立直 補足

立直

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/18 15:00 UTC 版)

立直(リーチ、拼音: Lìzhí)は、日本麻雀において、聴牌(テンパイ)を宣言する行為、および、その宣言によって成立するである。1翻。


注釈

  1. ^ この行為から、立直をすることを俗に「曲げる」とも言う。
  2. ^ つまり、「通らば立直」(この捨て牌でロンされなければ立直を宣言)という俗語があるが、敢えてことさら強調するまでもなく「通らば立直」が適用される。
  3. ^ テンパイしていても手牌を開示したくない場合、チョンボを宣言すれば開示しなくても良いルールもある。また、団体によってはノーテン時に手牌を開示する必要が無く、不聴立直が禁止されていないルールもある。
  4. ^ 裏ドラ・槓ドラの追加、暗槓後のツモによる嶺上開花の追加、および槓子の増加に伴う三槓子四槓子の追加など、暗槓そのものによる直接的な役の増加を除く。
  5. ^ たとえそれが認められない暗槓であったとしてもかは不明。
  6. ^ 東風荘ではリーチ後に送り槓ができてしまうことを不具合として扱っていたが、2009年3月19日の更新で不具合が解消され、以降はリーチ後の送り槓はできなくなった[16]
  7. ^ 送り槓のケースに限らず、リーチ者が自摸牌を手牌に混ぜた場合は一般にチョンボと扱われる。ノーテン立直の状態から不正に手を変えたという疑義が生じるため。

出典

  1. ^ a b 浅見了. “ハルピン麻雀”. 2011年1月12日閲覧。
  2. ^ a b c 浅見了 (2004年2月10日). “立直の意味”. 2011年1月12日閲覧。
  3. ^ 「麻雀新撰組 in the 70s'」『近代麻雀』第30巻第7号、竹書房、2008年3月、14ページ。 
  4. ^ 報知ルール制定時は立直の供託は300点(配給原点は5000点)であり、流局した場合はこれらを他のプレーヤーで分配することとなっていた。なお、当時は裏ドラに関する規則は存在しなかった。
  5. ^ 井出洋介監修『平成版 麻雀新報知ルール』報知新聞社1997年ISBN 9784831901187、p22。
  6. ^ ヨーロッパ麻雀協会 (2008年5月14日/2012年1月8日). “Riichi Rules for Japanese Mahjong”. 2012年7月1日閲覧。ヨーロッパ麻雀協会の主催で2008年から開催されている日本式リーチ麻雀の大会「ヨーロッパリーチ選手権」の公式ルール。p10、3.3.12 Riichiの項をはじめ「Riichi」の表記が使われている。
  7. ^ Mリーグでは20-21シーズンまでリーチ宣言時は「リーチ」の表記であったが、21-22シーズンより「REACH」表記となった。最高位戦は2022年の47期よりA1リーグの放送で採用しており、2023年からは最高位戦スタジオから放送される全ての対局で「REACH」表記が採用されている。なお、最高位戦の対局においてはリーチ者・テンパイ者の顔写真にその旨の表示がされるが、そちらに関しては「リーチ」「テンパイ」とカタカナ表記である。
  8. ^ 『マージャン役と点数のかぞえ方』西東社 横山竜介・大村元共著 44ページ ISBN 4-7916-0703-1
  9. ^ 『標準ルールによる麻雀・和り方と得点計算』梧桐書院 豊澤道生著 101ページ ISBN 4-340-07202-8
  10. ^ 『麻雀やさしく早くおぼえられる』 ひばり書房 渡部小童著 51ページ ISBN 4-8280-9036-3
  11. ^ 最高位戦日本プロ麻雀協会競技規定 8ページ
  12. ^ 101競技連盟. “101競技規定”. 2013年1月6日閲覧。「一般のルールに比べた場合の“ないもの”」の項目に「リーチ後の暗カン」が含まれている。
  13. ^ 井出洋介『平成版 麻雀新報知ルール』報知新聞社、1997年。ISBN 9784831901187 p53。
  14. ^ 佐々木寿人『ヒサト流 リーチに強くなる麻雀入門』成美堂出版、2012年。ISBN 9784415312231 p110-p111、「待ち牌は変わらないが待ち方が変わってしまうケース」として同様の牌姿例を詳細に図解。
  15. ^ a b 佐々木寿人『ヒサト流 リーチに強くなる麻雀入門』成美堂出版、2012年。ISBN 9784415312231 p111。
  16. ^ 東風荘. “更新情報 - 2009/3/19の項”. 2012年7月3日閲覧。
  17. ^ 真・雀龍門. “対局ルール” “三人麻雀/対局ルール”. 2021年10月18日閲覧。
  18. ^ 麻雀格闘倶楽部SP - 対局ルール 2021-10-18閲覧
  19. ^ 馬場裕一(片山まさゆき、桜井章一 共著)『答えてバビィ - 1卓に1冊!!麻雀もめごと和睦の書』 竹書房、1996年 ISBN 9784812401880、pp60-61
  20. ^ a b バビロン(馬場裕一)『麻雀手役大事典』毎日コミュニケーションズ、2002年。ISBN 4839908672 p205。
  21. ^ a b c d e 佐々木寿人『ヒサト流 リーチに強くなる麻雀入門』成美堂出版、2012年。ISBN 9784415312231 p123。


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