吉野酒造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/10/10 03:32 UTC 版)
仕込水
- 仕込水は、蔵元の保有する山の自然水で、先人により掘られた横穴式井戸（洞窟の長さ150m）に、山の資源から水路で自然水を引き入れ、貯水し、仕込水として使用している。尚、この地域の地下水は鉄分が多く、仕込水には適さない[4]。
営業情報
- 定休日 - 元旦、毎月第三日曜日（第三日曜日の前後が祝日の場合は連休）
- 営業時間 - 午前8時 - 午後12時、午後1時 - 午後5時、日曜日・祝日 午前10時 - 午後5時
- 蔵見学 - 実施していない、蔵内への立ち入り禁止
- 駐車場 - 有り[5]
文化財
登録有形文化財
- 登録年月日:2008年（平成20年）4月18日、種別:産業2次/建築物（煙突・石塀:その他工作物）、登録基準:国土の歴史的景観に寄与しているもの（馬屋：再現することが容易でないもの)。
- 吉野酒造店舗兼御主屋
- 吉野酒造南酒蔵
- 年代:1868年-1911年（明治末期）建築、木造22階建、瓦葺、建築面積788m2[7]。
- 吉野酒造煙突
- 年代:1868年 - 1911年（明治末期）建築、煉瓦造、高さ16m[8]。
- 吉野酒造北酒蔵
- 吉野酒造南蔵
- 年代:1907年（明治40年）建築、木造2階建、瓦葺、建築面積58m2[10]。
- 吉野酒造北土蔵
- 年代:1868年-1911年（明治末期）建築、土蔵造2階建、瓦葺、建築面積50m2[11]。
- 吉野酒造旧馬屋
- 年代:1868年 - 1911年（明治末期）建築、木造平屋建、瓦葺、建築面積60m2[12]。
- 吉野酒造松尾神社
- 年代:1868年 - 1911年（明治末期）建築、木造平屋建、瓦葺、宮殿付、建築面積10m2[13]。
- 吉野酒造門
- 年代:1955年頃（昭和30年頃）建築、石造、間口4.0m、袖塀付[14]。
- 吉野酒石塀
- 年代:1868年 - 1911年（明治末期 - 昭和初期）建築、東石塀 延長27m、西石塀 延長25m[15]。
受賞歴
全国新酒鑑評会
- 平成16酒造年度 - 「腰古井」金賞受賞[16]
- 平成19酒造年度 - 「腰古井」金賞受賞[17]
- 平成20酒造年度 - 「腰古井」金賞受賞[18]
- 平成26酒造年度 - 「腰古井」金賞受賞[19]
- 平成29酒造年度 - 「腰古井」金賞受賞[20]
- ^ 海外レポート オーストラリア編 吉野酒造
- ^ a b 吉野酒蔵 株式会社 - 「歴史と展望」
- ^ 腰古井というブランド 吉野酒造
- ^ 吉野酒蔵 株式会社 - 山の自然水 吉野酒造
- ^ 吉野酒造 株式会社 - 「会社概要」
- ^ 吉野酒造店舗兼主屋 - 国指定文化財等データベース（文化庁）
- ^ 吉野酒造南酒蔵 - 国指定文化財等データベース（文化庁）
- ^ 吉野酒造煙突 - 国指定文化財等データベース（文化庁）
- ^ 吉野酒造北酒蔵 - 国指定文化財等データベース（文化庁）
- ^ 吉野酒造南蔵 - 国指定文化財等データベース（文化庁）
- ^ 吉野酒造北土蔵 - 国指定文化財等データベース（文化庁）
- ^ 吉野酒造馬屋 - 国指定文化財等データベース（文化庁）
- ^ 吉野酒造松尾神社 - 国指定文化財等データベース（文化庁）
- ^ 吉野酒造門 - 国指定文化財等データベース（文化庁）
- ^ 吉野酒造石塀 - 国指定文化財等データベース（文化庁）
- ^ 『酒類総合研究所』「平成16酒造年度全国新酒鑑評会 入賞酒目録」、酒類総合研究所、平成17年5月26日、2022年4月28日閲覧
- ^ 『酒類総合研究所』「平成19酒造年度全国新酒鑑評会 入賞酒目録」、酒類総合研究所、平成20年5月22日、2022年4月28日閲覧
- ^ 『酒類総合研究所』「平成20酒造年度全国新酒鑑評会 入賞酒目録」、酒類総合研究所、平成21年5月27日、2022年4月28日閲覧
- ^ 『酒類総合研究所』「平成26酒造年度全国新酒鑑評会 入賞酒目録」、酒類総合研究所、平成27年5月20日、2022年4月28日閲覧
- ^ 『酒類総合研究所』「平成29酒造年度全国新酒鑑評会 入賞酒目録」、酒類総合研究所、平成30年5月17日、2022年4月28日閲覧
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