爆走兄弟レッツ&ゴー!!の登場マシン 爆走兄弟レッツ&ゴー!! MAX

爆走兄弟レッツ&ゴー!!の登場マシン

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爆走兄弟レッツ&ゴー!! MAX

Zナンバーズ

Zナンバーズ(ズィー-)とは、一文字博士が開発したマシンの総称。MAX41話で大神博士が、一文字博士開発マシンの総称として「ズィーナンバーズ」という単語を使っている。「Z」の付かないブレイジングマックスがこれに含まれるかどうかは不明だが、便宜上ここではZナンバーズの一部として扱う。

原作では3台作られたが、アニメでは4台作られている。

一文字豪樹の使用マシン

マックスブレイカーZ-2(Max Breaker Z-2)
シリーズ - エアロ
シャーシ - スーパーX、スーパーXX
一文字豪樹の初代マシンで、Zナンバーズの2号機。Z-2は、「ズィー・ツー」と呼称する。エアロミニ四駆シリーズ第1弾。ボディカラーは青を基調としている。
高速で走ると空気の膜がカウルを包み込み、内部が真空に近い「エアロバリア」と呼ばれる防御壁が発生する。さらにウイングを寝かせたことで、特殊な空力特性を備えたエアロカウル、そしてエアロシャーシとの相乗効果により、直線で高速走行するとエアロバリアが前後方に伸び、円筒状の空気トンネルであるエアロチューブを通ることで一瞬「消えた」と思わせる通常時の3.7倍の速さで走行する「マックスストーム」という必殺技を持つ[40]。しかし、この必殺技はエアロチューブを発生させるための長い距離の直線を走行する必要があることと、前方に障害物がないと繰り出せないという不便な一面もある。その上に、エアロチューブを通っている最中は無防備になるため、そこを左京のラキエータや陣のバイスイントルーダーなどに突かれて窮地に陥ることも少なくなかった。また、平らな場所からのコーナー以外の場所から、マックスストームを繰り出すととんでもない場所に出現するなど、使いどころが難しいという難点もある。後に、マックスストームの二段重ねである「ダブルマックスストーム」、さらに三段重ねの「トリプルマックスストーム」を繰り出すようになるが、ギアに大きな負担がかかる欠点もある。
烈矢のシャドウブレイカーZ-3と縦に並び、Z-3の放つプラズマジェットとエアロバリアが混ざると、スピードが倍増する。また、スーパーナショナルチャンピオンシリーズ(略称:SNCS)最終ラウンドでは打倒USAチャンプのために、マリナのファイヤースティンガーとの合体技(豪樹いわく「マックスファイヤー」、マリナいわく「ファイヤーマックス」)を繰り出している。これは、マックスブレイカーの放つエアロバリアを拡大させ、後部についたファイヤースティンガーを包み込み、ファイヤースティンガーがアフターバーナーの役目をして一気にストレートを猛烈なスピードで加速するものである[41]。トップスピードが伸びすぎてコーナーに対応できないため、直線のみでしか使えない上に、ファイヤースティンガーの冷却機能が不十分であるためマシンが過熱するなど、改善点の多すぎる技でもあるため後の話では使われていない[42]
第42話で大神博士の命令を受けたマリナのフェニックススティンガーに破壊され[43]、次の第43話で烈矢が爆散したパーツの修復を試みるが、豪樹が誤ってトレースと間違えてプレスのボタンを押して粉々になり、修復不可能となった。
最終回では、シャドウブレイカーと共に幻として登場した。
原作では豪樹が無理なセッティングをして力を発揮しきれず、土屋博士にマシンをニュートラルの状態に戻し自由に走らせることでスペックを発揮できるようになり、セッティングのやり方も理解できるようになった。研究所でのテスト走行では風を切り裂いて走った。その後、帰国したTRFビクトリーズの鷹羽リョウのライジングトリガーに敗れたことがきっかけで、土屋研究所から盗んだパーツで改造、そのままブレイジングマックスへとなった。リョウとの戦いでは、滅茶苦茶とマシンを評価された。なお、土屋博士の手で調整が施されるまでは、ボディの色は無色だった。
ブレイジングマックス(Blazing Max)
シリーズ - エアロ
シャーシ - VS
一文字豪樹の2代目マシンで、2代目マックスブレイカー。マリナのフェニックススティンガーで破壊されたマックスブレイカーが豪樹が誤って粉々にしたため、一文字博士が新たに開発した[44]。「前のマックスは風を切り裂いていたが、今度のマックスは風になる」がコンセプトで、マックスブレイカーより、ホイールのトレッドが狭くなったことにより空気抵抗が大幅に減少し、ストレートでの直進安定性の伸びが上がり、さらにコーナーリング性能がホイールベースが縮まったことによる旋回性能の飛躍的な向上とドリフト走行によって格段に上がっている(マックスストームを使えるかどうかは不明)。表面には、強度を高める「チタンコーティングスプレー」が散布されている。
制作の際、一文字博士はアメリカで開催されている第2回WGPに出場しているTRFビクトリーズの監督であり知り合いの土屋博士に、ブレイジングマックスのデータを転送して空力チェックを頼んでいる。また、当初は鷹羽リョウいわく豪樹がブレイジングマックスのポテルシャルを、完全に把握しているわけではないので、マシンの性能を十分に引き出せていなかった。豪快な走りではあるがコーナリングのドリフト走行の際にも強力な動力性能に振り回されているだけだった。しかし、後にダウンフォースを強くしたことにより荒削りな走りをクリアにしている。
同着だったものの、ナックルブレイカーとともにM1の優勝マシンとなった。
なお、アニメで唯一「VSシャーシ」を持ったマシンである。
原作では、鷹羽リョウに格の違いを見せつけられた豪樹が、土屋研究所にあったVSシャーシのプロトタイプを使ってマックスブレイカーを改造した。最初は無茶な軽量化によって改造前より遅くなる失敗を犯したが、飛行機のジェットエンジンをヒントに新しいウイングを作ったことで驚異の速さを見せるようになった。豪のマグナム同様にダウンフォース不足のため、マックストルネード(見よう見まねのマグナムトルネード)が可能である。マシン名の由来は(きついアップヒルコースでさえも加速するほどの)強力なパワーを発揮したのを見ていたブレットの「まるで燃えるよう(Blazing)な走りだ」という発言から来ている。

