刀根麻理子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/03 01:38 UTC 版)
経歴
中学2年生の時からクラシックバレエをやっており、この時は本気でプロのバレリーナを目指していたということだったが、高校入学後に放送部入りしたことがきっかけでアナウンサー志望に転じる[5]。その後、OLとして勤務する傍らアナウンス学院に通う[2]。この頃、友人と組んだアマチュアバンドのボーカルを担当していた[5]。
フリーとしてNHKラジオなどでリポーター活動していた頃に、高級スピーカーを使用した生ライブの司会の営業に行った際、かつて歌手だったメーカーの担当者に「フリーだと仕事が増えないでしょ。事務所を紹介するよ」と声をかけられ、刀根はレコード会社から提示された50万円の給料に目がくらみ、契約書にサインして音楽事務所に所属した[6]。刀根は「レッスンを受けたい」と申し出たものの、担当者から「デモテープを作るから曲を覚えてこい」といわれ、そのままレコーディングを敢行した結果[6]、1984年にテレビアニメ『キャッツ♥アイ』のオープニングテーマだった「デリンジャー」で徳間ジャパンのBourbon Recordレーベルからメジャー・デビューを果たす。この経緯から、のちに刀根は「人前で歌うことに抵抗があり、テレビも苦手でしたね」と語っている[6]。
2002年、文京区内にダイニング&ギャラリー「今人」をオープン。
2004年9月、デビュー20周年記念の日にヘアメーク・アーティストの廣瀬浩志と結婚。
2021年12月にリリースされたNight Tempoのアルバム「Ladies In The City」に参加[7]。
注釈
出典
- ^ a b “刀根麻理子”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2023年5月13日閲覧。
- ^ a b c d e 週刊テレビ番組(東京ポスト)1984年10月26日号「ニューボイス」61頁
- ^ “刀根麻理子 / LADY-M-MARIKO BEST- [2CD] [廃盤]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2023年5月13日閲覧。
- ^ “「GROOVIN' 昭和アーカイヴス」全15タイトルが3ヶ月連続リリース!”. TOWER RECORDS ONLINE (タワーレコード). (2022年5月16日) 2023年5月13日閲覧。
- ^ a b 明星(集英社)1984年11月号「今月の新人」p.159。
- ^ a b c “(2ページ目)刀根麻理子が明かす「夏目雅子さんの母親スエさんに泣かれた」”. 日刊ゲンダイDIGITAL. 株式会社日刊現代 (2015年1月18日). 2023年5月13日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “Night Tempoアルバム参加の野宮真貴、道重さゆみ、上坂すみれ、山本彩ら10名からコメント発表(コメントあり)”. 音楽ナタリー. 2022年4月12日閲覧。
- ^ “MEMORY | 刀根麻理子”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2023年5月13日閲覧。
- ^ “せつない夜 | 刀根麻理子”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2023年5月13日閲覧。
- ^ “トランタンな恋の形 | 刀根麻理子”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2023年5月13日閲覧。
固有名詞の分類
- 刀根麻理子のページへのリンク