受肉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 03:45 UTC 版)
受肉(じゅにく、古代ギリシャ語: Ενσάρκωση, Ensarkōsē[1], ラテン語: Incarnatio, 英語: Incarnation, ドイツ語: Fleischwerdung, Menschwerdung, ロシア語: Воплощение)とは、三位一体のうち子なる神(神の言)が、ナザレのイエスという歴史的人間性を取ったことを指す、キリスト教における教理[2]。
- ^ 古典ギリシア語再建音:エンサルコーセー、現代ギリシア語転写例:エンサルコシ
- ^ 『キリスト教大事典 改訂新版』530頁、教文館、昭和52年 改訂新版第四版
- ^ 信仰-教会:日本正教会 The Orthodox Church in Japan
- ^ 東方正教会の歴史(抄)
- ^ 「藉」と「籍」は別の字であり、前者は草むしろを敷きその上に乗ることから、動詞として「かりる、かさねる」といった意味をもち、後者は文字を書いた竹札を重ねて保存したものを指すところから、動詞として「記入する、農具ですく」といった意味をもつものである。出典:『漢字源』1013頁、1154頁、学研、1996年4月1日改訂新版第3刷 ISBN 9784053000231
- ^ 『カトリック大辞典 III』431頁、上智大学編纂、冨山房、昭和42年第七刷
- ^ 『カトリックの信仰〈第3〉御托身―公教要理第一部解説 (1947年)』ASIN B000JBED44
- ^ 新要理書編纂特別委員会 (著, 編集), 日本カトリック司教協議会 (監修) 『カトリック教会の教え』ISBN 9784877501068(2003年版)でも、事項索引に「受肉」は存在し多くの頁への誘導が記載されているが、「託身」「托身」は用意されていない。
- ^ ma‛neetho (シリア語):個々の韻文と詩的な形での応答文からなる答唱、元来は聖歌。本文に挙げたマネートの原文は6世紀にさかのぼり後世の資料ではアンティオキアの大司教聖セウェルス(465年ごろ-538年)に仮託されている。ビザンティウム正教の儀礼には賛詞と呼ばれる類似の賛美歌があり、ユスティニアヌス皇帝(483年ごろ-565年)に仮託されている
- ^ [1]
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