国際興業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/08 16:03 UTC 版)
概要
国際興業の直営事業として、運輸・交通を中心に複数の事業を行っている。旅行業は、2012年(平成24年)11月1日の国際興業グループ株式会社への分割時は国際興業株式会社直営事業であったが、後に国際興業グループ株式会社に業務移管された。ゴルフ場事業は、直営ゴルフ場はなく、傘下の紫興業・富士屋ホテル・十和田観光電鉄が行っている。
国際興業株式会社(Kokusai Kogyo Kabushikigaisya)の略であるKKKを、略称・ロゴマークなどに長年使用してきた。しかし、クー・クラックス・クランと関連があるとの誤解を避けるために、2002年(平成14年)のFIFAワールドカップ開催にあわせて使用中止が決定され、2006年(平成18年)までにはほぼ全廃された。ただし、更新されないままになっているバス停留所などは一部にみられる。
5000億円超の負債で経営危機に陥り、2004年(平成16年)、サーベラス・キャピタル・マネジメントに買収され、資産の大量売却によって再建を図った。そのため大幅に事業を縮小したものの、2014年(平成26年)には創業家に経営が戻り、国際興業ホールディングスの傘下となった(#経営危機・再建を参照)。
事業内容
- 運輸・交通
- 乗合・貸切バス事業 - 国際興業バス
- ハイヤー事業 - 国際興業ハイヤー
- 自動車教習所事業 - 町田ドライヴィングスクール
- 流通・商事
注釈
出典
- ^ 国際興業 BMW. “会社概要”. 2020年10月31日閲覧。 [リンク切れ]
- ^ a b c 国際興業. “会社概要”. 2020年10月31日閲覧。
- ^ 国際興業 BMW. “お知らせ☆”. 2020年10月31日閲覧。
- ^ メンバー会社一覧 みどり会
- ^ 中古バスドットコム
- ^ 国際興業公式サイト・会社概要
- ^ サーベラス、国際興業株を創業一族へ売却へ=関係筋
- ^ a b c d e f g h i j 2013年(平成25年)に会社分割により岩手県交通・秋北バス・十和田観光電鉄の中間持株会社として設立。同年に子会社3社の経営陣によるMBOにより国際興業傘下から離脱している。国際興業の東北地区バス事業売却について言及された記事
- ^ 鈴木文彦「Bus Corner」『鉄道ジャーナル』第575号、鉄道ジャーナル社、2014年9月、151頁。
- ^ 『国際興業五十年史』161、406頁
- ^ 「交道会しもべ病院 負債総額30億円 事実上の倒産に」『毎日新聞』山梨版 2007年(平成19年)2月2日
固有名詞の分類
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