京都市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/08 12:07 UTC 版)
地理
京都府の南部に位置する内陸都市で、市内を賀茂川(途中で高野川と合流して鴨川と名前を変える)、桂川、宇治川などが流れる。政令指定都市および日本の百万都市では唯一、盆地に位置している。森林が市域の4分の3を占め[5]、市内には日本で最も高い木が生える[6]。
平安京の名残で街路が東西南北に直交する碁盤の目状の街並みが特徴である。北から南にかけて一条通から十条通が東西方向に走っている。市内中心部は四条通付近である。四条河原町(四条通と河原町通の交差点付近)は市内で最大の繁華街であり、歓楽街の祇園やビジネス街の四条烏丸と隣接している。四条通一帯は「田の字地区」と呼ばれ、概ね中心市街地にあたる。西日本屈指のターミナル駅である京都駅は市街地南部の七条通と八条通の間に位置しており、四条河原町や四条烏丸などの市内中心部からは離れている。金閣寺や清水寺などの観光地は中心市街地の外縁部に点在していることが多い。景観保護の観点から建物の高さや看板広告などに規制が設けられているが、観光名所から一歩出ると看板と高さ以外は他地域と大差ないコンクリートビルが立ち並ぶエリアが多い。
高さ規制により大都市でありながらタワーマンションは存在しないが、高さ制限により住宅戸数が制限されていることやオーバーツーリズムを引き起こすほどの観光客の増加により、利便性が高い中心部は地価が上昇し、ファミリー層の転出要因の一つであると指摘されている[7]。2021年には人口減少数が全国ワーストを記録した[8]。そのため京都市は一部地域で高さ制限を緩和する等の対策を打っている[9]。
滋賀県の県庁所在地である大津市に隣接しており、都道府県庁間は京都府と滋賀県が全国で最も短い[10]。琵琶湖線(東海道本線)の京都駅と大津駅は2駅10分の近さであり、京都市外から市内への通勤者は大津市が最も多い。
地形
山岳
- 主な山
河川
- 主な川
湖沼
- 主な池
気候
京都市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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雨温図(説明) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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京都盆地(山城盆地)に位置しているため、太平洋側気候、日本海側気候、瀬戸内海式気候、内陸性気候のそれぞれを併せ持ち、夏と冬、昼と夜とで温度差が大きい。「京の底冷え」と言われるように冬の寒さは厳しい印象があるが、主要都市や関西の中でも取り立てて低温ではなく、京都地方気象台(中京区西ノ京笠殿町)のある中心街はヒートアイランド現象が顕著になり、かつてのような底冷えにはならない。最寒月(1月)の平均気温は4.8℃、平年最低気温は1.5℃であり、関西では大阪市、神戸市、和歌山市よりは低いものの、奈良市や大津市よりは高い。ただし市内でも郊外は中心部に比べて寒さは厳しく、特に同じ盆地内でも北の方ほど寒く、市内中心部では降雪がなくても左京区の岩倉や大原、北区の原谷などでは積雪や氷点下となっていることがある。北部の山間部(旧京北町など)は日本海側気候の影響もあり、冬季の1.0mm以上の降水日数が京都市街地の2倍以上となり、雪の日も市街地より多くて寒さが厳しい。市街地では積雪しても数cm程度のことが多い。2015年元日から1月3日にかけては大雪に見舞われ、61年ぶりとなる22cmの積雪を記録した。市中心部より南にある伏見区ではさらに雪が少ない。夏は暑さが大変厳しい。特に日中の気温が非常に上がり易く、39℃台の記録も多数ある。2018年7月19日には過去最高気温に並ぶ39.8℃を記録した。熱帯夜日数は27.2日となっており、名古屋市(25.6日)より若干多いが大阪市(41.5日)や神戸市(46.8日)よりは少ない。
同じ京都市内といえども、北部の山間部と南部の市街地では分けて考える必要がある。市街地に限れば、年間を通して大阪市よりやや気温が低く雨量は多く、名古屋市とは気温は同程度で雨量はやや少ない、という程度の気候である。ただ、市街地(市中心部)も丹波高地の影響を受けて太平洋側気候と日本海側気候の境目で他の近畿地方の主要都市よりも不安定で、夏は大気の不安定さや湿った空気、冬は日本海からの雨雲や雪雲などで曇りがちで、特に夏場は瀬戸内海からの風と伊勢湾からの風、若狭湾からの風がぶつかる影響で頻繁に夕立になる事が多い。京都人はこれらの夕立を「丹波太郎」「山城治郎」と呼んでいる。京都の夏季(5、6、7、8、9月)における平均雷日数は15.9日で、奈良の17.2日や豊岡(兵庫県)の16.9日と比べると少ないものの、彦根(滋賀県)の14.6日より多い。