一文字烈矢の使用マシン

シャドウブレイカーZ-3(Shadow Breaker Z-3)
シリーズ - エアロ
シャーシ - スーパーX、スーパーXX
一文字烈矢の初代マシンで、Zナンバーズの3号機。Z-3は、「ズィー・スリー」と呼称する[45]。エアロミニ四駆シリーズ第2弾。ボディカラーは黒を基調としている。
内部にプラズマ発生装置を持っておりそのプラズマで相手に直接攻撃を仕掛けることができるバトルマシン。プラズマを弾丸状にして飛ばす「プラズマジェット」という武器を持つ。フロントモーターではないが、コーナーをフロントモーターマシンのような独特の走り方でインベタで走ることができる。烈矢はこのマシンを使ってボルゾイスクールにて制限時間内に100台のマシンを破壊するという「100台抜き」の偉業を達成する。
後に、ボルゾイオープンで大神マリナのファイヤースティンガーに敗れたことがきっかけで、ファイヤースティンガー打倒のために作り出した新たな必殺技「スーパーノヴァアタック」を繰り出せるようになる。草薙漸のファントムブレードとのバトルで大破した際に、GEN製作所のメンバーから貰った部品から作り出したニュープラズマシステムを搭載したことにより、プラズマエネルギーをチャージさせエネルギーをマシン全体に纏ったことにより、車体が金色に発光した状態で敵に猛スピードで体当たりするシャドウブレイカー最大級の大技である。草薙兄弟ですら、この技を初めて見た際に恐怖心を感じファントムバイスを分離させ、誤ってアタックしたファイヤースティンガー[46]をクラッシュさせるほどの凄まじい威力を持つ。ただし、プラズマエネルギーをチャージさせるのに一定時間走行する必要があるため、何回も使えないのが弱点。25話ではプラズマを帯電させることで磁気的なダウンフォースを発生させることでスピードアップする走法を身につけた。
九州で開催されたGJCサマーレース決勝戦(後にボルゾイにレースジャックされ、第2回ボルゾイオープン)にて草薙兄弟との死闘で漸のファントムブレードに真っ二つにされ、後半身は阿蘇山の火口の溶岩の中に落ちた。前半身に残されたフロントシャフトはナックルブレイカーに受け継がれた。
なお、Z-3のフロント部分には、豪樹が普段首から下げている勾玉のペンダントと同じ形をしたプラズマ発生装置が内蔵されている[47]
最終回では、マックスブレイカーと共に幻として登場した。
原作では、ボルゾニックシステム[48]によって強力なパワーとスピードを持ったマシン。フロントからプラズマらしきエネルギーを出して体当たりで攻撃する。このエネルギーは何なのかは言及されておらずアニメのように飛ばすことはできない。草薙兄弟との戦いで2人のマシンに対する攻撃がかわされた時、そのままコースの仕掛けのドリルに突っ込んで大破した。
ナックルブレイカーZ-1(Knuckle Breaker Z-1)
シリーズ - エアロ
シャーシ - スーパーX、スーパーXX
一文字烈矢の2代目マシンで、Zナンバーズの1号機。Z-1は、「ズィー・ワン」と呼称する。ボディカラーは赤を基調としている[49]。第34話から登場。GJCサマーレースにて、漸のファントムブレードによってシャドウブレイカーが真っ二つにされ後半身を失ったため、一文字博士がボルゾイスクールから持ち出したZ-1を烈矢が使うことになった。Z-3の遺志を継ぐ目的で、そのフロントシャフトを修理して搭載している。
スピードが乗ると左右についているエアインテークが展開され、空気の層「ナックルバリア」を発生させる。このナックルバリアは、ぶつかるとコースの壁をへこませるほどの破壊力を持っている。しかしこれはただの副産物であり、ナックルブレイカーの本質はそこからさらにスピードが乗り、全てのエアインテークが展開されるとナックルブレイカーがナックルバリアを突き破り大幅に加速する必殺技「ナックルストーム」である。上記のマシンの性質上立ち上がりが遅いという欠点があり、そこを突かれて苦戦することもあったが、後にサイドカウルに空気取り込み口を作り直接エアインテークに空気をぶつけることでエアインテークの展開を早め、立ち上がりの悪さをある程度解消している。
同着だったものの、ブレイジングマックスとともにM1の優勝マシンとなった。
原作では、草薙兄弟との対決中に一文字正宗の昔の研究施設で発見。Z-3が草薙兄弟によって破壊された時、仇を取るために尖った石をくくりつけ簡易バトルマシンとして走らせた。しかし、そんな物では勝てるわけもなく軽くあしらわれたが、昔豪樹と共にマシンを信じてナックルブレイカーを修理したことを思い出し、マシンを信じることを思い出し本来の力が発揮できるようになった。
マシンの空力効果によって、ウイングから強力な風を後方に発生させることができる。その風は、草薙兄弟のマシンが近づけなくなるほどである。この空気口を他のマシンで塞いでもらうことによって、その反動で加速する「カタパルトダッシュ」と呼ばれる必殺技がある。さらに応用技として、カタパルトダッシュで加速したナックルブレイカーに押してもらうことで加速する「トリプルカタパルトダッシュ」というものもある。
TRFビクトリーズのリョウと対決したときには、まとまりすぎだと言われた。

その他のマシン

インフィニティブレイカーZ-0
Zナンバーズの試作型。詳しくはインフィニティブレイカーZ-0を参照。

大神博士が開発したマシン

大神マリナの使用マシン

ファイヤースティンガー(Fire Stinger)
シリーズ - フルカウル
シャーシ - スーパーTZ
大神マリナの初代マシン。レイのレイスティンガーをベースに作られたマシンだが、指輪で操作はしない。レイスティンガーのように針での攻撃ではなく、炎を放出して相手を攻撃する。フロントおよびサイドの噴出口から炎を出すことで攻撃と加速を同時に行える。また、炎をダウンフォースのようにマシンを覆って、バリアにすることも可能。また、炎を噴いて空を飛ぶ描写もあった。火力を調節することで、暗い場所で蝋燭の火のようにしようすることも可能。しかし、GJCサマーレース決勝戦では草薙漸のファントムブレードによる真上から急降下したブレード攻撃を食らい、火炎放射装置が破損した際に相手にアタックするほどの火炎が放射できなくなるなど、剛健なマシン本体と比較して装置そのものは脆い。
必殺技は炎が鳥のような形になる「フレイムバード」。この技を出しているときは、フェニックスのように空を飛べる。マリナの発言によると、耐熱性のパーツを使っている。アニメでは大神博士が鉄心の釜からZMCの欠片(針状ではない)を拾い、それを分析してレイスティンガーを完成させている。火力が最大の武器であるためには弱く、USAチャンプの一人であるマリーンのマリンブレーダーが繰り出す必殺技「ウォータードラゴン」を食らったときには、「フレイムバード」も一瞬で鎮火させられている。
USAチャンプを打倒するために編み出した、豪樹のマックスブレイカーとの合体必殺技(豪樹いわく「マックスファイヤー」、マリナいわく「ファイヤーマックス」)を後に編み出すようになる。これは、マックスブレイカーの後部につきエアロバリアに火炎を加えることで、ファイヤースティンガーがアフターバーナーの役目をして一気にストレートを猛烈なスピードで加速するものである[41]
しかし、火炎放射や「フレイムバード」も無限に使用できるわけではなく、エネルギーは一定量である。マリナが持ち歩いている可燃ガスが入ったガスボンベを、ファイヤースティンガー後部に注入すると火力が倍増する。普段は普通の電池で走らせているが、マリナが切り札として所持している大神研究所特製バッテリーを搭載することにより、大神研究所製スペシャルモーターとの相乗効果により、草薙兄弟の合体マシン・ファントムバイスと拮抗するほどのトルクを生み出す。
だが、大神博士によればスペースの関係以外にも「トップスピードが上がることによるコーナー対策」、「加熱したボディの冷却対策」などの理由によりマシン後部にはアフターバーナーを搭載しておらず、まだまだ改善点の多いマシンだと語る。
発売されたキットでは、MAX編ではエアロミニ四駆がメインであるのに対してこちらはフルカウルミニ四駆になっている。また、レイスティンガーのスペシャルキットではボディのみ付属している。
フェニックススティンガー(Phoenix Stinger)
シリーズ - フルカウル
ボルゾイレーサーとなった大神マリナの2代目マシンで、ファイヤースティンガーの強化型。41話から初登場。基本は自立走行だが、レイスティンガーと同様に指輪を使って操作することもできる。マシン後部にアフターバーナーを搭載しているため、驚異的な加速性能を誇る。指輪のレーザーで照準を合わせ、そこへ火炎弾「バーニングショット」[50]を発射するという技を持つ他、レイスティンガー同様にノーズ部分から火炎燃料が注入されたニードルを後部バーニアで加速して相手のマシンに突き刺す「バーニンググレネード」、さらにはマリナの指輪から発せられる赤外線からの爆破命令をニードルが受けると、爆発してマシンを破壊する「フェニックスハープーン」という必殺技を持つ。ファイヤースティンガー同様「フレイムバード」も使用できるが、ファイヤースティンガーに比べて格段に火力が増している。
手始めに、Zシリーズのマシンと勝負し勝利を収める。後に、ネロに唆された形で一文字博士に嫉妬した大神博士のZシリーズを潰して来いと命令を受けたマリナの手によって、豪樹のマックスブレイカーを破壊。M1第一次予選では、ネロの命令とは別に、フェニックススティンガーの宣言も兼ねた100台のマシンの破壊命令を受け、シード選手として参加したマリナの手により、100台抜きを行った。M1決勝の前半戦にて、第1回ボルゾイオープンの借りを返すため、左京のラキエータIIを破壊した。その後、草薙兄弟のファントムバイスと共に自爆しようとしたが、竜平のストームクルーザーによって阻止。後半戦でバトルパーツを取り外しゴールを目指したが、ネロのディオマース・ネロに破れ、リタイアした。
後のドラマCDでは、大神博士の手によって完全修復された。「フレイムバード」と「バーニングショット」も健在だが、「フェニックスハープーン」だけは封印されている。しかし、ドラマCD作中でマリナは我慢できずに「フェニックスハープーン」を使用するが、チイコのフラワーバイパーにあっさりかわされた。

