天元突破グレンラガン 備考

天元突破グレンラガン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/02 04:57 UTC 版)

備考

  • 各話ラストで「つづく」のテロップを挿入する演出は、『トップをねらえ!』から続くガイナックスオリジナル作品で用いられる演出スタイルであり、また最終話のサブタイトルをSF小説から借用するのもこれを踏襲している(正確には庵野秀明のスタイル)。本作最終話での元となった『天の光はすべて星』(フレドリック・ブラウン著)は2008年9月に復刊されており、中島かずきが巻末エッセイを寄せている。
  • 上記以外にも本放送終了後の10月から一部のテレビ東京系列では深夜枠での再放送がされていた[注 7]
  • シナリオコンセプトとして、作者の石川賢が死去した事で未完となっていたゲッターロボサーガのオマージュを描くという意図がある[7]。脚本、構成を担当した中島かずきは最終決戦において、同じく石川の代表作である「『虚無戦記』をやろうと思った」と語っている[8]ほか、「(石川先生の死で)完結できなかったゲッターの魂を受け継ぎ、風呂敷を畳むのが自分の仕事だ」とコメントした[7]。中島自身は自身を「ゲッター者」と自負する程のゲッターロボのファンであり、長年の石川担当編集者でもあった。
  • 他にも多くの特撮、アニメ、漫画作品のオマージュを数多く内包しているが、今石監督と中島かずきの両名がメディアインタビューにおいて、イメージ的に影響を受けている作品の一つとして幾度か名前を挙げているのが、映画版『仁義なき戦い』である[9]。またコメンタリーでは、出崎統作品演出へのリスペクトが、中島をはじめとしたスタッフによって語られている。
  • 2014年10月現在まで、全日帯で同時刻ネットされたGAINAX制作アニメは本作が最後である。

  1. ^ 中島はこのテーマの先達者に、作家の夢枕獏の名前を挙げており、中島自身が大ファンでもあり担当作家でもあった、石川賢作『ゲッターロボ』へのオマージュも語られている。
  2. ^ 第1話では本編の尺の関係で短縮版が流された。DVDでは通常版に差し替えられている。
  3. ^ ゲーム同梱特別版DVD収録のオリジナルアニメ
  4. ^ 放送局の基準に引っかかって放送時は総集編に差し替えられていた未公開シーンがあり、DVDではこれを加えて再編集した解放版「見てえものは見てえんだ!!」として収録される(テレビ放送版も映像特典として収録)。
  5. ^ フレドリック・ブラウンの同名のSF小説から。
  6. ^ 大阪府以外の近畿1府4県では地上波初放送となる。
  7. ^ ただし、局によっては第16話を放送しない場合があった。
  8. ^ ゲーム上は全パイロット気力MAX&全機体サイズ∞(サイズ補正なし)扱い。
  9. ^ ヨーコとキタン達は各機体(スペースキングキタン、スペースヨーコWタンク、スペースガンマール)。なお、キタンは前作同様永久離脱する。
  10. ^ 同一のスタッフによって制作された『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』では、小林の作画が使用された回があり、『魔法遣いに大切なこと 〜夏のソラ〜』のキャラが出演している。






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「天元突破グレンラガン」の関連用語

天元突破グレンラガンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



天元突破グレンラガンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの天元突破グレンラガン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS