久世星佳 略歴

久世星佳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 03:26 UTC 版)

略歴

1981年、69期生として宝塚音楽学校入学。

1983年、宝塚歌劇団入団。月組公演「春の踊り-南蛮花更紗-ムーンライト・ロマンス」で初舞台を踏み、後に麻路、若央と一緒に月組に配属される。年度賞の努力賞を1989年から四年連続で受賞。

1989年「天使の微笑・悪魔の涙」にて、最初で最後の新人公演主演[注 1]。1990年宝塚バウホール初主演作「BLUFF-復讐のシナリオ-」で、天海祐希に次ぐポジションとなる。

涼風真世のトップ時代は主に敵役・ライバルとして芝居部分の役割を担う。1992年の大劇場公演「PUCK」の狡猾な令息ダニー、1993年にはブロードウェイミュージカルグランドホテル」主演級の男爵を演じた。

天海のトップ就任後は二番手で活動。1994年に「風と共に去りぬ」ではアシュレ(月組)、バトラー(雪組特出)の2役を経験。1995年の天海のサヨナラ公演となった「ME AND MY GIRL」では1987年再演時の新人公演で演じたジョン卿を演じた。

同年、天海の退団を受け月組トップスターに就任。相手役は風花舞

宝塚大劇場でのトップ披露公演に先立ち、中日劇場の「ME AND MY GIRL」が実質トップ初仕事となった。なお、久世はビル(主役・この中日公演)・ジョン卿(1987年再演の新人公演・1995年3度目の本公演)・ジェラルド(1987年初演の新人公演)と「ME AND MY GIRL」で在団中主要な男役を三つ演じたことになる。

1996年の宝塚大劇場公演、「CAN-CAN」(トップお披露目)、「チェーザレ・ボルジア」に出演。同年のバウホール公演「銀ちゃんの恋」の倉岡銀四郎(銀ちゃん)を演じた。翌1997年、「バロンの末裔グランド・ベル・フォリー」を最後に退団。

退団後は、主に舞台で活動。テレビドラマ・ラジオ出演も多数。


注釈

  1. ^ なお、新人公演主演を1回しか経験せずにトップスターになった生徒は久世のほか真琴つばさ瀬奈じゅん大空祐飛紅ゆずるがいる。
  2. ^ タイトル中「ゲームの」に二重取り消し線が入るのが正式表記。

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