その他のマシン

ディオマース・ネロ
ディオマース・ネロを参照。
量産型ディオマース
量産型ディオマースを参照。

ボルゾイのバトルマシン

ボルゾイラキエータ(Борзая Ракета)
シリーズ - オリジナル
シャーシ - カスタム
真嶋左京の初代マシン。必殺技の「メテオバーニア」は、その名の通りロケット噴射口からジェットエンジンのように噴射し、超高速で走行することができる。さらに、ロケット噴射の向きを変えることでコーナーでも減速せずにクリアすることが可能。推進力を下に向けることで地面に張り付きコースアウトを防ぐ「パワーバランサー」という技もある。また、噴射口を相手マシンの方に向けて噴射することで、マシンを吹っ飛ばして破壊することができる。バーニアの燃料はカートリッジ式になっており、無くなると自動的にカートリッジが排出され次のカートリッジが装填される。燃料が消費されると車重が軽くなるためよりトップスピードが伸びる。マシンに燃料を補充する場合はマシンを止めて裏側からカートリッジを入れるようになっている。ボルゾイオープンにて豪樹のマックスブレイカー発する真空状態の「エアロチューブ」の中に強引に入り込み大破。その後、マックスブレイカーのマックスストームに勝つためにサイドにバーニアを増設。増設したバーニアと元々のバーニアを同時使用する「トリプルメテオバーニア」をひっさげて豪樹に勝負を挑み、マックスストームを使用したマックスブレイカーを抜き去るが、マシンが耐えきれず爆散した。
「ラキエータ」とはロシア語でロケットの意。
ラキエータII(ラキエータツー、РакетаII)
シリーズ - オリジナル
シャーシ - カスタム
真嶋左京の2代目マシンで、2代目ラキエータ。左京がボルゾイスクールを去った後なので、「ボルゾイ」の冠の名前は消されている。バーニアなどボルゾイラキエータの特徴を受け継ぎつつ各部がパワーアップしている。M-1決勝に進出するが、竜平のストームクルーザーと共にマリナのフェニックススティンガーが放ったバーニングショットで、一文字兄弟のマシンを守り大きな痛手を受ける。その後、フェニックスハープーンによってシャーシ・ボディ共々爆破した。
バイスイントルーダー(Vise Intruder)
シリーズ - リアル
草薙陣のマシン。蜘蛛のようにマシン本体から脚が生えているような構造で、その可動式の脚の先にタイヤが付いている。通常のマシンとは異なり通常のワイドモードと、脚を畳んだバトルモードに状況に応じて切り替えることができる。バトルモードは、車幅が小さく細い道でも通ることができる[51]。本体部に硬質のチェーンワイヤーが4本仕込まれており、ワイヤーを伸ばし敵を絡め取って攻撃する「トルーダーアタック」「ダブルトルーダー(ワイヤー2本)」「ファイナルトルーダー(ワイヤー4本)」が武器。ファントムブレードと合体して「ファントムバイス」になる。
GJCサマーレース決勝戦(後にボルゾイにレースジャックされ、第2回ボルゾイオープン)で豪樹たちに敗北し、苛立ちを抑えられない陣自身によって地面に叩きつけられたが、新しく作り直された。終盤でMGストーンが搭載され重力制御ができるようになる。
原作では、ボルゾニックシステムを搭載されたマシンの一つ。ワイヤーは移動の補助でしか使われずバトルモードによる体当たりがメインの攻撃である。必殺技は、ワイヤーを貼って遠心力をかけて体当たりする「ハンマー・サドン・デス」。また、マキビシをまいたこともあった。
ファントムブレード(Phantom Blade)
シリーズ - エアロ
シャーシ - スーパーX、スーパーXX
草薙漸のマシン。グリップ力が非常に強力で壁どころか天井まで張り付いて走行することが出来る。カウル側面の可動部が鋭利な刃物になっており、相手に覆いかぶさるようにして攻撃する。バイスイントルーダーと合体し「ファントムバイス」になる。
GJCサマーレース決勝戦(後にボルゾイにレースジャックされ、第2回ボルゾイオープン)で、烈矢のシャドウブレイカーZ-3を破壊し、シャドウブレイカーの後半身と共に溶岩の中に落ち溶けたが、新しく作り直された。終盤でMGストーンが搭載され重力制御ができるようになる。後にオレンジ色のファントムブレードに酷似したボルゾイマシンが多数登場する。
原作ではボルゾニックシステムを搭載されたマシンの一つ。オイルをまいたこともあった。
ファントムバイス(Phantom Vise)
シリーズ - リアル(バイスイントルーダー)、エアロ(ファントムブレード)
シャーシ - スーパーX(ファントムブレード)
バイスイントルーダーとファントムブレードが合体した状態。変形したバイスイントルーダーの下にファントムブレードが入り込み、合体する。バイスイントルーダー由来の硬質ワイヤーが使える上、合体によりパワーとスピードが格段にアップしており、マックスストームを繰り出そうとした通常の3.7倍のスピードでエアロチューブ内部を走るマックスブレイカーに追いついたほどのスピードと、マリナが切り札として所持している大神研究所特製バッテリーを搭載し、大神研究所製スペシャルモーターとの相乗効果により誇るファイヤースティンガーの最大トルクに匹敵するほどのパワーを誇る。バトルレースにおいては抜群の破壊力を誇る。また、MGストーンによる重力制御のパワーも合体前の4倍にパワーアップしている。M1決勝の最終レースで、ネロのディオマース・ネロを破壊しようとするも、MGストーンの制度の差から来るパワー差により力負けをし、マースグラビティを受けて2台共々破壊された。
ボルゾイアディーン(Борзая Один)
シリーズ - オリジナル
桜林アキラなどのボルゾイレーサーたちが使用するボルゾイスクールの主力マシン。基本的にバトルマシンだが生徒が独自に改造しており攻撃手段もフロントにナイフを展開するもの、サイドにナイフを展開するもの、弾丸で攻撃する等それぞれ違う。フロントやリアウイングの形状が違うものもある。26話からウイングを展開して短時間空を飛ぶ「アディーン・クルイロー」を使用するものが登場。フロントにニードルも展開できニードルによる体当たりやウイングによる攻撃で地上や空から攻撃する。以降登場するボルゾイアディーンは多くがこのタイプとなっている。豪樹たちに蹴散らされてばっかりだが、一文字博士いわく「かなり優秀なマシン」である。
ディオマース・ネロ(Diomars Nero)
シリーズ - リアル、フルカウル
シャーシ - VS
ネロ・ステラ・ボルゾイのマシン。ネロいわく「史上最強のミニ四駆」。アニメでは42話で大神博士が制作し始め、完成した43話から初登場。4WSという前後輪ステアリングを搭載しており、驚異的なコーナリングを実現している。通常形態のサーチモードと攻撃形態のターミネートモードに状況に併せて変形する。MGストーン[52]という特殊な物質の力によって広域の重力場を発生させ、コース諸共他のマシンを叩き潰す「マースグラビティ」を使うが、これを実行するとマシンに過剰な負荷がかかる[53]
原作では、ボルゾニックシステムを搭載されたマシンの一つ。重力は操らないがフロントを稼働させて攻撃してきたり、接触した相手の電池だけを溶かしたり、変形部分をプロペラのように回して着地を安定させたり、後部にブースターを仕込んであるなど様々な機能を見せた。しかし、マシンが高い性能に耐えきれず徐々にダメージが蓄積されていき、最終的に大破した。
ディオマースは戦う神を意味する。
量産型ディオマース
シリーズ - リアル
アニメのMAX編で、アメリカで開催されている第2回WGPやその他のレースに乱入してきたボルゾイチームの使用するディオマース・ネロの量産型。様々なカラーリングがある。動力となるMGストーンが希少なため、「マースグラビティ」を使えるかどうかは不明。
劇中ではアイゼンヴォルフ、シルバーフォックス、USAチャンプのマシンを次々にクラッシュした。劇中での攻撃は体当たりのみであるが、グランプリマシンやUSAチャンプのマシンを、猛スピードで追いついた上に軽く弾き飛ばしていることからも、その性能はオリジナルに劣らず非常に優秀。

