地の塩 (曲)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 07:21 UTC 版)
「地の塩」 | |||||||||||||
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ローリング・ストーンズの楽曲 | |||||||||||||
収録アルバム | 『ベガーズ・バンケット』 | ||||||||||||
リリース | 1968年12月6日 | ||||||||||||
録音 | ロンドン、オリンピック・スタジオ(1968年5月 ) | ||||||||||||
ジャンル | ロック | ||||||||||||
時間 | 4分47秒 | ||||||||||||
レーベル | デッカ・レコード ロンドンレコード | ||||||||||||
作詞者 | ジャガー/リチャーズ | ||||||||||||
作曲者 | 同上 | ||||||||||||
プロデュース | ジミー・ミラー | ||||||||||||
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概要
録音は1968年5月、ロンドンのオリンピック・スタジオで行われた[1]。作詞・作曲について、リチャーズは自著で「俺がタイトルを思い付き、基本的な閃きを持ってきたと思うが、歌詞は全てミックが担当した」と述べている[2]。ブライアン・ジョーンズはレコーディングに参加していない。リチャーズがジャガーと共にリードボーカルをとっているが、彼がリードボーカルをとるのは「昨日の出来事」(1967年のアルバム『ビトウィーン・ザ・バトンズ』収録)以来2例目。
タイトルは新約聖書の山上の垂訓の一つ「地の塩、世の光」からとられた。歌詞も聖書から着想を得ている。ジャガーはジョン・レノンに触発されて、労働者階級の賛歌を書いたと伝えられている[3]。
「汝らは地の塩なり、塩もし効力を失はば、何をもてか之に塩すべき。 後は用なし、外にすてられて人に踏まるるのみ。」(マタイによる福音書、5章13節)
コンサート・パフォーマンス
ストーンズがコンサートでこの曲を披露した例は極めて少ない。初演は、1968年12月に製作されたTVショー『ロックンロール・サーカス』のエンディングで、この時はバンドによる演奏ではなく、スタジオ音源の伴奏をバックにジャガーとリチャーズが歌唱した。その後20年以上にわたり、この曲が披露される機会がなかったが、1989年の「スティール・ホイールズ/アーバン・ジャングル・ツアー」のアトランティックシティ公演(12月17日、19日、20日の3日間)で、ガンズ・アンド・ローゼスのアクセル・ローズとイジー・ストラドリンをゲストに迎えて披露された[4]。また、ジャガーとリチャーズが2001年10月20日にマディソン・スクエア・ガーデンにて行われた『ザ・コンサート・フォー・ニューヨーク・シティ』でもこの曲を披露した。リチャーズはこの時、「Let's drink to the good and the evil」の部分を「Let's drink to the good not the evil」と歌詞を変え、さらに「NOT」の部分を強調して歌った[5]。2003年の「リックス・ツアー」でも1度だけ披露された(9月20日、ロンドン公演)[6]。
- ^ THE ROLLING STONES CHRONICLE 1968
- ^ 『Life:Keith Richards (English Edition)』キース・リチャーズ著、 Weidenfeld & Nicolson刊、2010年、ISBN 978-0-297-85862-1(Kindle版、位置No. 3597/9615)
- ^ “100 Greatest Rolling Sones Songs - Salt of the Earth (1968)”. Rolling Stone. 2021年8月11日閲覧。
- ^ “The Complete Works of the Rolling Stones - Database :”. 2021年8月11日閲覧。
- ^ アルバム『ベガーズ・バンケット』2002年リマスターCD(日本版)付属の越谷政義による解説より。
- ^ “The Complete Works of the Rolling Stones - Database :”. 2021年8月11日閲覧。
- ^ Joan Baez - Blessed Are... (Vinyl, LP, Album) at Discogs
- ^ Rod McKuen - Turntable (Vinyl, LP, Album) at Discogs
- 1 地の塩 (曲)とは
- 2 地の塩 (曲)の概要
- 3 レコーディング・メンバー
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