法の華三法行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/19 05:38 UTC 版)
足裏診断
「天の気は頭から入って足から抜ける」との独自仮説により、足の裏を見ればその人の健康状態から仕事の悩み・家庭の悩みなど全てが判ると説いた[13]。「足裏」にはツボがあり健康との関係が広く知られていることを悪用したとされる。
足裏診断の手法や相談者への説得手法を記載した「足裏診断マニュアル」を作成し、教団関係者に教育徹底するなど、他の団体から霊感商法のノウハウを学んだと指摘されている。
教団の用語
福永には生長の家や自然の泉の信者だった時期があり、教義や用語に関連性が見られるとされる。
- 天声 研修終了後に要求される高額な金銭に対する言葉[14]
- 天行力(生きとし生けるものに等しく降り注ぐ生命活性エネルギー)
- 頭を取る(「アタマを取る」とも書く。目の前の現象に振り回されない自分に成ること)
- 「最高ですか~!?」「最高です!」(現在この瞬間が最高と思えるようにならねば、決して幸せは来ないとの教え)
- 足裏診断(「足裏鑑定」とも)
- 没我
- 七観行
- 天声村(教団本部)
- 三法行(法唱、法筆、法座をする行)
- 般若天行
- 釈尊教典の最も優れたとされる「般若心経」を単に心で拝むお経や知識としてにとどまらず、さらには人間本来の内なるものを引き出す実践に徹するために、般若心経を生活に活かす「心の行」として繰り返す実践法としてできた。「天華天行力三法行」は、276文字の「般若天行」を、願わず、求めず、繰り返し唱え、書くことにより、大自然のリズムと調和し、人間の意識を超越した「行」となり、いつしか人間本来のよろこびを毎日の生活の中で味わうことができるのだ、と説明[15]。
- 法唱(七観行・般若天行を唱えること)
- 法筆(般若天行を写経すること)
- 法座
- 人間完成
- 天納金(信者から集めた金銭)
- 生態哲学博士(教祖が「学位」と称するもの)
- アースエイド(出版事業を行う教団関連会社。2001年、破産)
- 超宗
- ゼロの力学
- 右脳塾院
脚注
注釈
出典
- ^ 最高ですかー?”福永法源が警鐘!! 「老後マネー」最高な防衛術 日刊大衆 2015年7月7日
- ^ “"最高ですか~!" 元法の華・福永法源の反省なき"復活祭"”. やや日刊カルト新聞. (2015年4月9日) 2023年7月5日閲覧。
- ^ a b c d 法の華情報 弁護士紀藤正樹のLINC!
- ^ 第3救済 慈喜徳会 広報より の「福永法源氏以外に、天が法源を命名することはあるのですか。」の項目参照
- ^ a b c 富士市(2018) p.24
- ^ 弁護士紀藤正樹 宗教法人法の華三法行とは?
- ^ 『富士ニュース』2001年10月23日、第16621号
- ^ 富士市(2018) p.25
- ^ 官報 2001年4月18日 号外79号 47ページ
- ^ 官報 2003年5月13日 号外104号 118ページ
- ^ 「法の華三法行」と当団体との関係性について -天華の救済 公式ホームページ- (2018年4月現在、団体名は「第3救済 慈喜徳会」に改称されている)
- ^ 【詐欺師の素顔】足裏診断の怪僧「福永法源」十八番の嘘は「ローマ法王に後を頼むと3度言われた」 デイリー新潮 2015年8月6日
- ^ あのカルト教団に潜入して霊感商法の闇を暴いてきた EGA-CHANNEL
- ^ 富士市(2018) p.26
- ^ 天下の救済公式サイト(2018年4月現在、団体名は「第3救済 慈喜徳会」に改称されている)
固有名詞の分類
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