社員選手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/11 16:13 UTC 版)
日本男子バスケットボール
日本バスケットボールリーグ(JBL)では、選手を種別に応じて「登録I種」と「登録II種」に分類されていた。社員選手は後者を指し、前者は業務委託契約(プロ)、嘱託・契約社員などをまとめて表現していた。II種はチーム運営会社に正社員として在籍し、競技活動による報酬は名目上発生しない。新生JBL発足時には東芝のみ全日本人選手をII種登録したが、他チームは全員または大半がI種登録となった。しかし、その後は世界金融危機の影響でアイシンのように再びII種を増加させたチームも存在した。2013年のNBL移行時にこれらの区分は廃止された。
2016年発足のB.LEAGUEでは登録形態をプロとアマチュアに二分し、1部は社員選手に当たるアマチュア登録を2名まで、2部はプロ登録5名以上と規定されている。NBL及びNBDLの企業チームから移行した一部クラブには制限内で親会社社員から派遣された選手が所属しており、中には正中岳城(アルバルク東京)や広瀬健太(サンロッカーズ渋谷)ら日本代表歴のある選手も含まれていた。変わったケースとして宮田諭はトヨタ自動車アルバルクに社員選手として所属し、東京エクセレンスに移籍後も引き続きトヨタ自動車に社員として籍を置いている。
B2では越谷アルファーズもかつての親会社であった大塚商会などで働きながら選手を続ける者もいる[2][3]。
脚注
関連項目
- プロフェッショナル
- アマチュア
- 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)
- ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(B.LEAGUE)
- セミプロフェッショナルスポーツ
- 独立リーグ
- 社会人野球
外部リンク
- ^ 7部リーグ相当のクラブでプロ契約も! 日本でセミプロクラブやセミプロ選手が増えた背景とは(Victory)
- ^ “進化の兆しを見せ始めたBリーマン・・・越谷アルファーズ・飯田鴻朗”. BS12トゥエルビ. 2022年1月27日閲覧。
- ^ “KOSHIGAYA ALPHAS 2021-22SEASON HOME GAMES vs.アースフレンズ東京Z 2022年2月2日(水) / vs.西宮ストークス 2022年2月4日(金)・5日(土)”. 越谷アルファーズ. 2022年1月27日閲覧。
- 1 社員選手とは
- 2 社員選手の概要
- 3 Jリーグにおける社員選手
- 4 日本男子バスケットボール
- 社員選手のページへのリンク