航空科学博物館 展示内容

航空科学博物館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/11 00:40 UTC 版)

展示内容

屋内展示場

  • 1階と2階は航空機などの各種展示となっている。ボーイング747の実物パーツ(主翼の一部、エンジン、客室輪切り、貨物コンテナ)、実物大客室モックアップ、成田国際空港の模型などが展示されている。
    • 展示スペース中央にはボーイング747-400試作機(機体記号 N401PW[注釈 1])の模型があり、それをシミュレーターで実際に操縦する事が出来る(当日予約制、有料)。
    • DC-8フライトシミュレータが設置されており、日替わりの飛行経路で遊覧飛行が行われる(操縦は出来ない、客室部分はYS-11。当日予約制、有料)。
  • 西棟(写真左側の建物)の屋上に出て、成田国際空港のA滑走路を眺めることが出来る。
  • 4階と5階は管制塔のような部分に入っている。
  • 4階は展望レストラン「バルーン」。成田国際空港のA滑走路の離着陸を見ながら食事を行うことが出来る。
  • 5階は展望室となっていて、係員の飛行機の解説を聞きながら離着陸する飛行機を見ることが出来る[5]。また、実際に使われていた空港管制機材も展示されている。

体験館

2019年8月のリニューアルで追加された建物。

  • 1階はホールになっており、工作やトークショーなどのイベントを行うことが出来る。
  • 2階はシミュレーター室になっており、ボーイング737MAX(コクピット全体を再現した完全タイプ、小学4年生以上)とボーイング777(機長席計器のみの簡易タイプ、小学1年生以上)が体験出来る(当日予約制、有料)。
  • 3階はバリアフリー対応の展望台となっている。

セクション41

  • 中央棟と体験館の間に、ボーイング747-200(機体番号 N642NW)機首部分(セクション41と呼ばれる)の実物が展示されている[6]。当日予約制(有料)でガイド付きの室内見学ツアーを実施している。

屋外展示場

屋外展示品

注釈

出典

  1. ^ a b “日本初の航空科学博物館がオープン 芝山町”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 朝刊 14. (1989年8月2日) 
  2. ^ “話の港”. 読売新聞 (読売新聞社): p. 夕刊 15. (1989年8月1日) 
  3. ^ a b c d e f “戦後初の国産旅客機や軽飛行機の実物を展示 航空科学博物館が完成”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 22. (1989年8月3日) 
  4. ^ スカイパークしばやまフェス2017に遊びにきませんか?”. 2017年8月27日閲覧。
  5. ^ “円塔から成田空港一望 航空科学博物館 8月1日に開館”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 28. (1989年5月21日) 
  6. ^ a b 航空科学博物館でB747-200型の一般公開がはじまる”. Fly Team (2011年8月5日). 2018年1月2日閲覧。
  7. ^ “YS11型1号機の実物展示 航空科学博物館 芝山町に8月開館”. 毎日新聞 (毎日新聞社): p. 朝刊 24. (1989年5月24日) 
  8. ^ 空港最新情報 航空科学博物館の屋外展示にジェット機が追加されました - 成田国際空港振興協会
  9. ^ a b 航空科学博物館の概要”. 航空科学博物館. 2017年1月2日閲覧。
  10. ^ a b c d e f g 航空科学博物館の歴史”. 航空科学博物館. 2018年1月2日閲覧。
  11. ^ “航空博、来月着工へ 機動隊宿舎移転条件整う 64年、オープン予定 芝山”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 朝刊 12. (1988年1月30日) 
  12. ^ “DC-8シミュレーター映像、制御装置など改良 芝山航空博物館 きょうリニューアル”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 朝刊 14. (2003年4月19日) 
  13. ^ 航空科学博物館 平成30年度行事計画” (PDF). 航空科学博物館. 2018年9月24日閲覧。
  14. ^ 無料レンタルサイクルの利用について”. 芝山鉄道. 2017年12月23日閲覧。






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