刹那_(月華の剣士)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 刹那_(月華の剣士)の意味・解説 

刹那 (月華の剣士)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/28 03:03 UTC 版)

刹那
月華の剣士のキャラクター
ゲームでの初登場 幕末浪漫第二幕 月華の剣士~月に咲く華、散りゆく花~
山内圭哉
詳細情報
格闘スタイル 無銘(殺)
武器 八十枉津日太刀
家族 なし
テンプレートを表示

刹那(せつな)は、SNK対戦型格闘ゲーム幕末浪漫第二幕 月華の剣士~月に咲く華、散りゆく花~』に登場する架空の人物。担当声優は山内圭哉

キャラクター設定

嘉神慎之介の事件後、地獄門から現れた「常世の使者」。常世の強い思念が、戦乱で死んだ乳飲み子に取り憑いて生まれた、呪われし運命を持つ。黄龍となった慨世からは「イノチヲカルモノ」とも呼ばれる。その見た目は、長い銀髪を結んでいる長身で褐色肌の青年。

自分も含めた全ての存在を憎み、復讐を胸に抱いて現世に降り立った。「封印の巫女」を殺し、地獄門の封印を阻止することが目的。「封印の巫女」とはのことで、CPU戦7人目の相手は彼女である。

エンディングでは黄龍の体を片手で掴み上げて消滅させた。その際、刹那の手から血が滴り、刹那は高らかに笑いながら鮮血で染まった手を顔に当てた後、残酷に微笑む。また、全キャラクター中で刹那のエンディングのみ「一つの時代が終わった」で始まるエピローグ文句が表示されない。これは地獄門が閉じられる事なく、世界が滅んでしまう(=次の時代は来ない)ことの暗示である。

武器の八十枉津日太刀(やそまがつひのたち)は高嶺響の父・源蔵が打ったもの。源蔵は刀を打ち上げた後、命を落とした。

連れているフクロウの名前は「ナギ」。

Days of Memories』シリーズにおいては、新進気鋭の映画監督という設定で登場する。

ゲーム上の特徴

通常技は強斬りが全て2段技となっている。基本攻撃力が高いため、『力』は強斬りから、『技』『極』は連殺斬から必殺技に繋げるのが基本。弱斬りは他のキャラクターと比べて隙が大きい。そもそも刹那は奥義を含めて、全体的に技の隙が小さくないため、安易な技の空振りは危機を招く。

技の解説

刹那の技の名前は通常技や通常投げも含めて、全て「無銘」となっている。ただし奥義(必殺技)などは、さらにその後に「(壱)」「(弐)」などがつく。

奥義(必殺技)

無銘(壱)
刀を勢いよく振り下ろし、黒く大きなオーラを纏わせつつ相手を斬り付ける。攻撃は2ヒットし、昇華に対応している。弱は技の出が早く、B攻撃キャンセルで連続技に組み込める。強は弱よりも出が遅い。ヒット効果は、弱はのけぞりだが、強は2段目を食らうとオーラに包まれながら垂直に吹き飛んでダウンする。落ちてきたところを追撃することも可能。なお、昇華の際、2段目ではなく1段目を昇華すると、無銘(絶)が連続ヒットしない。
無銘(弐)
雷を纏わせた刀を振りながら上昇する。弱は早めに出せば対空技として機能する。強は攻撃が出るまでに大きく前進し、その際に横に刀を振るいながら弱よりも高く飛び上がる。
無銘(参)
雄叫びを上げながら突進するように前方へ低く跳びつつ、雷を纏った刀で相手を斬り付ける。食らった相手はオーラに包まれながらダウンする。攻撃は3ヒットし、しゃがみガード不可。ガードされた時の隙は大きい。
無銘(四)
上方向に腕を開いて突き出し、捕えた相手を地面に叩きつける。空中の相手を弾いたあとや、「無銘(壱)」の強を決めたあとの追撃として出すことが多い。掴み判定の出る位置が高いため、地上の相手に決まることは無い。
無銘(伍)
刀を前方へ構えて雷を発して、暫くの間、身に纏わせる。動作に攻撃判定は無い。この間は、1度だけ相手の攻撃を受けてものけぞらなくなる「硬体術」状態になり、さらにこの間に「無銘(伍の追)」を1回だけ使うことができる。なお、硬体術は相手の攻撃を食らうと効果を失う(「無銘(極)」も同様)が、技の動作中に限り、硬体術は有効。
無銘(伍の追)
食らった相手を一定時間、行動不能状態にする発勁を放つ。空中の相手に当てると、相手は空中に浮いたまま硬直状態となる。動けない相手には追撃を決めることが可能。「無銘(伍)」および「無銘(極)」を発動した状態でのみ出せる技である。
若干の硬直があるがキャンセルして奥義などを出すこともできる。なお、最速のタイミングでこの技のコマンドを入力すると1回しか出せないはずのこの技がもう一度発生する(理由は不明)。
また、「無銘(極)」を発動した状態であれば、3回まで出すことができる。この場合、前述のバグは3回目でのみ有効(2回目までは通常通り消費された扱いになる)。

超奥義(超必殺技)

無銘(絶)
「無銘(壱)」を強化したもので、オーラが「無銘(壱)」よりもさらに大きい。攻撃は5ヒットし、強攻撃からキャンセルで連続技になる。食らった相手はオーラに包まれながら垂直に吹き飛んでダウンする。技後の硬直時間は長い。

潜在奥義

無銘(極)
「無銘(伍)」を強化したもので、技を発動した直後に、攻撃判定がある稲妻を身に受けてから硬体術状態になる。「無銘(伍)」を3回まで出せることに比例するように、相手の攻撃に3回まで耐えることができる。
無銘(極の追)
「無銘(極)」を発動中に出すことができるもので、攻撃のモーションは「無銘(伍の追)」とほぼ同じ。食らった相手を大きな鏡の中に閉じ込め、その魂を抜き取ってから間合いを離し、刹那がそれを握り潰すと、相手は大量の鮮血を噴き出す。弾きに成功した後に最速で出すのが狙い目。「無銘(伍の追)」を1回でも使ってしまうとこの技は使えなくなるが、前述のバグ同様に1度だけ「無銘(伍の追)」を出し、当てた後に最速で入力するとこの技が発生する。

乱舞奥義

無銘(滅)
乱舞奥義。刹那の類型は、天野漂と同じくパワータイプ。

その他

KOF MAXIMUM IMPACT 2』の八神庵のモデルの一つにこの刹那の格好になるものがある。

関連人物

  • 高嶺響 - 刀を打ち上げた高嶺源蔵の娘
  • - 封印の巫女・刹那が命を狙う

「刹那 (月華の剣士)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「刹那_(月華の剣士)」の関連用語

刹那_(月華の剣士)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



刹那_(月華の剣士)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの刹那 (月華の剣士) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS