新丸の内ビルディング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/07 08:00 UTC 版)
オフィス
10階から37階のオフィスは、有効面積が約3000㎡で、コアを中心に事務室をコの字型に配置[2]。大空間を確保すると同時に事務室部分の奥行きを同じにした。これはレイアウト変更などの際にそのまま横方向に移動できるようにするためである。このほかに特殊フロアを用意して、ディーリングルームやプレゼンテーションルームなどへの需要に対応している[2]。
9階にはオフィスサポートゾーンを設け[2]、10階には日本創生ビレッジ(EGG JAPAN)を開設し、ビジネスクラスとしての性格も持ちながら、有望なベンチャー企業に割安でオフィスを提供している。
- 入居企業
商業施設
地下1階から7階までは商業ゾーンで、物販113店舗、飲食40店舗の合計153店舗が出店[2]。オープン初日は13万人が訪れた[8]。
建て替えから15年の節目を迎えるのにあたって、2022年秋から23年春にかけ、新店舗の開業や7階の飲食店フロア「丸の内ハウス」の全面改修を予定している。また共用部でも大規模な改修を行う[9]。
- 地下1階
- ショッピングゾーン:スーパーマーケット、フードブティックと専門店
- 1階
- ショッピングゾーン:大型セレクトショップと専門店の集積「パサージュ」
- 2階
- ショッピングゾーン:専門店の集積「パサージュ」
- 3階
- ショッピングゾーン:ファッションとコスメティックゾーン「マルノウチボーテ」
- 4階
- ショッピングゾーン:心地よい暮らしとメンズファッション
- 5階
- レストランゾーン:東京を中心に全国の地元で親しまれる名店、専門店
- 6階
- レストランゾーン:世界のカジュアルな人気レストラン
- 7階
- レストランゾーン:街のゲストハウスとしての空間「丸の内ハウス」
画像一覧
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丸の内一帯の高層化
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2階
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4階
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5階レストラン
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6階レストラン
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7階オープンテラスゾーン
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新丸の内ビルディング | ||||
郵船ビルディング | (行幸通り) 丸の内ビルディング |
- ^ a b c d e f g h i j k タワーシティ 超高層のあるまち 2013, p. 167.
- ^ a b c d e タワーシティ 超高層のあるまち 2013, p. 164.
- ^ “Shin-Marunouchi Tower”. Hopkins Architects. 2022年5月18日閲覧。
- ^ a b タワーシティ 超高層のあるまち 2013, p. 165.
- ^ “新丸ノ内ビルヂング建替計画について~丸の内再構築「第一ステージ」から「第二ステージ」へ~”. 三菱地所 (2003年12月8日). 2022年12月29日閲覧。
- ^ 丸の内に導入された生グリーン電力(三菱地所)
- ^ “EV・HVタクシー専用乗り場、東京駅に”. 日本経済新聞 (2011年8月23日). 2022年12月29日閲覧。
- ^ タワーシティ 超高層のあるまち 2013, p. 166.
- ^ “三菱地所、丸ビル・新丸ビルを改装 大規模実施は初”. 日本経済新聞 (2022年8月18日). 2022年12月29日閲覧。
固有名詞の分類
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