.1371/journal.pone.0094518. ISSN 1932-6203. PMC PMC3989228. PMID 24739998 .
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