USAチャンプのマシン

いずれもバックブレーダーをベースしたマシンである。45話で第2回WGPの途中に乱入したボルゾイチームの量産型ディオマースにクラッシュされた。

エアブレーダー(Air Blader)
シリーズ - リアル
グレンが使用するマシン。バックブレーダーをベースに独自の改造が施されている。マシンのフロントとリアに備え付けられたバーニアから竜巻を放出する「ジェットツイスター」という技がある。
マリンブレーダー(Marine Blader)
シリーズ - リアル
マリーンが使用するマシン。バックブレーダーをベースに独自の改造が施されている。水を操る「ウォータードラゴン」という技を持っており、ファイヤースティンガーの「フレイムバード」を一瞬で鎮火させるほどの威力を誇る。
ランドブレーダー(Land Blader)
シリーズ - リアル
テリーが使用するマシン。バックブレーダーをベースに独自の改造が施されている。非常に頑丈で、バトル本場のアメリカのマシンだけあって、並みのボルゾイチームの攻撃ではビクともしなかった。

その他の登場マシン(MAX編)

レッドソード(Red Sword)
シリーズ - オリジナル
シャーシ - カスタム
大善一馬のマシン。通常のミニ四駆と形が大きく異なり、ペットボトルを縦に割ったようなあまりレーシングマシンらしくない形状をしている。ブルーソードとフォーメーションをとることで必殺技「レインボーツインランサー」を使うことができるが、左京のボルゾイラキエータのメテオバーニアには勝てなかった[54]。後にレインボーツインランサーの強化版「レインボーツインジャベリン」を開発したが、結局使われずに終わり技の詳細は不明のまま(一回、未完成ながらも練習走行時に使用している)。一台だけでは特別な必殺技を持たず、大きな特徴は無い。M-1予選にて左京のラキエータIIに敗北。
ブルーソード(Blue Sword)
シリーズ - オリジナル
シャーシ - カスタム
大善力のマシン。元々は兄である一馬のもう一台のマシンだが、大会では1人で2台同時に使えないため、弟に託された。レッドソードと交差するように動いて3台マシンがあるように見せかけるなど、様々なフォーメーションを取ることで力を発揮する。後部にレッドソードとの連結ジョイントが付いていて、連結して1台のマシンのようになる。M1では第一次予選で竜平のストームクルーザーと共にスタートしたが、第二次予選で烈矢のナックルブレイカーに敗北。
ストームクルーザー(Storm Cruiser)
シリーズ - エアロ
シャーシ - スーパーX
服部竜平のマシン(アニメでは2代目マシン)。MAX編39話から登場。スリップストリームに入っていたとはいえ、ナックルブレイカーのナックルストームに貼り付けるほどのスペックを誇る。
初参戦である川下模型店10周年記念大ミニ四駆レースの優勝マシンとなった。M-1決勝に進出するが、左京のラキエータIIと共にマリナのフェニックススティンガーが放ったバーニングショットで、一文字兄弟のマシンを守るために中破。その後、敵である草薙兄弟のファントムバイスと2台を道連れに自爆しようとしたフェニックススティンガーを庇い、コースにぶつかって粉々になった。
アニメでは市販のシャイニングスコーピオンのボディを改造した設定だったが、原作では竜平が楠大吾と一緒に共同制作したオリジナルマシンとして登場。竜平のコーナーリングテクニックと大吾のパワーが合わさっている。しかし、リョウからはストレートとコーナーどっちつかずの半端なセッティングと言われた。ルーキー戦では第1ステージを難なく突破したが、第2ステージで草薙兄弟のマシンに破壊された。
GB用ゲーム『ミニ四駆GB Let's&Go!!オールスターバトルMAX』の予約者抽選の賞品「シャイニングスコーピオンX」の色替え(リペイント)デザイン品である。