京都市(京都地方気象台)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 19.9 (67.8) |
22.9 (73.2) |
25.7 (78.3) |
30.7 (87.3) |
34.9 (94.8) |
37.2 (99) |
39.8 (103.6) |
39.8 (103.6) |
38.1 (100.6) |
33.6 (92.5) |
26.9 (80.4) |
22.8 (73) |
39.8 (103.6) |
平均最高気温 °C (°F) | 9.1 (48.4) |
10.0 (50) |
14.1 (57.4) |
20.1 (68.2) |
25.1 (77.2) |
28.1 (82.6) |
32.0 (89.6) |
33.7 (92.7) |
29.2 (84.6) |
23.4 (74.1) |
17.3 (63.1) |
11.6 (52.9) |
21.1 (70) |
日平均気温 °C (°F) | 4.8 (40.6) |
5.4 (41.7) |
8.8 (47.8) |
14.4 (57.9) |
19.5 (67.1) |
23.3 (73.9) |
27.3 (81.1) |
28.5 (83.3) |
24.4 (75.9) |
18.4 (65.1) |
12.5 (54.5) |
7.2 (45) |
16.2 (61.2) |
平均最低気温 °C (°F) | 1.5 (34.7) |
1.6 (34.9) |
4.3 (39.7) |
9.2 (48.6) |
14.5 (58.1) |
19.2 (66.6) |
23.6 (74.5) |
24.7 (76.5) |
20.7 (69.3) |
14.4 (57.9) |
8.4 (47.1) |
3.5 (38.3) |
12.1 (53.8) |
最低気温記録 °C (°F) | −11.9 (10.6) |
−11.6 (11.1) |
−8.2 (17.2) |
−4.4 (24.1) |
−0.3 (31.5) |
4.9 (40.8) |
10.6 (51.1) |
11.8 (53.2) |
7.8 (46) |
0.2 (32.4) |
−4.4 (24.1) |
−9.4 (15.1) |
−11.9 (10.6) |
降水量 mm (inch) | 53.3 (2.098) |
65.1 (2.563) |
106.2 (4.181) |
117.0 (4.606) |
151.4 (5.961) |
199.7 (7.862) |
223.6 (8.803) |
153.8 (6.055) |
178.5 (7.028) |
143.2 (5.638) |
73.9 (2.909) |
57.3 (2.256) |
1,522.9 (59.957) |
降雪量 cm (inch) | 5 (2) |
7 (2.8) |
1 (0.4) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
2 (0.8) |
15 (5.9) |
平均降水日数 (≥1.0mm) | 6.4 | 7.3 | 9.5 | 9.4 | 9.7 | 11.5 | 11.6 | 8.3 | 9.8 | 8.2 | 6.3 | 6.6 | 104.6 |
平均降雪日数 (≥0cm) | 16.3 | 14.2 | 6.8 | 0.4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6.9 | 44.5 |
% 湿度 | 67 | 65 | 61 | 59 | 60 | 66 | 69 | 66 | 67 | 68 | 68 | 68 | 65 |
平均月間日照時間 | 123.5 | 122.2 | 155.4 | 177.3 | 182.4 | 133.1 | 142.7 | 182.7 | 142.7 | 156.0 | 140.7 | 134.4 | 1,794.1 |
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年[11]、極値:1880年-現在[12]) |
京北の気候 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
降水量 mm (inch) | 102.3 (4.028) |
98.8 (3.89) |
117.5 (4.626) |
107.6 (4.236) |
140.8 (5.543) |
176.1 (6.933) |
218.8 (8.614) |
162.6 (6.402) |
197.1 (7.76) |
147.6 (5.811) |
86.1 (3.39) |
93.1 (3.665) |
