天野漂 天野漂の概要

天野漂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/30 05:03 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
  • 初出作品月華の剣士
  • 流派:我流喧嘩矢倉
  • 生年月日天保6年4月14日
  • 身長:6尺
  • 体重:20貫目
  • 武器銘:木刀「男前」(仕込みドス)
  • 好きなもの:酒と女と喧嘩
  • 嫌いなもの:風流を解さない野郎
  • 大切なもの:と金の煙草入れ
  • 趣味将棋博打
  • シンボルアイテムと金
  • 年齢: 
    • 28歳(『一幕』)
    • 29歳(『二幕』)
  • 利き腕:左利き
  • 家族構成:不明
  • キャッチコピー:江戸の喧嘩桜
  • 関連キャラクター高嶺響

天野 漂(あまの ひょう)はSNK対戦型格闘ゲーム幕末浪漫 月華の剣士』シリーズに登場する架空の人物。声優大塚明夫

キャラクター設定

風流を心から愛する男。酒と女と喧嘩三昧の生活をしているが、遊女や知人からの人気は高い。前髪を鶏冠のように立てて、腰付近まで伸ばして結んだ長髪に、桜の花びらの模様を随所に散らした桃色の浴衣を着ており、はだけるように一部の素肌を晒している。

仕込み刀を持ち歩く遊び人だが、よほどのことがない限り、仕込み刀は木刀として使っている。第二幕『月に咲く華、散りゆく花』(以下『二幕』と表記)では、「力」で新たに加わった防御不可斬りを出すと、この刀による攻撃を行う。

遊び人という身分のおかげか、交友関係は広く、高嶺響の父・源蔵とも親交があった。仕込み刀も彼に打ってもらったものであり、天野はこの刀を「男前」と名付けた。

『一幕』では、神木に咲く万年桜がどんどん散り始めるのを見た天野が、「どこかで風流を解さない者が策動している」と考えて、「喧嘩」をしに動き出す。女性キャラクターのに対しては、「大した器量だ」などと気に入った様子を見せたり、暁武蔵に対しては「いい腕をしている」と、強さを認めている。ただ、自由と風流を何より愛する己の気風からか、生真面目な鷲塚慶一郎に対しては、その性格を揶揄する台詞を述べ、己の美学にこだわる嘉神慎之介に対しては、その服装や口調に対して激しく嫌悪する様子を見せている。

第二幕『月に咲く華、散りゆく花』(以下『二幕』と表記)では、「男前」を抜いた際に、切れ味が落ちていることに気付いた天野が源蔵の元を訪ねるも、源蔵はこの世におらず、響も姿を消していた。天野は彼女を探す旅に出る。

倒される際に遊女の名を叫ぶ(あるいは呟く)が、その数は全部で10を超える。

『一幕』、『二幕』ともにエンディングには選択肢が存在し、選んだ方によって展開が変化する。『二幕』のエンディングでは、インストラクションカードには載っていない「超挑発」のコマンドを教えてくれたり、『月華』のウェブサイトURIを紹介する。

モデルは普段は仕込み杖を引き抜かない、遊び人の風貌、女好きから漫画『浮浪雲』の雲。

ゲーム上の特徴

豪快だが、大振りで隙の大きい技が多い。反面、持ち技はどれも高威力である。

通常技の立ち強斬りには2種類あり、レバーニュートラルで出すと、攻撃がすばやく出る代わりに技後の隙が大きくなる。レバーを相手と反対方向に入れながら出すと、出が遅くなる代わりに技後の隙がほぼ皆無になる。なお、ジャンプ強斬りは、空振りしたりガードされると着地時に隙ができる。

突進技の「雀刺し」は天野の生命線ともいえる必殺技で、地上の相手に当てて超奥義で昇華させるのが基本。連殺斬は、強斬りのリーチが短いために当てづらく、立ち状態で弱斬りを連打し過ぎると「居飛車穴熊」が暴発し、さらに『技』では攻撃力の低さも影響するため、他のキャラクターと比べて使いづらくなっている。如何にして隙を見せずに動くか、高威力の技を如何にして当てるか、プレイヤーのセンスが問われるキャラクターである。






「天野漂」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「天野漂」の関連用語

天野漂のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



天野漂のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの天野漂 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS