弦楽のための協奏曲 (ストラヴィンスキー) 弦楽のための協奏曲 (ストラヴィンスキー)の概要

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弦楽のための協奏曲 (ストラヴィンスキー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/30 09:22 UTC 版)

成立の経緯

パウル・ザッハーの依嘱により、(旧)バーゼル室内管弦楽団(略称はBKO)の創立20周年を祝して作曲されたことから、『バーゼル協奏曲』の愛称でも知られる。1947年1月27日に、ザッハーの指揮とBKOの演奏によって初演された。作品の最も興味深い特徴は、ニ長調からニ短調へと浮遊する箇所である。

バレエ音楽としてもたびたび使用されている。特に有名なのはジェローム・ロビンズの台本と振付による『檻』で、侵入してきたオスを殺すメスの蜂の話になっている[1]ニューヨーク・シティ・バレエ団によって1951年に上演された。原曲からは予想もつかないスキャンダラスな内容のため、ストラヴィンスキーは困惑したが、その成功を喜んだ[2]

楽章構成

  1. ヴィヴァーチェ Vivace
  2. アリオーゾアンダンティーノArioso: Andantino
  3. ロンドアレグロRondo: Allegro

  1. ^ The Cage, New York City Ballet, https://www.nycballet.com/ballets/c/the-cage.aspx 
  2. ^ ロバート・クラフト『ストラヴィンスキー 友情の日々』 上、青土社、1998年、96頁。ISBN 4791756541 


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