1,648.2 (64.89) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 15.3 | 14.7 | 13.7 | 11.5 | 10.9 | 12.1 | 12.6 | 9.2 | 11.1 | 10.2 | 10.2 | 13.4 | 144.9 |
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年)[13] |
地域
年 | 面積 | 編入地域 |
---|---|---|
1889年 | 29.77km2 | |
1902年 | 31.28km2 | 葛野郡の一部 |
1918年 | 60.43km2 | 葛野郡・愛宕郡・紀伊郡の一部 |
1931年 | 288.65km2 | 伏見市・紀伊郡と葛野郡・宇治郡の一部 |
1948年 | 325.31km2 | 葛野郡 |
1949年 | 535.16km2 | 愛宕郡 |
1950年 | 549.79km2 | 乙訓郡の一部 |
1957年 | 577.56km2 | 北桑田郡・久世郡の一部 |
1959年 | 606.67km2 | 乙訓郡の一部 |
2005年 | 827.90km2 | 北桑田郡京北町 |
2014年 | 827.83km2 | (地図電子化により面積改訂) |
- 地域名
平安京は、平安中期の漢文学においてしばしば「洛陽」「長安城」「洛城」として現れる。いずれも「平安城」に代わる文学上の雅称と考えられる。のちに唐が西の長安を首都、東の洛陽を副都としたのを意識し、朱雀大路の西(右京)を長安、東(左京)を洛陽と称したとする認識が生まれた[* 4]。その後、低湿地であった右京南部が寂れ、市街地が左京に偏っていっため、洛陽すなわち「洛」が京都の代名詞となっていった。
たとえば、近世に多く描かれた屏風絵に京都の中心部と郊外を表した「洛中洛外図」というものがある。現在でも京都市内の地域名として以下のようなものがある。行政や観光ガイドでもよく使われるが厳密な区分はない。
上記が大まかな地域名であるのに対して、行政区よりも細かい地域単位として、明治時代に導入された小学校区(学区)による地域名も、生活に密着した地域単位として使われる(詳細は京都の元学区を参照のこと)。
政令指定都市では唯一「住居表示に関する法律」[* 5]に基づく住居表示を採用しておらず[15]、市中心部の町では近世からの形と名称が継承されており、周縁部においては京都市への編入前の旧町村名や大字・小字が町名に用いられている[16](例:旧田中村字門前→左京区田中門前町)。
詳細は
を参照のこと。
また、明治中期の市制施行時から京都市内であった町名を住所(所在地)として示す場合、行政区名と町名の間に通り名と方向表示を入れたものが公的な表記として用いられる[17](例:「中京区寺町通御池上る上本能寺前町488番地」)。近世からの姿を引き継ぐ市内中心部の町には同名の組み合わせが少なくない数あり、古くから用いられるこの通り名と方向表示による住所の表記により識別される。このように町名だけで場所を特定することが困難な市内中心部では町名が地名としては用いられず、交差する通りの名称を組み合わせた名称の交差点名が、周辺一帯の地名としても用いられる(例:「四条河原町」)。(→「#市内の街路」「京都市内の通り」を参照のこと)
行政区
京都市は11の行政区より構成される(地理的位置順)。 区名の読みと、設置年は以下の通り(自治体コード順)。京都市設置当初は上京区・下京区の2区だったが[* 6]、数度の分区や合併を経て1976年(昭和51年)に現在の11区が揃った。
コード | 区名 | 読み | 人口 (人) |
面積 (km2) |
人口密度 (人/km2) |
設立 |
---|---|---|---|---|---|---|
26102-5 | 上京区 | かみぎょうく | 83,041 | 7.03 | 11,812.38 | 1879年区制による |
26106-8 | 下京区 | しもぎょうく | 83,291 | 6.78 | 12,284.81 | 1879年区制による |
26103-3 | 左京区 | さきょうく | 163,713 | 246.77 | 663.42 | 1929年上京区から分区 |
26104-1 | 中京区 | なかぎょうく | 110,146 | 7.41 | 14,864.51 | 1929年上京区と下京区から分区 |
26105-0 | 東山区 | ひがしやまく | 35,232 | 7.48 | 4,710.16 | 1929年下京区から分区 |
26108-4 | 右京区 | うきょうく | 198,760 | 292.07 | 680.52 | 1931年葛野郡から |
26109-2 | 伏見区 | ふしみく | 271,255 | 61.68 | 4,397.78 | 1931年伏見市と紀伊郡などから |
26101-7 | 北区 | きたく | 114,785 | 94.88 | 1,209.79 | 1955年上京区から分区 |
