筑波小唄 筑波小唄の概要

筑波小唄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/06/19 04:27 UTC 版)

歴史

1928年に国産初のレコード『波浮の港』を作詞した野口雨情は、1930年8月、旧筑波町の江戸屋旅館で開かれた座談会に出席した。同年10月に筑波を再訪した雨情は『筑波小唄』を作詞、ただちに藤井清水が作曲し、江戸屋別館にて関係者に披露される。その際の『筑波小唄』は1番から5番まであったが、日本ビクター蓄音機株式会社が制作したレコードでは、1,2番が『筑波節』、3~5番が『筑波小唄』の2つの歌となって発表された[1]

2012年野口雨情の生誕130周年を記念したラジオ番組の企画がきっかけで、1930年に日本ビクター蓄音機株式会社が制作した『筑波節』『筑波小唄』が収録されたSP盤レコードが発見された[2]

歌詞

思ひかけ橋 筑波へかけて
 ヨイショ アリャリャンセ
うすい情も かけるやら ソレナントショ
 サイコドン ハ トコヤンサノセ
  (第二節以下囃子詞省略)

男女川さへ 恋路がつもりや
 流す浮名も 淵となる

雪が降るのに 筑波の山は
 春の鶯 笹で啼く

北条通れば うしろに筑波
 ままよ逢はずに 帰らりょか

  1. ^ 常陽新聞』2010年10月14日。
  2. ^ 常陽新聞』2012年7月13日。


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