市販されたミニ四駆の改造マシン

MAX編のアニメ版では、無印編とWGP編(漫画版、劇場版も含む)に登場したミニ四駆が市販品として量産されている。また、キット化されていないネイティブ・サンも市販品として登場している。

ビクトリーチャンプ(Victory Champ)
シリーズ - フルカウル
シャーシ - スーパー1
松ひとしのマシン。市販のビクトリーマグナムをベースにした改造車。何度壊されても復活するタフなマシン。藤吉が得意とするコバンザメ走法で、よく豪樹のマックスブレイカーおよびブレイジングマックスの後ろにくっ付いていた。ボルゾイオープンで大破した後修理してから名前を「ニュービクトリーチャンプ」に改名。以降は一部を除いてこの名前を通しておりアニメ最終レースのM1もこの名前で出場した。M1第一次予選では一緒にスタートした大吾のGBSフォーミュラーの後ろにくっ付いていたり、陣のバイスイントルーダーに攻撃を受けた烈矢のナックルブレイカーも押し出した。最下位(第4位)とはいえ、数少ないM-1完走マシンの一つとなった。MAX編39話ではドイツ製モーターを搭載し「ネオビクトリーチャンプ」に改名した。川下模型店レースではモーターの力によってスタートで大差を付けるも第1コーナーを曲がりきれずコースアウトしてしまった。MAX編40話では「ネオネオビクトリーチャンプ」に改名して走ってるところをネロの目に留まり、ネロによってMGストーンが搭載され、ソニックシリーズ(劇中ではバンガードソニック)のコーナリングとマグナムシリーズの必殺走法「マグナムトルネード」を彷彿とさせる「ビクトリートルネード」を放っていたことがあった。
バンガードダウンタウン(Vanguard Downtown)
シリーズ - フルカウル
シャーシ - スーパー1
まなぶのマシン。市販のバンガードソニックをベースにした改造車。M1第一次予選で一馬のレッドソードと一緒にスタートしたが、敗退。
トライダガーまさおスペシャル(Tridagger Masao's Special)
シリーズ - フルカウル
シャーシ - スーパー1
まさおのマシン。市販のトライダガーXをベースにした改造車。M1第一次予選で豪樹のブレイジングマックスと一緒にスタートしたが、敗退。
スーパーアバンテ(竜平仕様)(Super Avante Ryuhei's Specification)
シリーズ - レーサー
シャーシ - タイプ5
アニメでの服部竜平の初代マシン。見た目はオリジナルと同じだが、オレンジ色をカラーリングした市販のスーパーアバンテの改造車である。MAX編29話、31話から33話まで登場。
GBSフォーミュラー(ジービーエスフォーミュラー、GBS Formula)
シリーズ - フルカウル
シャーシ - スーパーFM
アニメでの楠大吾のマシン。市販のガンブラスターXTOをベースにした改造車で、「GBS」はガンブラスターシルエット(Gun Blaster Silhouette)の略。M1第一次予選でひとしのビクトリーチャンプと一緒にスタートし、第二次予選で豪樹のブレイジングマックスに敗北。敗退後も決勝進出した一文字兄弟・竜平・左京のマシンと共にレース特訓をしたが、途中でモーターがオーバーヒートした。
ドラゴンアックス(Dragon Axe)
シリーズ - フルカウル
シャーシ - スーパー1
西条恵一のマシン。市販のスピンアックスをベースにした改造車。M-1第一次予選で烈矢のナックルブレイカーと一緒にスタートし、第二次予選で竜平のストームクルーザーに敗北。
ハープンブロッケン(Haken Brocken)
シリーズ - フルカウル
シャーシ - スーパーFM
和男のマシン。市販のブロッケンギガントをベースにした改造車で、シルバーをカラーリングにしている。マシンのいたるところにレイスティンガーのような槍が飛び出す仕掛けのバトルマシン。これを駆使して999台のマシンを血祭りに上げていた。1話にて豪樹のマックスブレイカーが最初に対決したマシンである。GJCウインターレースやM-1にも出場したが、前者では途中でリタイヤ、後者では惜しくも一次予選で敗退。和男の子分たちも使用しているが、カラーリングは異なる。
ファイターレディマグナム(Fighter-Lady Magnum)
シリーズ - フルカウル
シャーシ - スーパー1
MAX編25話のみ登場。ファイターに憧れているファイターレディこと堂本サユリが、模型店で市販のファイターマグナムVFXとミニ四駆のパーツを購入して作った。1話限りであったものの、元GJC優勝者の改造したマシンだけあってその性能は高く、豪樹のマックスブレイカーやひとしのビクトリーチャンプに全く引けを取らない活躍を見せ付けた。
根性丸(Konjoumaru)
シリーズ - レーサー
MAX編18話のみ登場。源さんが、ひとしから購入したミニ四駆(ベースとなったマシンは不明だが、レーサーミニ四駆と思われる)を改造したマシン。山さんには「丸って普通、船に付けるものだろうに……」と突っ込まれるも、本人は気にしていない。細かい作業が苦手な源さんでも、なんとか完成した。砂風呂コースの途中で、源さんはひとしが売っていたミニ四駆のパーツをすべて買いトップに躍り出たが、女湯に入ってリタイアした。
ガーガーゲコゲコ号(Ga-Ga Geko-Geko Gou)
シリーズ - リアル
シャーシ - スーパーTZ
MAX編18話のみ登場。山さんとタメさんが、ひとしから購入した市販のバックブレーダーを改造したマシン。激流風呂の上でも平気で走るが、山さんとタメさんが追い付いていけずにリタイアした。
ガンブラスター3W(Gun Bluster 3W)
シリーズ - フルカウル
シャーシ - スーパーFM
MAX編18話のみ登場。スティーブと拓也が、ひとしから購入した市販のガンブラスターXTOを改造したマシン。ジャングル風呂コースは通過したが、独流風呂コースでスティーブと拓也が流されてリタイアした。
ブラックプロトセイバー(Black Proto Saber)
シリーズ - フルカウル
シャーシ - スーパー1
元ボルゾイレーサーで、竜平の同級生のイガミトラヒコが使用するマシン。MAX編29話のみ登場。プロトセイバー600をベースに、フロントについたノコギリローラーを、チェーンで延長させる技でレースの妨害をする。