26107-6 | 南区 | みなみく | 101,796 | 15.78 | 6,450.95 | 1955年下京区から分区 |
26110-6 | 山科区 | やましなく | 131,284 | 28.70 | 4,574.36 | 1976年東山区から分区 |
26111-4 | 西京区 | にしきょうく | 144,550 | 59.24 | 2,440.07 | 1976年右京区から分区 |
人口
年 | 人口(人) |
---|---|
1889年 | 279,165 |
1890年 | 288,867 |
1900年 | 371,600 |
1910年 | 470,033 |
1920年 | 591,323 |
1930年 | 765,142 |
1940年 | 1,089,726 |
1950年 | 1,101,854 |
1960年 | 1,284,818 |
1970年 | 1,419,165 |
1980年 | 1,473,065 |
1990年 | 1,461,103 |
2000年 | 1,467,785 |
2010年 | 1,474,015 |
2020年 | 1,463,723 |
2021年 | 1,453,956 |
2022年 | 1,448,964 |
2023年 | 1,443,486 |
京都市の人口は、国勢調査では1920年の第1回調査で神戸市に次ぐ全国4位になり、三都の一角、東京市・大阪市に次ぐ全国3位という状況は終焉を迎えた。神戸市とは同程度で推移するものの、名古屋市が台頭したため、戦前を通じて全国4位・5位という状況が続いた。1930年の第3回調査の後、1931年に大規模な市域拡張を実施して名古屋市を抜き返し、1932年に3番目の百万都市となったものの、1934年に4番目の百万都市となった名古屋市に1935年の第4回調査で再び抜き返されるという一幕もあった。
戦災被害が六大都市の中で最少だったことから、1945年11月の人口調査および1947年の第6回調査と1950年の第7回調査で全国3位になったが、それは一時的なものに過ぎず、1955年の第8回調査では名古屋市に次ぐ全国4位、1960年の第9回調査では横浜市に次ぐ全国5位になった。
他の大都市や一部の中小都市にみられるような、戦中・戦後における人口の急減・急増がなかったのが京都市の特徴であった。その後も1970年代から2010年代に至るまで、都市部にもかかわらず人口が147万人程度を推移し続け、人口の大きな増減がなかった。この間、1983年に札幌市、2011年に福岡市、2015年に川崎市に抜かれた。また、戦前は同程度で推移し、戦後は甚大な戦災被害による激減から回復してきた神戸市に1990年の第15回調査で抜かれ(翌1995年の第16回調査では、阪神・淡路大震災の影響もあり一時的に再逆転)、2000年代以降は抜き返せない状況にある。結果、全国9位にまで落ちたが、昼間人口では川崎市・神戸市を上回っている。
2015年の第20回調査から2020年の第21回調査の人口増減を見ると、0.8%減の1,463,723人であり、増減率は府下26市町村中7位。区別では最高が2.0%増の南区、最低が6.3%減の東山区。将来推計人口によれば、今後は減少し2045年に130万人を割り込むと予測されている[18]。2024年3月1日現在の人口は1,437,853人[19]。コロナ禍の2020年と2021年は2年連続で1年間に最も人口が減少した市となった[20]。
京都市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 京都市の年齢・男女別人口分布(2005年) | ||
■紫色 ― 京都市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | ||
京都市(に相当する地域)の人口の推移 | |||
総務省統計局 国勢調査より |
- 健康
隣接自治体
高島市 | ||||
南丹市 亀岡市 |
大津市 | |||
京都市 | ||||
高槻市 島本町 長岡京市 向日市 大山崎町 | 八幡市 久御山町 | 宇治市 |
注釈
- ^ 山科区と伏見区東部が山城国宇治郡、西京区大枝・大原野と南区久世(くぜ)・伏見区の一部が乙訓郡、伏見区淀が久世郡、淀のうち美豆が綴喜郡である。左京区広河原・花脊と右京区京北が丹波国桑田郡。
- ^ 2015年(平成27年)国勢調査を基準とした都市雇用圏
- ^ 市内に本部を置く大学は27にのぼり、また大学生・大学院生の人口に対する割合は約10%で、いずれも政令指定都市では最も高い(2015年国勢調査・学校基本調査)。
- ^ 「左京=洛陽、右京=長安」説の初出は今のところ、鎌倉末期に書かれた『拾芥抄』である。
- ^ 昭和37年5月10日法律第119号
- ^ 上京区と下京区は郡区町村編制法による基礎自治体(区)として成立したため、1889年(明治22年)の市制施行以前から存在する。
