病身舞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/10 02:29 UTC 版)
病身舞(びょうしんまい、ピョンシンチュム、병신춤)(病身と別神(ビョルシン、별신)は違う)は、韓国慶尚南道密陽地方発祥の伝統舞踊で、ハンセン病患者、小人、身体障害者、背むしなど病身[1][2]の人々の様相を真似たものである。旧暦の7月中旬を作男の日(モスムナル、머슴날)と定め、作男達をもてなして、様々な踊りと土俗的な遊びをする。 その踊りの中に身体障害者や病人をまねた滑稽な踊りである「病身舞」がある。 タルチュム(仮面戯)で踊る場合もある[3]。
- ^ 身体の一部が不自由な身体障害者を指す言葉。しかし、悪口として、動作が鈍い、愚鈍、のろま、ぼんくら、うすのろの意味で使われる韓国の卑語。
- ^ “使ってはいけない韓国語の悪口 |”. www.konest.com. 2020年5月21日閲覧。
- ^ “民団新聞”. www.mindan.org. 2020年5月21日閲覧。
- ^ 野村伸一「朝鮮文化史における死者霊の供養」『慶應義塾大学日吉紀要. 言語・文化・コミュニケーション』第28巻、慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会、2002年4月、127-211頁、ISSN 09117229、CRID 1050845762324037248。
- ^ 이학준 (2001年2月23日). “‘병신춤 개그’ 장애인 비하냐 아니냐” (朝鮮語). 国民日報 2007年11月25日閲覧。
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