低地ドイツ語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/02 18:35 UTC 版)
分類
- 低地ドイツ語(Niederdeutsch)
- 低ザクセン語(Niedersächsisch) - 「西低地ドイツ語」(Westniederdeutsch)とも呼ぶ。EUから地域言語の地位を得ている。低地フランク語に属するオランダ語との方言連続体に属すると考えられている。
- シュレースヴィヒ語(Schleswigisch) - シュレースヴィヒ、フレンスブルクなどで話される。
- ホルシュタイン語(Holsteinisch) - キール、リューベックなどで話される。
- ヴェストファーレン語(Westfälisch) - ハーメルン、ミュンスター、ドルトムントで話される。
- オランダ低ザクセン語(Nedersaksisch)※低ザクセン語諸方言のうち、オランダ領内で話されるもの。「低地フランク語」に属する狭義のオランダ語とは別区分。
- フローニン語(Gronings)
- オランダ低ザクセン語(Nedersaksisch)※低ザクセン語諸方言のうち、オランダ領内で話されるもの。「低地フランク語」に属する狭義のオランダ語とは別区分。
- オストファーレン語(Ostfälisch) - ハノーファー、ツェレ、ブラウンシュヴァイク、ヴォルフスブルク、リューネブルクなどで話される。発音に関してはハノーファー都市部の発音が最もドイツ語の標準語に近いとされる(舞台ドイツ語も参照)。
- 北低ザクセン語(Nordniedersächsisch) - ブレーメン、ハンブルクなどで話される。
- オストフリース語(Ostfriesisch)東フリースラント地方で話される低ザクセン語のことであり、東フリジア語とは異なる。
- 東低地ドイツ語(Ostniederdeutsch)
- フォアポンメルン語(Mecklenburgisch-Vorpommersch) - ロストック、シュヴェリーンなどで話される。
- 中部ポンメルン語(Mittelpommersch)
- 東ポンメルン語(Ostpommersch) - ポンメルン東部で話されていたが、1945年以降のドイツ人追放によりほぼ途絶えたが、ブラジルのエスピリトサント州のドイツ系人の間では話されている。
- ブランデンブルク語(Brandenburgisch, Märkisch-Brandenburgisch) - ブランデンブルク州北部・西部とザクセン=アンハルト州北部で話される。
- 低地プロイセン語(Niederpreußisch) - バルト語派の影響が指摘されている。1945年以降のドイツ人追放によりほぼ途絶えた。
- メノナイト低地ドイツ語(Plautdietsch) - 低地プロイセン語の一部とみられる。南アメリカやカナダなどに移民したメノナイトによって用いられている。
- 低地フランク語(Niederfränkisch) - 「低地フランコニア語」、「低地フランケン語」とも呼ばれる。
- 低ザクセン語(Niedersächsisch) - 「西低地ドイツ語」(Westniederdeutsch)とも呼ぶ。EUから地域言語の地位を得ている。低地フランク語に属するオランダ語との方言連続体に属すると考えられている。
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