胚葉
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真正後生動物(海綿動物を除く後生動物)はいずれも2または3種の胚葉を形成する。刺胞動物と有櫛動物では2種の胚葉、外胚葉と内胚葉を形成し、この体制は二胚葉性といわれる。左右相称動物ではこの2胚葉の間に第3の中胚葉を形成し、三胚葉性といわれる。特に脊椎動物では3種類の胚葉の区別が顕著である。各胚葉はその後、動物の全ての組織・器官を形成する。最も単純な後生動物である海綿動物は、1つの胚葉しか作らず、細胞の分化(襟細胞など)はあるものの、真の組織は形成しない。二胚葉性動物ではより複雑になり、組織の区別が生じる。さらに高等な左右相称動物では中胚葉も生じて、器官が形成される。
- ^ 「胚葉」『岩波生物学辞典第4版』岩波書店、1996年。ISBN 4-00-080087-6。
- ^ [出典無効] http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/textbook/cellbiol8.ppt 細胞の生物学 更新日:2006/12/08 の第8回講義pptファイル
- ^ a b c [出典無効] 辻村秀信 発生生物学講義ノート2012年4月
- ^ a b c [出典無効] 22、胚葉の分化
- ^ [出典無効] 神経冠とは
- ^ 神経冠発生機構の進化発生生物学
- ^ Hall, BK (2000). “The neural crest as a fourth germ layer and vertebrates as quadroblastic not triploblastic”. Evolution & Development (John Wiley & Sons) 2 (1): 3-5.
- ^ http://www.nibb.ac.jp/event/seminar_detail.php?no=328 [リンク切れ]
- ^ 生命科学コース|発生プログラム研究室
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