戦史叢書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/18 04:52 UTC 版)
資料集
巻番号 | 書名 | 執筆者名 | 発行年月 |
---|---|---|---|
01 | 南方の軍政 | 森松俊夫 | 昭和60年5月 |
02 | 海軍年度作戦計画 | 吉松正博 | 昭和61年8月 |
なお、執筆者名記入に際して、『歴史学研究』1977年12月号P53-56を主に参照した。
参考文献
- 軍事史学会 編『第二次世界大戦(一) -発生と拡大-』(錦正社、1990年) ISBN 4-7646-0301-2 p395 - p407
- 宗像和広『戦記が語る日本陸軍 日本陸軍ブックコレクション』(銀河出版、1996年) ISBN 4-906436-73-0
- 『戦史研究年報』などの出版物でも戦史叢書自体をテーマ、話題とした内容があり、これらは出版物として刊行された他、ウェブサイトでPDF化されている。
- 戦史研究座談会 「戦史部における戦史研究のあり方」 戦史研究年報 第12号(2009年3月) 防衛研究所
- 『戦史研究年報』第13号 (2010年3月) 防衛研究所
- 加賀谷貞司(防衛研究所戦史部長)「戦史叢書」刊行30 周年に寄せて
- 福重博 「戦史叢書」編さん当時の思い出
- 近藤新治 戦史部の回想
- 波多野澄雄 市ヶ谷台の戦史部と戦史叢書
- 戸部良一 「戦史叢書」との出会い
関連項目
- 陸軍成規類聚
- 海軍諸例則
- 大東亜戦争全史 - 1953年初版、戦時中大本営陸軍部作戦課長を務め、戦後はGHQ戦史課に勤務した服部卓四郎が編著。戦史叢書の刊行以前、実質な公式戦史として米仏伊などの軍付属研究機関で翻訳もなされた。
外部リンク
- 防衛省防衛研究所
- 戦史史料・戦史叢書検索 - 2018年12月より全巻閲覧可能。
- ^ 宗像和広『戦記が語る日本陸軍』 p15
- ^ 『歴史学研究』1977年12月号P52、57
- ^ 「戦史部における戦史研究のあり方」P93
- ^ 福重博「「戦史叢書」編さん当時の思い出」P83-84
- ^ 「戦史部における戦史研究のあり方」P92
- ^ a b 福重博「「戦史叢書」編さん当時の思い出」P84
- ^ a b c 「戦史部における戦史研究のあり方」P75
- ^ a b 「戦史部における戦史研究のあり方」P78
- ^ a b 加賀谷貞司「「戦史叢書」刊行30 周年に寄せて」
- ^ 近藤新治(土門周平)「戦史部の回想」
- ^ 4 プロジェクト検討について(1)国際紛争史プロジェクト。『戦史研究年報 第13号(2010年3月)』P137-138
- ^ 「戦史部における戦史研究のあり方」P73
ただし自衛隊幹部の教育および研究の基礎資料に役立てるため、朝鮮戦争、ベトナム戦争、中東戦争は戦史が作成されている旨も座談会で指摘されている。 - ^ 「戦史部における戦史研究のあり方」P65
- ^ 波多野澄雄「市ヶ谷台の戦史部と戦史叢書」
- ^ a b 「「戦史叢書」全面改訂へ、新事実盛り電子版も」『読売新聞』2003年8月12日15時31分配信
- ^ 「3 平成21年度戦史史料編さんについて(3)戦史叢書のデジタル化」『戦史研究年報 第13号』(2010年3月)P137
- ^ 戸部良一 「「戦史叢書」との出会い」『戦史研究年報 第13号』(2010年3月)P102
- ^ 戸部良一 「「戦史叢書」との出会い」『戦史研究年報 第13号』(2010年3月)P101-102
- ^ Japanese army operations in the South Pacific Area 豪日研究プロジェクトウェブサイト
- ^ http://www.cortsstichtingen.nl/en/projects/senshi-sosho
- ^ 「戦史部における戦史研究のあり方」P74-75、82
- ^ 福重博も審議過程で事実の削除訂正があり、執筆者として納得できない点があった旨を指摘している
福重博「「戦史叢書」編さん当時の思い出」P84 - ^ 藤原は『海上護衛戦』を例に同名の大井篤の書籍の方が記述が「詳しく取り上げている」と述べている。
『歴史学研究』1977年12月P52 - ^ 藤原は兵器、経理、軍医の各部は「その存在すら忘れられているほど記述されていない」としている
- ^ 藤原は具体的例として、総力戦へ向かう各過程での動員数や、兵役法、その施行規則への言及、徴集の実態などが取り上げられていないことを挙げている
『歴史学研究』1977年12月P53 - ^ 藤原は具体例として「壮烈」「果敢」「白刃」「肉弾」等の表現を「戦時中の報告か新聞記事と見間違えるほど」と述べている。ただし、執筆者が原資料の記述に引きずられた可能性や、自衛隊教育と言う性格にも言及しており、また、藤原は書評の冒頭で旧軍の戦史に比べて無味乾燥さや形式主義が後退し、多面的で具体的な事実を記述している旨を評価していることを付記しておく。
『歴史学研究』1977年12月P51-P52 - ^ 藤原は『沖縄方面陸軍作戦』について、「一般島民の軍への協力」という項に8行しか充てておらず、被害数字には何ら言及がないことや、『本土防空作戦』でも空襲被害を経済安定本部や内務省の統計を挙げただけで済ませたことを例示している。
- ^ 『歴史学研究』1977年12月P53
- ^ 『歴史学研究』1977年12月号刊行当時に刊行されていた分が対象であり、当時刊行準備中であった補備6巻は含まれていない。記事中には96巻だけが列挙されている。
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