人名訓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/29 02:05 UTC 版)
人名訓(じんめいくん)は、日本人の人名に用いられる漢字のうち、人名用に宛てられた常用漢字や人名用漢字の特殊な訓読を指す。名乗り訓(なのりくん)ともいう[1]。多くの漢字辞典では音読、訓読とは別で読みを記載している場合があり、また人名専用の漢字辞典も存在するが、読みに際して厳密な法規制はないため(あまりにも本来の意味から逸れたり、甚だしく人名に適さなかったりすると、役所職員らの判断で許可を出さないことがある)、その多くは字意を反映したものとなっているものの、半ば慣習的な宛字となっている。
- ^ 漢字の名乗り訓(名前に使われた漢字の訓読み)を調べるには
- ^ 「新」の名字例から。
- ^ 令制国に「和泉国」(いずみのくに)が大阪府中南部の沿岸地域周辺に存在したことに由来。
- ^ 愛媛県出身の元マラソンランナー・真木和がその代表例。
- ^ 「敵」の様に「適」からの類推・転用による字義・字訓で付与されたものもある。詳細は手持ちの辞書、インターネットサイト等を参照のこと。
- ^ なお、その場合は字音「トク」と混同して用いる場合がある。
- ^ IME人名辞書に搭載。
- ^ 字訓・字義的には「整」により近い。
- ^ 但し、辞書・書籍によっては明記の無いものもある。
- ^ ※現時点で「道」のみ特例とされている。なお、それ以外の字では別件での理由で人名訓に正式採用されたものがある。
- ^ 日本の音楽家(アレンジャー)・桜庭統が代表例。
- 1 人名訓とは
- 2 人名訓の概要
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