- ^ 1910年以前は戸籍簿及び寄留簿による各年12月末日時点の人口、1920年〜2020年は国勢調査による各年10月1日時点の人口、2021年以降は各年10月1日時点の推計人口
- ^ 明治5年12月2日までの西暦(新暦)表記は和暦(旧暦)を原資料とした換算である。
- ^ 旧暦の明治元年11月は、11月1日から11月30日(同月最終日)までであるから、新暦(グレゴリオ暦)では1868年12月14日から1869年1月12日までにあたる。旧暦11月の何日なのか特定できないので、新暦では年のレベルで特定ができない。
- ^ 旧暦の明治2年1月末を同月最終日である1月30日とした場合、新暦では1869年3月12日にあたる。
- ^ 令制国における山城国以外の地域(丹波国)を初めて市域とした。
- ^ 庁舎は伏見区内だが、管轄区域は引き続き山科区勧修寺地域。名称は「勧修寺地域の西隣」に由来。
- ^ 京都ブライトンホテルやホテル日航プリンセス京都では自社ホテル敷地内の井戸で地下水を汲み上げて使用している、伏見の料理旅館「清和荘」では料理に使うだけでなく伏見の酒造メーカーとタイアップして名水を使ったオリジナルの日本酒の製造もしている。
- ^ 髙島屋京都店では、トイレの洗浄水は地下水を汲み上げ使用している。
- ^ 総務省の市外局番の番号区画コードは八木町を除く南丹市、船井郡と同じ417である。
- ^ ボストン大学、ブラウン大学、シカゴ大学、コロンビア大学バーナード・カレッジ、コーネル大学、エモリー大学、ハーバード大学、ペンシルベニア大学、プリンストン大学、スタンフォード大学、ワシントン大学セントルイス、イェール大学、バージニア大学の13大学。
- ^ 向島線 向島駅-大川原間
- ^ 空谷橋停留所が西京区にある。
- ^ ただし、街路が市街地の途中で途切れたり別の通りと合流する(多くの場合は別の名称になる)場合や、必ずしも直線ではない場合もある。また、ごく一部に東西・南北の方向ではない(斜め方向の)街路(例:後院通)や、同じ街路であるにも関わらず一部区間だけ違う呼称を用いる(例:大和大路通の縄手通)事例もある。
- ^ 現在、公的な書類ではひらがなの送り仮名しか認められていないが、伝統的にはカタカナで「上ル・下ル」と表記するのが通例であり、現在でも広く用いられている。なお、いずれの場合も「上ガル」「下ガル」「上がる」「下がる」とは表記しない。
- ^ 1889年(明治22年)の市制施行時から市域であった場所でも、一部に「祇園町北側」や「本町○○丁目」など、通り名による表記を付さない町もある。
出典
- ^ “へいあんきょう【平安京】 | へ | 辞典”. 学研キッズネット. 2024年4月5日閲覧。
- ^ “京都都市圏自治体ネットワーク”. 2023年4月9日閲覧。
- ^ “文化庁及び文化関係独立行政法人京都移転の提案” (2016年1月). 2023年4月9日閲覧。[1]、[2]。
- ^ 「【始動 文化庁 京都へ】<中>「文化首都」発信へ期待…茶道・華道・食が集積 連携カギ」『読売新聞オンライン』、2023年3月17日。オリジナルの2023年3月21日時点におけるアーカイブ。
- ^ “京都市”. イクレイ日本. 2017年11月28日閲覧。
- ^ “京都の杉が高さ日本一 62.3メートルと確認”. 日本経済新聞. (2017年11月28日)
- ^ 日本放送協会 (2022年10月18日). “京都市 国内有数の観光地が人口減少数2年連続最多 なぜ?対策は? | NHK | ビジネス特集”. NHKニュース. 2024年2月16日閲覧。
- ^ 日本放送協会 (2022年10月18日). “京都市 国内有数の観光地が人口減少数2年連続最多 なぜ?対策は? | NHK | ビジネス特集”. NHKニュース. 2024年2月16日閲覧。
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- ^ “都道府県庁間の距離”. 国土地理院. 2019年2月22日閲覧。
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- ^ “観測史上1~10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2023年4月24日閲覧。
- ^ “平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2023年4月24日閲覧。
- ^ a b “京都市統計ポータル/推計人口 時系列データ”. 2023年7月1日閲覧。
- ^ “町名証明書”. 京都市情報館 (2020年3月31日). 2022年10月13日閲覧。
- ^ 今尾恵介『住所と地名の研究』新潮社、2004年、92頁。ISBN 4-10-603535-9。
- ^ 京都市 編『京都市 地名・町名の沿革』1994年、95頁。
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