漫画のみ登場(MAX編)

ビートマグナムTRF
ビートマグナムTRFを参照。
バニシングゲイザー(Vanishing Geyser)
シリーズ - エアロ
シャーシ - スーパーTZ-X
NAアストロレンジャーズの使用マシン「バックブレーダー」の後継機。エアブレーキを搭載しているなどバックブレーダーの性能を受け継ぐに相応しい高性能ハイテクマシンであり、劇中では主にクリフ率いるNAアストロレンジャーズの後輩チーム、「アストロレンジャーズ・ユース」のメンバーが使用。豪樹たちを始めとするルーキーレーサーたちを苦しめた。
デザートゴーレム(Desert Golem)
シリーズ - エアロ
シャーシ - VS
カリーム・ハメドのマシン。重量級のマシンでフロントには車高のリフトシステム、リアにはタイヤとキャタピラの切り替えシステムがついており、オフロードに強い。また、頑強で非常にパワーがあり、草薙兄弟の攻撃に対して全くダメージを受けず、巨大な岩を押して動かし2人のマシンを破壊した。

  1. ^ カイがVマグナムのデータを破壊するために送り込んできたミニ四駆型コンピュータウイルスにより、データは破壊されたが、豪の中には、サイクロンマグナムのイメージが残っていたため、問題はなかった。
  2. ^ 土屋博士はアメリカへ行っており、研究所を空けていた。
  3. ^ GJCオータムレース開催前夜、寝ぼけた豪のせいで最終調整装置の電源が落ちたが藤吉のヘリコプターで移動しながら最終調整を再開し、ギリギリのところで完成させた。
  4. ^ Jの解析の結果、この原因は風の流れにあると判明。比較的遅い速度で走行しているときは車体側面の空気がボディに沿って流れるものの加速してスピードが上昇すると車体上面の空気が高く跳ね上げられ、側面の空気が上へ回り込み、その時に一部の空気がリアフェンダーの下からカウルの内側へ回り込んで圧縮されるためだと述べる。すなわち、マシンの上と下の空気が速く流れて圧力が低いために内部の空気の圧力によって、カウルが外れたのである。後にこのマシントラブルの本質的な問題点はボディの強度不足によるものだと判明するが帰国した土屋博士がアメリカで開発したプラスチックの分子結合を高める強化材をコーティングしたことで克服している。
  5. ^ 大破したサイクロンマグナムに二郎丸が持ってきたピットボックスを使って、ハリケーンソニックのリアウイング、ネオトライダガーZMCのモーターとギア、スピンコブラの特性チタン合金シャフト、プロトセイバーEVO.のセンサー類を搭載したもの。
  6. ^ もっとも、このレースはポイント制なので1位は豪だが、2位から5位まではロッソストラーダのメンバーが独占しており、勝負には勝ったが総合ポイントではロッソストラーダが上であるため、レースでは負けという結果となるが、ロッソストラーダはこの結果に不満だった模様。
  7. ^ ただし、スーパーTZシャーシ標準の物ではなくアルミリアローラーステーアルミリアローラ、アルミリアローラーステーアルミリアローラーステー。国内編とWGP編(途中まで)のEDのCGではスーパーTZシャーシ標準の物を装備しているがローラーは装備していない。
  8. ^ ボディ自体もサイクロンマグナムを中心にハリケーンソニックのリアウイング、ネオトライダガーZMCのフロントタイヤカウル、スピンコブラのキャノピー、プロトセイバーEVO.のフロントカウル中央部が反映されている。設計時の大径タイヤは烈の案によるもの。
  9. ^ サンダードリフト、壁走り、可変ウイングを再現した。さらにはコースアウトした際にマグナムトルネードに近い回転を披露した。ただし外見上はアルミワイドローラーマウントとブラックセイバーのウイング(をソニックカラーにしたもの)がついているだけである。
  10. ^ 『月刊コロコロコミック』1999年12月号、小学館、200-201頁。
  11. ^ 『月刊コロコロコミック』2000年1月号、小学館、216-217頁。
  12. ^ 『月刊コロコロコミック』2000年2月号、小学館、238-239頁。
  13. ^ 新マシンの設計が決まらなかったため、ネオトライダガーで試すことになる。ボディの形状を変えることはできないため、カウルの中に搭載した。
  14. ^ 漫画版では、ロッソストラーダ戦でスピンコブラが再起不能になったために、スピンバイパーを開発している。
  15. ^ その時のレースは藤吉のゲームセンターに配備されたコースのルールを賭けたもので、藤吉が勝利したことでルール変更は行われなかったが、観ていたギャラリーたちは、ビークスパイダーにも関心を寄せたため、バトルレースが広まるようになった。そのため、カイは満足気に去って行った。
  16. ^ 役目を終えたスピンコブラに対し、二郎丸は労いの言葉を送っている。
  17. ^ 烈が負傷で戦線を離脱し、出場マシンの枠が空いていたため。
  18. ^ 本来なら二郎丸も出場するはずだったが、遊園地内で迷子になり、レースに間に合わなかった。
