立体映画 家庭内の立体映画視聴

立体映画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/25 07:49 UTC 版)

家庭内の立体映画視聴

2009年の『アバター』以降、おもに北米映画市場の商業的成功から、家電メーカーも立体映画の放送・パッケージソフト収録フォーマットの国際規格化を検討する。2009年12月にBlu-ray Disc Association (BDA) は3次元ディスプレイなど立体映像(国際規格)対応のAV機器を商品化するため、ブルーレイディスクに立体映像を収録規格「Blu-ray 3D」を発表する。2010年以降に対応機器やソフトなどが発売されたが普及せずに各社撤退した。

のちにVRグラスなどが注目される。

身体影響など

有害症状に眼精疲労、頭痛、吐き気、試聴後の2重視などが挙げられ、年齢などの個人差、視聴時間、3次元ディスプレイの方式、および立体視ソフトの内容に依存する。日本では電子情報技術産業協会産業技術総合研究所3Dコンソーシアムが共同で「3DC安全ガイドライン」と「3D文献抄録集」を作成し、快適3D基盤研究推進委員会がISO(国際標準化機構)へ国際標準として提案を予定する[10]

関連項目

外部リンク


  1. ^ ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」記念特別イベント2010「講演と上映 3D映画の歴史 3D(立体)映画の知られざる歴史をたどる」”. 東京国立近代美術館フィルムセンター. 2010年11月18日閲覧。
  2. ^ Andrew Woods. “The Illustrated 3D Movie List” (英語). 3D Movie List. 2012年10月26日閲覧。
  3. ^ 山田宏一和田誠(『ヒッチコックに進路を取れ』草思社 2009年)p.254.
  4. ^ 「村田武雄長編インタビュー 立体映画と円谷英二」『東宝SF特撮映画シリーズVOL3 ゴジラ/ゴジラの逆襲/大怪獣バラン』東宝、1985年、ISBN 4-924609-07-2、P.220-221
  5. ^ 「初期作品紹介 1950-53年」『円谷英二特撮世界』勁文社、2001年、ISBN 4-7669-3848-8、P.26-27
  6. ^ 二階堂卓也『ピンク映画史』(2014年)彩流社 137頁
  7. ^ a b c 高橋浩『視聴率15%を保証します! あのヒット番組を生んだ「発想法」と「仕事術」』第4章 異例ずくめのアニメ『ドラえもん』の船出 pp.135 - 137(小学館新書 2014年)
  8. ^ 富士フイルム株式会社 (2010年9月9日). “ニュースリリース - 既存のフィルム映写機を利用し、低コストで3D映画の上映が可能に! フィルムによる3D映画上映システムの提供を開始”. 富士フイルム株式会社. 2010年9月20日閲覧。
  9. ^ ソニーのデジタルシネマ | デジタルシネマ | 法人のお客様 | ソニー
  10. ^ 人に優しい3Dのためのガイドラインとデータベースを公開 | 産業技術総合研究所


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