ランボルギーニ・ガヤルド 販売経緯

ランボルギーニ・ガヤルド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/11 06:21 UTC 版)

販売経緯

  • 2003年 - ジュネーブショーで発表。同年からクーペが日本でも発売された。
  • 2005年10月 - オープンモデルの「スパイダー」を追加。
  • 2007年3月 - ジュネーブショーでガヤルドをベースに車体を軽量化した「スーパーレジェーラ」を発表。
  • 2008年3月 - マイナーチェンジ。ジュネーブショーで発表。ヘッドライトユニットが若干小さくなり、リア周りはムルシエラゴに似たデザインに変更された。型式も「LP560-4」と改められる。
  • 2010年6月 - 同年3月のジュネーブモーターショーで発表した「LP570-4 スーパーレジェーラ」を日本国内で販売開始した。価格は、6速セミAT・eギア、6速MTともに2,913万2,250円。

レース用車両

LP520 GT3
初期型のベースグレードをベースに開発したFIA GT3クラスのレース専用モデル。
LP560 GT3
ドイツのチューニングメーカー、ライターエンジニアリングがガヤルドLP560-4をベースに開発したFIA GT3クラスのレース専用モデル。5.2リッターV10エンジンはGT3用に改良され、カーボンファイバーで覆われた軽量アルミニウムのシャシーによって、車重は約1,190kgまで抑えられている[14]。GT3をベースにしたLP560 GT2もある。
LP600 GT3
ドイツのチューニングメーカー、ライターエンジニアリングが開発したFIA GT3クラスのレース専用モデル。エンジンのパワーが向上したほか、耐久性向上のため、よりシンプルなギアボックスが採用され、空力も改善した[15]
LP600+ GT3
LP600+ GT3(2012年度)
ドイツのチューニングメーカー、ライターエンジニアリングが開発したFIA GT3クラスのレース専用モデル。2012年のFIA GT1世界選手権にライターエンジニアリングのチームから参戦した。
FL2
FL2(2014年度)
ライターエンジニリングが開発した2013年型をベースにしたLP600+の後継マシン。
GT3エクステンソ(GT3 R-EX)
ライターエンジニアリングが開発したFL2の後継マシン。
RG-3
RG-3(2011年度)
LP520 GT3をベースに、SUPER GT GT300クラスの規定に合わせ作り直されたワンオフマシン。JLOCによって開発され、2007年より参戦を開始、開幕戦では2台持ち込んだ。
2009年の第6戦鈴鹿において10位で初入賞[16]。同年の第7戦富士において「No.88 triple a ガイヤルド RG-3」がポールポジションを獲得した[17]

注釈

  1. ^ ただしディアブロのように、エンジンを前後逆に配置し、トランスミッションを室内センタートンネルに位置させる方法は取られていない
  2. ^ このフレーム構造はムルシエラゴでは採用されなかった。
  3. ^ フェラーリ・458イタリアの全高は1,210 mm。12気筒モデルのムルシエラゴの全高は1,130 mm。

出典

  1. ^ Lamborghini Gallardo production ends on No. 14,022 autoblog 2013年11月26日
  2. ^ 「ランボルギーニ・ガヤルド」に250台のスペシャルエディション”. webCG (2005年7月21日). 2019年1月18日閲覧。
  3. ^ 黒いランボルギーニ ガヤルド 世界限定185台”. Response (2006年9月22日). 2019年1月20日閲覧。
  4. ^ Response2004年5月16日 ランボルギーニ・ガヤルドのパトカー出動!!
  5. ^ “ランボ上陸45周年を祝う10台限りの特別なガヤルド”. ROSSO (ネコ・パブリッシング): 22-23. (2012-08). 
  6. ^ ENGINE 限定250台の後輪駆動ランボ、ガヤルドLP550試乗記
  7. ^ ランボルギーニ・ガヤルドLP550-2(MR/6AT)【試乗記】快楽のランボルギーニ”. webCG (2010年12月6日). 2019年1月18日閲覧。
  8. ^ 小林隆 (2011年6月30日). “ランボルギーニ、イタリア統一150周年を記念した「ガヤルド LP550-2 トリコローレ」発売”. Car Watch. Impress. 2019年1月18日閲覧。
  9. ^ a b より軽やかにより鮮やかに、ガヤルドのニューモデル”. OPENERS (2012年9月27日). 2019年1月15日閲覧。
  10. ^ “サンタアガタ、第2の衝撃波”. ROSSO (ネコ・パブリッシング): 32-35. (2013-07). 
  11. ^ ランボルギーニ、50周年記念限定車を日本初披露”. webCG (2013年7月17日). 2019年2月5日閲覧。
  12. ^ ランボの「ガヤルド」に新たなトップモデル【フランクフルトショー2013】”. webcg.net (2013年8月1日). 2021年9月15日閲覧。
  13. ^ Response2008年10月25日 史上最速のパトカー、イタリア警察に配備完了!!
  14. ^ GT3用の新型ランボルギーニ・ガヤルドLP560 GT3が登場”. auto blog (2009年7月23日). 2018年12月15日閲覧。
  15. ^ Stephen Dobie (2012年1月3日). “New Lamborghini Gallardo LP600 GT3 racing car”. evo. 2018年12月15日閲覧。
  16. ^ 2009 AUTOBACS SUPER GT Round 6: Pokka GT Summer Special”. SUPERGT.net (2009年8月23日). 2018年12月15日閲覧。
  17. ^ 2009 AUTOBACS SUPER GT Round 7: Fuji GT 300km Race”. SUPERGT.net (2009年9月12日). 2018年12月15日閲覧。


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