  19. ^ 藤吉のスピンアックスは「サンダードリフト走法」でかわした(ファイターの台詞より)が、実際のところは、かわしたというより、吹き飛ばされた衝撃でコースフェンスに衝突し、その反動でサンダードリフト状態になった。
  20. ^ Jは後ろめたさからリョウの許可なく、無断でトライダガーを持ち去っている。
  21. ^ a b 『月刊コロコロコミック』1995年4月号、小学館、16-17頁。
  22. ^ 『月刊コロコロコミック』1995年5月号、小学館、16頁。
  23. ^ 事実、GJCスプリングレースで土屋博士がファイターに「シックスダブルオー」と指摘したが、ファイターはそれを無視して「ろっぴゃく」と発言している。
  24. ^ サイクロンマグナムは、WGP専用のマシンであるため一般のレースでは使用できない。
  25. ^ とはいえ事故に遭うまではWGP選手/GJC優勝者らしい走りを見せてはいた。
  26. ^ 二代目を制作した際、「二郎丸スペシャルのスペシャルな奴」と命名の経緯を語っている。
  27. ^ 原因はたまみがマグナムのスイッチをきちんと入れなかったことにより、ゴール目前で止まったところ、ワイルドホームランが抜いたことによるもの。
  28. ^ 実際はレイに対して向けたもの。
  29. ^ 『月刊コロコロコミック』1995年11月号、小学館、8-9頁。
  30. ^ ただし、既に1週周回遅れになっている。
  31. ^ 『リアルミニ四駆 No.03 バックブレーダー』タミヤ模型、1997年3月、組立説明書。
  32. ^ こしたてつひろ『爆走兄弟レッツ&ゴー』11巻、小学館、1997年5月、17-22頁。ISBN 4-09-142541-0
  33. ^ こしたてつひろ『爆走兄弟レッツ&ゴー』10巻、1997年2月、小学館、107頁。ISBN 4-09-142300-0
  34. ^ 『爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGPガイド』小学館、1997年8月、81頁。ISBN 4-09-101588-3
  35. ^ こしたてつひろ『爆走兄弟レッツ&ゴー』11巻、小学館、1997年5月、69頁。ISBN 4-09-142541-0
  36. ^ アニメにおいてこの設定についての言及はなかった。
  37. ^ 本来はイタリア語で「別れの踊り」の意味。
  38. ^ 「DIO(神)」のIOを数字の10に変更。
  39. ^ 名前が出た当初から取り沙汰されていたのはOOhgamiから取ったという話だったが、前述の通りで由来は大神博士ではない。
  40. ^ この必殺技を豪樹が編み出す以前から知っていたのは、開発者である一文字博士と真嶋左京のみである。
  41. ^ a b 大神博士いわく「圧縮した空気を外部から受け取り、燃焼させている」とのこと
  42. ^ なお、この構想は以前から大神博士もニューマシンのために考えていた。
  43. ^ もっともこの時、バトルレースから足を洗ったはずのマリナが再びバトルレーサーに戻ったことに豪樹が戸惑い、レースに集中できていなかったこともある。
  44. ^ 最も一文字博士はマックスブレイカー性能面で限界を感じていたのか、ネロのディオマース・ネロには勝ち目がないと見て、新マシンの開発の必要性を感じていた。
  45. ^ 原作、アニメ共に劇中ではシャドウブレイカーとはあまり呼ばれず、Z-3と呼ばれることが多かった。
  46. ^ なお、この時ファイヤースティンガーはフレイムバードを展開していたため、不本意な形ではあるが、はじめてフレイムバードを破った。
  47. ^ 後に父の一文字博士がボルゾイから持ち出したナックルブレイカーの入ったアタッシュケースを開く鍵の片割れであったことが判明する。
  48. ^ 原作のボルゾニックシステムはアニメ同様MGストーンで作られた物だがマシンにレーサーに牙をむくほどの強力なパワーをもたらす物であり重力を操る物ではない。
  49. ^ このデザインは烈矢自身の手によるもので元々カラーリングはなかった。ダサいというひとしの批判には耳を貸さなかった。
  50. ^ この技は、マックスブレイカーZ-2のエアロバリアも貫通するほどの威力を持つ。
  51. ^ また、第2回ボルゾイオープン終盤では、この形態で壁走りを行い猛スピードでヘアピンコーナーをクリアした。
  52. ^ 本来は重力をコントロールするために使われるものであり、原料となる鉱石はアフリカのごく一部の地域からしか採取できない。その上、不純物を除き純度の高いものを取り出すには、莫大な資金力とプラント施設が必要である。ボルゾイタワーは、そのための工場でもあった。
  53. ^ その為、M1決勝戦の終盤で一文字兄弟のマシンに敗北する原因となった。
  54. ^ また、その際に左京からも良いマシンだと評価された。





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